つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

ラブラブと言われそうだが、

2016年08月25日 | 映画

「ルドルフとイッパイアッテナ」 を旦那と観に行った。

子どもじみたこの映画を選んだのは・・・ この原作本に子育ての時に出会ったからだ。

本は値段が高い。

特に子ども用の本はどんなに買ってやりたくても、そうそう手がでるものではなかった。

だから、図書館に通った。

借りるのもそうだが、図書整理時期に行われる蔵書本の無償譲渡にも毎年通った。

子どものカードもフルに利用して20冊30冊ともらって帰ってきた。

その中の一冊が

今でもとってあるこの本だった。

面白かった。

もうぼろぼろで裏表紙も取れかけたこの本を子どもたちと争って読んだ。

何度も何度も、

だから、このたび映画化されると聞いた旦那が「観に行かなくっちゃ」と言い出した時、

布団の中で、子どもを膝に置いて、読んだあの時間がよみがえってきて、

「行く行く!」と返事をし、

晴れた日に爺さんと婆さんが並んで子ども映画に出かける次第となった。

 

出てくる猫たちが、犬のように走りまわるのはちょっと?だったが、

映画、結構面白かった。

旦那がいいやつだなあと思うのは、こういう映画も真剣に観るところ、

最後のほうでルドルフとイッパイアッテナが再会したら、何か隣に座る旦那の様子がおかしい・・・

そっとうかがったら、号泣してやんの!!

いいやつだなあ…いろんな思いが錯綜したんだろう?

私たちの子育て、いろいろあったから、いろいろな危機を乗り越えて、

お互いいろいろ我慢して、よく続いて、そして並んで子ども映画観てるんだなあ~

それはうれし涙があふれちゃっても仕方がない!!

 

 

 

朝一番に観に行って、時間がたっぷりあったが、

「帰るべ」

いつも通りのこと・・・どこか行こうと言ったら、びっくりしちゃうだろう!?

当然いつものように往復は健康のために徒歩!

台風一過で天気はよすぎるほど、渡った豊平川は水かさが増していた。

そしてとってもとっても蒸し暑いのに、

ナナカマドはもうたわわに実をつけていた。

冬支度が始まっているのだなあ・・・

 

 

 

 

 

 

 

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次女がいたのは、

2016年08月25日 | 子育て

前回の記事で伝え忘れたこと 「次女がお盆休みで戻ってきた!」

ギフト企画会社に勤める次女は、お中元お歳暮の時期が会社の繁忙期。

入社当時からしっかりと脅されていたようだが、

「冬に比べれば夏はかわいいもんだ」という先輩の言葉とは裏腹に、胃がねじれる思いをしながら日々を過ごしたようだ。

お盆休みの日程をはっきり教えてもらったとたんに、飛行機のチケットを取っていた。

本当は会社が終わったらそのまま羽田に向かおうとしたようだが、

なんかあったら困るからと翌日の飛行機をゲットした。

これが正解だった。

このお休みに入る日に社長主催で毎年焼肉会が開かれるとしったのは、

チケットの手配をしてからだったらしい。

「よかった!だってもしこの日のチケットにしていたら、私焼肉のほうをパスしたもん!

やっぱりそれって新入社員としてはまずいよね?」

その通り、

そういうことの嫌いな長女が聞いたら眉を顰めそうだが、

円満なコミュニケーションというのは意外にそういうことが大事だったりするから、

次女の大人ぶりにほっとしている。

 

繁忙期の夏。

一番人手のほしい部署に回されたらしい。

そして課長さんがとても厳しい方だったようだ。

毎日毎日、手の上げ下げに至るまで怒られているらしい。

よく目が行き届いているのだろう。

泣きながら愚痴の電話を入れてくることもしばしば。

同じ部署に配置された同期は耐えきれないようで、日々表情がなくなり、

顔色が悪くなり、上司との面談も数回に及んだという。

来月になればまた違う場所に配置され、また繁忙期に今の部署に戻されると説明を受けていたが、

その同期は年末は別な場所に回されることになったという。

「私だってそうしてほしい」

「私だって耐えられない」

 

新人だから、いっぱいいっぱい怒られるのだろう。

だけれど、私はあまり心配していない。

しょげる娘に先輩たちが声をかけてくれるようだ。

「俺だったら一日持たないよ」

「頑張ってる!」

「気にしない」

そしてその休み前の焼肉会で社長さんと専務さんにお酌をしに行ったら

「聞いているよ、よく頑張っているって」と声をかけてくださったようだ。

新人だからできないのは当たり前だ。

それでも現場のはしくれにいるのだから失敗をしてしまう。

お客様にも迷惑をかけてしまう。

それを二度同じ失敗をしないように、きちんと身に着けさせるにはその場で叱るしかない。

叱られて、それを受け入れる・・・その繰り返しだろう。

娘を選んでくれた会社はきちんと娘を育て上げようとしてくれている。

毎日叱るのもゆるくないだろうと思う。

親としては至らない娘が恥ずかしい限りだが、とてもとてもありがたいと思っている。

この一年でほかに変えられない「武器」を娘に身につけさせてくれる。

これはこの年齢が過ぎて、それぞれが「仕事」を自分で始めるようになると、

顕著に成果にあらわれるようになる。

従業員5人の会社で世話になった私はある程度になってから、

大きな会社で初任者研修を受けて育った友人たちの大きさに、

かなわない  と思った。

あの家柄のいい人にはかなわないなあ  というあれに近いものがあった。

とりあえず先輩の言い分を聞いてみる。

若い人にある柔軟さで柔らかくいてほしいと思う。

 

娘はすぐにでもやめたいようだが、

一年は我慢すること、一年やったら三年続けてみること、三年やれば経歴になるし、

仕事が自分でできるようになる。

それからどうしたいか三年の間に考えているといいと話した。

納得はしていないが、理屈はわかっているようだ。

 

休日を札幌で気の置けない仲間たちと過ごし、戻っていった娘は、

またへとへとの声で電話をしてきた。

次の部署には来月異動になるようだ。

 

 

頑張れ!!



 

 

 

コメント (2)
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