つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

柳舞い

2015-03-19 11:38:36 | ジャズ


  春の訪れを乱暴に告げる春雷は、夏の入道雲が鳴らすものと違って、

  悪天の時に轟くことが多いそうです。

  初雷が啓蟄のころに多いことから、「虫出しの雷」ともいいます。

  初雷の合図を待っていたかのように緑の芽を吹きだすのが枝垂柳。

  桜はまだつぼみのまま。

  紀伊半島や四国南部では2月末に発芽し、大阪、名古屋、東京が3月10日前後。

  長野や東北地方南部はやや遅れて4月上旬です・・・・




   今日聴いたジャズ・・・


  JACINTHA・・・「THE GIRL FROM BOSSA NOVA」



  本作は、シンガポールを拠点に活動を続けるヴォーカリスト、ジャシンタのリーダー作。ボサノヴァ・アルバム。


  メンバーには、ジャシンタのアルバムでもお馴染みの、ビル・カンリフ(p、arr)、ハリー・アレン(ts)、

 
  を初めとして、パーカッション、ベース、ドラム、ギターが、よいサポートをしている。


  全10曲、ボサノヴァの作品では馴染み深いナンバーで構成されている。


  ジャシンタの他の作品でも感じるように、淡々として穏やかな気負いのない曲調のものが多い。


  ジャシンタらしいボサノヴァ・アルバムといえる。


  その淡々とした中にも味わい深いサポート陣のプレイが光る。特に好きなのは、”コルコバード”、”ONCE I LOVED”。。


  ここでは、ハリー・アレンが全面に出ていてジャシンタのヴォーカルとよく合っている。



1・O GRANSO・・・2・SO DANSO SAMBA・・・3・DINDI・・・4・ONCE I LOVED・・・5・DESAFINADO・・・6・SO NICE
7・波・・・8・HOW INSENSITIVE・・・9・CORCOVADO・・・10・三月の水・・・



    JACINTHA(vo)
    BILL CUNLIFFE(p、arr)
    HARRY ALLEN(ts)
    PAULINHO DA COSTA(perc)
    JOHN PISANO(g)
    DAREK OLEZKIEWICZ(b)
    TIM PLEASANT(ds)




     2004年2月19、20日録音・・・


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