つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

はるいち(春一番)

2013-02-25 15:57:22 | ジャズ

 二月中旬、冬型の気圧配置が緩み、低気圧が日本付近を通る。
 日本海を発達しながら進めば、逆に南方から暖かい強風が吹きこむ。
 これが《春一番》。通称「はるいち」。

 山では雪をとかし、雪崩や融雪洪水を引き起こす。

 春一番は気象用語ではなく漁師言葉。春一番の目安は”立春から春分までの間、日本海
 低気圧に向けて南寄りの8m前後以上の風が吹き、前日より気温があがること”(気象庁)
 とある。

 ただし、春一番が早くても「春が早い」という目安にはならない。
 この時期は一進一退を繰り返す季節で、「冴え返る」「凍て返る」という早春の言葉が
 控えている。

 四国で2月21日、南九州で同22日、北九州・東海で同23日、関東で同26日となっていて、
 「春三番」を過ぎて春本番となるのだそう・・・



  今日聴いたジャズ・・・


  GRUNTZ-LANG-SALUZZI・・・「TRIO TAGE」


  本作は、スイスの二人のピアニスト、ジョルジュ・グルンツとティエリー・ラング、それに
  バンドネオン奏者、ディノ・サルーシが繰り広げるクオリティの高い作品。

  ジョルジュ・グルンツは、古くはフィルウッズとの共演で知られ、TCBの本拠地スイスが誇る
  ピアニスト。ティエリー・ラングも、深く濃厚なリリシズムあふれる音色を奏でるピアニストと
  してファンが多い。ディノ・サルーシは、タンゴ、民族音楽、そしてジャズなどに代表される
  アカデミックな音楽によって演奏家としての才能が開花され、豊かな経歴の中のさまざまな場面で
  影響を与えてきた。。


  全9曲、三人のオリジナルで構成されている。

  ディノ・サルーシ(1、5、6)、ティエリー・ラング(2、3、7、9)、ジョルジュ・グルンツ(4、8)

  この中で唯一、知っていたのはラストの「NAN」のみ。ティエリー・ラングのアルバムタイトルにもなっている。
  ラングの抒情味のあるピアノに、途中、サルーシのバンドネオンが少しだけ加わっている。

  2台のピアノ、バンドネオン・・という珍しい編成・・個人的にはティエリー・ラングのピアノを聴きたくて
  購入してみたけれど、三人の素晴らしい演奏を聴くことが出来て、良い作品に出会ったと思う。


1・MILONGA DEL DUSENTE・・・2・CONTIGO・・・3・ANGEL’S FLY・・・4・VIVALDI・・・
5・I LOVE MY BROTHER TILL THE END・・・6・FRAGMENTO・・・7・A STAR TO MY FATHER・・・
8・INTERMEZZO 5/13・・・9・NAN・・・



   GEORGE GRUNTZ(p)
   THIERRY LANG(p)
   DINO SALUZZI(bandoneon)


   2002年10月31日録音・・・

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3 コメント

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追記 (soul_mind)
2013-02-25 18:47:42

 「A STAR TO MY FATHER」はアルバム”NAN”に
 「ANGELS FLY」は”THIERY LANG”に収録されていました。

久しく聴いていなかったもので、忘れていました。
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こんばんわ☆ (まりりん)
2013-02-25 19:12:16
ソウルさんこんばんわ
電話ありがとう
とっても嬉しかったわ・・^^

テイリー・ラングはほんといいよねえ・・
わたしも彼のアルバムをよく聴くよ。。

きょうのジャズはとても興味深い内容で
よさそうね

じゃ明日は楽しんできてね
寒さ対策万全にね

*メール送ったけど帰ってくるのよ・・
どうしたらいいかな・・?
そうだ・・はがきにアドレス書いてだそうかな・・
テキストリームで見れたわ
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お久しぶり~ (soul_mind)
2013-02-25 23:00:06

 声を聞いたのいつぶりだったかなあ?
 元気そうで何よりよ~

 ティエリー・ラングはソロもトリオもいいよねえ

 今日のもね、ちょっと変わった感じでいいよ・・・

 そうそう、明日を待ちわびていたの

 楽しみだわあ~
 きっと素晴らしいと思うよ

 アドレスお願いね。。
 テキストリューム見れた?

 あれ、私が入れたのよ~

 たまに、何か書いて入れとくね・・
 じゃ、明日、行ってきま~す
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