気持ちよく枝を伸ばした先に、細かくちじれたような花をたっぷりつける落葉高木。木の幹は白くなめらかで、木登りじょうずの
サルも足をすべらすほどだというのが名前の由来。
また、6~9月と花期がひじょうに長いことから、「百日紅」の字があてはめられた。赤、白、濃いピンクの花色がぬけるような
青空によく映え、いかにも夏らしい風景を見せてくれる・・・
ミソハギ科
英名:CRAP MYRTLE
別名:ひゃくじつこう
花言葉:雄弁
今日聴いたジャズ・・・
DOMINICK FARINACCI・・・「LOVERS、TALES & DANCES」
本作は、ウィントン・マルサリスに見いだされた実力派トランペット奏者、ドミニク・ファリナッチのKOCH移籍第一弾にあたる作品。
全12曲、選曲も多種多彩で、アストル・ピアソラの代表曲2、今やボサノヴァの名曲として知られる3、イヴァン・リンスの9、
そしてジム・ホール&ジェフ・キーザーも演奏していた坂本龍一の名曲10、オーネット・コールマンの11など、美しいメロディを
ふんだんに取り上げている。4&8はファリナッチのオリジナル。
メンバーがまた凄い!ジョー・ロヴァーノ(ts)、ケニー・バロン(p)、ジェームス・ジナス(b)、ルイス・ナッシュ(ds)、
JAMEY HADDAD(perc)、ギリェルメ・モンティロ(g)、マーク・ジョンソン(b)、ジョー・ロック(vibs)それに、ストリングスが
3曲(1、6、12)に入っている。
3の「ESTATE」では、ヒラリー・コールのヴォーカルがアルバムに華を添えていて、またサポート陣のプレイがしみじみとしている。
全体的に、まろやかで聴きやすい作品ながら、これだけのベテランによる演奏なので、芯の通った味わい深い一枚に仕上がっている。
4、8、10ではファリナッチのフリューゲルホーンも聴きどころ。
1・DONT’T EXPLAIN・・・2・LIBERTANGO・・・3・ESTATE・・・4・VISION・・・5・NE ME QUITTE PAS・・・6・E LUCEVAN
LE STELLE・・・7・ERHEN DIADO(SONG OF SCHOPSKO)・・・8・SILENT CRY・・・9・LOVE DANCE・・・10・美貌の空・・・
11・LONELY WOMAN・・・12・THE THEME FROM THE PAWNBROKER・・・
DOMINICK FARINACCI(tp flh)
JOE LOVANO(ts on1、11)
KENNY BARRON(p)
JAMES GENUS(b on1、4、6、7、8、11、12)
LEWIS NASH(ds)
JAMEY HADDAD(perc)
MARC JOHNSON(b on3、5、10)
HILARY COLE(vo on3)
GUILHERME MONTEIRO(g on3)
JOE LOCKE(vibs on2、10)
AND STRINGS・・・
2008年9月8&9 NYにて録音・・・