細い茎の先にひらひらとした蝶形の花を一つつけ、甘く香ります。シフォンにドレープを寄せて作ったような花は
とてもロマンティック。20世紀初め、イギリス国王の戴冠式に使われ、一躍、世界じゅうの女性の視線を集めるように
なりました。ほかの花と合わせるより、スイートピーだけでブーケを作るほうが断然すてきです・・・
マメ科
原産地: 地中海沿岸
花言葉: 私を覚えていて
今日聴いたジャズ・・・
PAUL CHAMBERS・・・「BASS ON TOP」
本作は、1935年生まれ、ブルーノート・レーベルを代表するベーシスト、ポール・チェンバースのリーダー・アルバム。
また、本盤は彼の代表作であるばかりでなく、ジャズ・ベース史上における記念碑的作品と言われている。
ポール・チェンバース(b)、ケニー・バレル(g)、ハンク・ジョーンズ(p)、アート・テイラー(ds)という名人4人
が綴る6曲が収められている。
チェンバースの弓弾きのソロも聴きどころだし、ギター、ピアノ、ドラムス、それぞれのソロも素晴らしい。
中でも、ギターをフィーチャーしているかのようなフレーズが多い。
「YOU’D BE SO NICE TO COME HOME TO」での、3:15あたりからの、バレルのギター・・4:40あたりからの
ハンク・ジョーンズのピアノも印象的。1、4でのドラムソロもアルバムに華を添えている。
ポール・チェンバースは録音当時、22歳という若さ。
しかも驚くことに、1500番台と4000番台、あわせて約500枚の中で、ベーシストのリーダー作はたったの3枚だけ。
それもその3枚全部はポール・チェンバースのリーダー作というから、50年代、60年代、多くのベーシストがブルーノートに
出入りしたにもかかわらず、リーダー作を録音することが出来たのはチェンバースだけ・・・実に驚くばかり。。。
どの曲も聴きどころが多いけれど、やはり、個人的にも”懐かしのストックホルム”は、ここのヴァージョンが一番いい。
チェンバースはサイドメンとしてのアルバムも多く、休む暇なくベースを弾き続けていたのでないかと思う。
69年に33歳の若さで亡くなってしまったのも、体を酷使したせいなのではないだろうか?とさえ、思ってしまう。
1・YESTERDAYS・・・2・YOU’D BE SO NICE TO COME HOME TO・・・3・CHANSIN’THE BIRD・・・4・懐かしのストックホルム・・
5・THE THEME・・・6・CONFESSIN’・・・
PAUL CHAMBERS(b)
HANK JONES(p)
KENNY BURRELL(g)
ART TAYLOR(ds)
1957年7月14日、録音・・・