別名ディディスカス。ブルーレースフラワーとは国内の種苗会社によってつけられた名前ですが、大正時代に日本に紹介された
ときは ”ソライロレースソウ ”。小さな青い小花が傘状に集まって咲く様子は、はかなげな雰囲気。
茎もしなやかで、アレンジメントの材料としても魅力的です。
淡いピンクや白の品種もあります・・・
セリ科
原産地: ヨーロッパ
花言葉: 慎み深い人
今日聴いたジャズ・・・
DIANA PANTON・・・「TO BRAZIL WITH LOVE」
(フェリシダージ~ わたしが愛したブラジル)
本作は、カナダの歌姫、ダイアナ・パントンのリーダー・アルバム。
”パリ大学でフランス文学の学位を取得した”才媛だけあって、本作は英語とフランス語で歌っている。
また、サポート陣が素晴らしく、アルバム全体を、パントンの歌唱をより魅力的なものにしている。
アルバム 「PINK」でもサポートしていた、レグ・シュワガー(g)、ドン・トンプソン(b、p、vib)はここでも参加しており、
他に、マニーニョ・コスタ(vo、perc、ds)、ビル・マックバーニー(fl)、キキ・ミスミ(cello)、シラス・シルヴァ(ds、perc)
が加わっている。
ダイアナ・パントンの歌唱は、シュガーヴォイスといわれるように、囁きかけるような可愛らしくときにはアンニュイな趣で、
穏やかな世界に誘ってくれる。
全14曲、ボサノヴァのアルバムではお馴染みの曲も多い中、冒頭の、クロード・ルルーシュ監督作のフランス映画 『男と女』の中
で歌われていた ”サンバ・サラヴァ”や スタンダード・ナンバーの ”夜は千の目を持つ”また、ビートルズ・ナンバーの
”アンド・アイ・ラヴ・ヒム”なども採りあげている。
本作では唯一、ドン・トンプソン作曲のオリジナル曲でダイアナ・パントンが作詞している ”イズ・イット・リアリー・ユー?”
が、憂いを含んだ曲で、とてもいい。
1・サンバ・サラヴァ・・・2・ディス・ハッピー・マッドネス・・・3・ザ・テレフォン・ソング・・・4・黒いオルフェ・・・
5・ソー・ナイス・・・6・イズ・イット・レアリー・ユー?・・・7・夜は千の目を持つ・・・8・わたしの島で・・・
9・フェリシダージ・・・10・あなたを愛してしまう・・・11・ドリーマー・・・12・アンド・アイ・ラヴ・ヒム・・・
13・小鳥のように・・・14・残されし恋には・・・
2010年8月 トロントにて録音・・・