つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

おっかしいよ!

2016年01月30日 | 北国の生活

次女が久しぶりに電話をしてきた。

ガールズトークを母親と楽しんで、バイトにえいやっと行くつもり・・と踏んだ。

案の定、バイト先の彼女曰くの“不思議ちゃん”の話がぼろぼろぼろぼろ出てきた。

終わってみれば大笑いのできる“珍事”なのだが、突然訪れるその出来事は対応に戸惑うことが多いようだ。


そして、昨今の大雪の様子に話が及んだ。

 

「おっかしいよ!東京のひと!!予報で大雪って出ているんだから、それなりの対策しないと!!」

「時間多めに取ったって、普通の靴はいて、手袋もしないでさあ!!」

「バスなんか雪の日には来ないんだから、歩くつもりで家でないと!」

 

とまあ、次から次にけたたましく雪慣れしていない東京人の様子を聞かせてくれた。

私もテレビで見ていて不思議だなあと思ったのは、

あれだけ積雪があるのにチェーンも使わず、ノーマルタイヤで車を出しているその肝っ玉だ。

あれでは雪国の人間でもハマった車を動かすことができない。無理だわ!

スコップも持ってないようだし、救出もできないでしょう??

 

九州での断水も、気象庁は水道管の凍結破裂の注意を呼び掛けていたという、

むき出しの水道管はあっという間に凍る。

水抜きして空気を通しておかないと破裂してしまう!

家の中を通っている水道管でさえ、暖房が切れ家が冷えてしまうと危ない。

ということで「私は大丈夫なんじゃない?」といったが、

うちの旦那様は先日の年末年始、長期留守にするということで

住み始めて一度も落としたことのないこの家の水を抜いてから、東京に向かった。

マンション全体が留守になって建物が冷えるということはまずありえないことなのだろうが、

前の古い家では、使うたびに水を落とさないといけなかった経験から万全を期した。

帰って水が出ないと、もうそれだけで嫌ンなっちゃうんだ、これが!!

 

自然を見くびっちゃいけない。

人間は自然の中で暮らすために、その知恵をふんだんに使って無事に過ごしている。

それが都会暮らしの長い人には通じなくなっているようだ。

娘の話もそこにいきついた。

 

「仕方がないのにさ!舌打ちするのさ!!」

「電車が止まったって、バスが動かなくなったって、ずぶぬれになったって、仕方がないじゃない?雪なんだから!」

「まるでディズニーランドみたいに並んでもさ!雪なんだからさあ」

「暖かくなれば全部解消するんだから、少し待てばいいのに、それができない!!」

「バカじゃないの?」

「東京も少し雪の期間があると、みんな正常になると思うわ」

 

春になれば、雪は、みいんな無くなります。

零度を超えれば、雪も氷りも無くなります。

こちらの人間は「零度を超えているから温かい」という言い方をします。

それに悪いことばかりじゃないです。

雪が積もれば、夜でも雪明りで仄明るいし、気温も穏やかになります。

街の汚れをみんな雪が吸い取ってくれ、春に水で流せばきれいになります。

何より犬と子どもは大喜び!

娘の大学の友人が、生まれて初めて雪だるまを作ったと自慢してみせてくれたそうだ。

そのあまりのみすぼらしさに、彼女はほめる言葉が見つからなかったらしいのだが、

楽しい経験ではないか!?うん、悪いことばかりではない!!

 

秒単位で猛スピードで予定をこなすことが一番の都会の人には、

怒りのやりどころがない自然の出来事は、ありえないことなんだろう・・・・・・?

舌打ちも大きくなり、回数も増えるのかもしれないが、

あああああ、憂鬱になるよなあ、そんなところって!!

こんなこともあるさ!と開き直る勇気も持ってほしい・・・それって結構かっこよいと思う。


となんだかんだと1時間以上もトークして娘はバイトに向かって行った。

固定電話の料金は親もちだから安心して長電話をしてくる。

実は、ちょっとムズムズと嬉しい時間だ。

 

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ぬくいかなあ?

2016年01月28日 | 徒然に、
次女から写メが届いた。

東京も寒かろうと、

すてようとしていた引き出しの中に

捨てようとした座布団を入れてみた。



少しは役に立っているようだ。


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もらいもの

2016年01月28日 | 徒然に、

不思議なものがある。

素数ものさし






必ずどんな長さも測れるんだって、

あはは です(笑)

頭、使うわあ V(^_^)V

でもこれ、とても美しい数学です。

さすが、天下の京都大学だわ!脱帽です。

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北海道の風景

2016年01月26日 | 北国の生活




小学校でスキー授業が行われていた。

校庭の小さな築山でえっちらおっちら滑る。

ほとんどは雪遊びに終始するようだが、北海道ならではの風景。

うちの末っ子はこの授業が嫌いだった。

でかい図体して、嫌がって出すのに苦労した・・・

 


なんだかんだ遠い思い出になりました。

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社会的地位のある・・・?

2016年01月26日 | 徒然に、

馴染みのブログを眺めていて、ひょいと気になるフレーズに引っかかった。

集まった人が全て口をそろえて 「薄野に久しぶりに飲みに来た」 といったらしいのだが、

その人たちが、

 

それなりに社会的地位のある人たちの集まり

 

だったらしいのだ・・・・・?

社会的地位?

社長さんだったり、部長さんだったり、

フリーであったとしてもそれなりに名前が知られている   という意味なのだろうか?

社会的地位?って、何?

 

私のような大雑把に主婦のくくりに入れられてしまうものは、鼻から社会的地位はなさそうだ。

 

このところ立て続けにこういう、自分が思ってもいない、

実は自分が置かれている立場みたいなものを意識させられる出来事があった。

それはおこがましくも 「社会的地位」 には関係なく、

どちらかというと 「男女平等」 にからむような出来事だったのだが、

そういうことを経験して、自分がこうであろうと思っている自分と、実は周りから見られている自分、

その差がかなりあるということに気がつかされた。

もうもう還暦が近い年頃になって、こういうもんなんだなあとやっとわかったということで、

恥ずかしい限りだ。もっと早くにわかればもうちょっと「社会的地位」が上がったかもしれない・・・?

 

社会的地位???

 

若いころはばかばかしくて笑っちゃっていたが、いつの時代も、世の中そういうのを持っているかいないかで、

発言が通るか通らないかが決まるようだ。 これは哀しいかな、現実だ。

そんな、自分には認められない価値観に、その腹の根に私を見下した思いがあるのを感じたときに、

笑っちゃうことに、私自身も父親だったり祖父だったりの社会的地位を盾にしていたのです。

あんたに見下されるような家の出ではない!

てね・・・・

 

家柄・・・

この頃これは本当はものすごいことだとわかったのが、創業○○年ということ。

何世代もの人が同じ価値観でつながることの奇跡と信念。これは簡単なようで、生半可なことでは続かない。

この道にかかわった人の覚悟と粘りとセンスが無ければ、成し遂げられない。

続いたというそれだけで、すごいとしか言いようのない存在なのだ。

そういうものには真摯に頭を垂れます。

ですが、この頃のエセセレブというか、勝ち組と呼ばれる成金たちの価値観に

反吐が出るほどの苦虫をかみつぶしている。

 

社会的地位・・・?

なにそれ?

中学生のように妙に反発を抑えることができない。うん、きっと反抗期なんだ!

そしてこの言葉が出てしまったこの人にも・・・、好きなブログだったのだけれど・・・、

好きな書き手だったのだけれど・・・、

こういうものにある程度重きを置いた人生観なんだろうと思った。

でもまあ、いいところばかりではないほうが人間の面白さがあるというもの。

がっかりはしていない。


まあ、やっぱり、それなりその道で長く頑張った人は偉いよ!

そういう意味のことを言いたかったんだろうけれど、

「それなりに社会的地位がある」 という表現はいただけなかったなあ・・・。


このところおもってもいない扱いを受けて、

社会的地位のあるお友達を一人も持たない、専業主婦のおばさんのやっかみの発言だから、

軽く読み流してほしい!!あああ、すっきりした!

 

 

 

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