つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

charlie rouse/ bossa nova bacchanal

2016-04-06 16:44:36 | ジャズ




               アネモネ


       地中海原産   花名はギリシャ語で「風」を意味する ”ANEMOS”からつきました


       ギリシャ神話中に、美少年アドニスが流した血よりこの植物が生まれたとする伝説があります


       別名: ボタンイチゲ(牡丹一華) ハナイチゲ(花一華)  ベニバナオキナグサ(紅花翁草)




             今日聴いたジャズ・・・



       CHARLIE ROUSE・・・「BOSSA NOVA BACCHANAL」




       1924年ワシントンDC生まれのテナーサックス奏者、チャーリー・ラウズのリーダー作。


       ラウズは、1959年から1970年の間、セロニアス・モンク・カルテットに在籍し、モンクから寵愛を受けたことでも知られている。


       本作は、ラウズがブルーノートに吹き込んだ唯一の作品。


       全7曲中、馴染みのある曲は、ルイス・ボンファの「オルフェのサンバ」くらいで、ほかは、あまり知られていない曲を取り上げている


       ところも注目すべき点だと思う。 


       タイトルになっている「BACCHANAL」とは、”歌と踊りと、どんちゃん騒ぎに明け暮れる古代ローマの祭り”ということらしい。



       メンバーには、ケニー・バレルを初めとして、ラウズが本作を制作するにあたって、ぴったりのミュージシャンを起用していると思う。



1・BACK TO THE TROPICS・・・2・ACONTECEU・・・3・VELHOS・・・4・SAMBA DE ORFEU・・・5・UN DIA・・・6・MECI BON DIEU
7・IN MARTINIQUE・・・



              チャーリー・ラウズ(ts)
              ケニー・バレル(g)
              チャンシー・ロード・ウェストブルック(g)
              ローレンス・ゲイルス(b)
              ウィリー・ボボ(ds)
              パタート・ヴァルデス(conga)
              ガーヴィン・マッソー(chekee)


              1962年11月26日録音




              アネモネ


           アネモネやきらきらきらと窓に海   (草間 時彦)