つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

満開の桜に…1年たったと思う

2023年03月22日 | 日記
我が家の近所にお寺がある
 
そのお寺の駐車場にはとても見事な桜あって、ふと見たら満開のようだったので
旦那と二人観に行った
 











なんだかとっても長い時間が過ぎたように感じるが、

この桜の下で、旅立つ末っ子の写真を撮ったのは昨年のこと…
 
ああ、1年なんだ…去年のことなんだ
 
無事に過ぎてくれた ほっとしている
 
 
 
かの地も暖かくなってきているようだ
 
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「日の丸~寺山修司40年目の挑発」を観た

2023年03月16日 | 映画
 
「丘の上の本屋さん」を観たとき旦那は
「来週は寺山の観にくるから」と言った
普段はなかなか動かない人が、今回はてきぱきとチケットを購入した
 
寺山修司
私は天井桟敷の芝居を一回くらい観ただろうか…詩集を一冊くらい読んだかな、
そんなところであっけなく死んでしまった
旦那は多感な時期に寺山修司が上り調子で光輝いていた時期だと思う
旦那の中ではこの映画は「観なければならない」範疇に入ったんだろう
 
「丘の上…」と同じ映画館だが、小さいながらホールがたくさんあり、
今回「日の丸…」が上映されたのは40名足らずの客席で、
3列しかなかった
うわああ、贅沢だ!
半分ほど埋まったところで上映開始
 
この元になった「現代の主役 日の丸」というドキュメンタリーは、
40年前「偏向番組」と問題になり、郵政省の調査対象となった
この構成をしていたのが寺山修司
 
その手法は、道行く人にマイクが差し出され機械的に矢継ぎ早に質問が投げられる
「日の丸の赤はなんですか」
「日の丸を振ったことがありますか」
「外国人の友達がいますか」
「その友達の国と戦争になったら、戦いますか」
「国を裏切ってもですか」
「祖国と家族 どちらを愛しますか」…………
 
200以上の質問が当時練られたそうだ
感情なく繰り出される質問にやがて聞かれた人はいら立ちを隠せなくなっていく
 
それと同じ手法で現代で街頭インタビューをしたら、
見えてくるものがあるのではないかときいて回る
 
寺山修司という巨星に 若い佐井大紀監督が挑んだ
彼が単なる興味本位でこれに取り組んだことではないのは、
後半になってからの取材に感じることができた
寺山修司が何を考えていたのか もう本人がいないのではかり知ることしかできない
長い時間がたち、骨太に考えられるようになった生き残っている者
反対に語ろうとしない人たち
それも丁寧に取材をしている
 
寺山修司にくらべ、才能の大きさでこの若い監督は見劣りしてしまい、結果、
鮮烈な何かは遺せていないように思うが
この問題は意識をもって考え続けなければならないものだと思うから
こういうものを作る勇気に拍手を送りたい
 
予告編がいくつか流れたのだが旦那「妖怪の孫 観ないとな」
この妖怪は岸伸介のこと 
旦那といっしょでないと私は他の映画を観に行ってしまうだろうから…
よい経験ができていると、旦那に感謝です
 
映画が終わったのは午後の早い時間
いつもの通りお蕎麦屋さんを探しました
今回は吉祥寺駅の近く
 
 


おいしかったです
この玉子焼き、甘いものではなく 出汁がきいて本当にふんわりしていました
 
旦那様はかけ 彼は“蕎麦汁粉”を食後にチョイス
なので食事は控えめにしたようです
私は、“胡麻味噌納豆蕎麦”
「よくかき混ぜて、お好みでからしを入れてください」
ぐるぐるぐるぐるよくかき混ぜて、おいしかったです!
 
 


見計らって届けられた蕎麦湯

納豆がたくさん残っているのと合わせたら「納豆汁」のようで
二度おいしかった
 
蕎麦前のメニューに目が止めるものがいっぱいあって
また来たいと思った店です
天気も良くて散歩も気持ちよく…いい時間をすごしました
 
 
 
 
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玉三郎を観てきました

2023年03月15日 | 日記
株主優待が届き、演目を観て「玉三郎だ!」
 
三部制の最後 ふむ、旦那様は歌舞伎に付き合うことがないから
「私は玉三郎が観たいから、夕方からでかけます」と宣言
 
幸いに次女が「〇〇さん留守なの、二泊させて」と泊りに来ていたので、
ぬれ落ち葉度マックスにはならなかったのでラッキー
 
 




玉三郎 美しい 艶やか ぱあっと舞台が明るくなりました
 
相手役は愛之助 テレビでしか観たことがなかったのですが、
テレビでみるよりすっとした感じがありました
滑稽な動きがすごい 綺麗だし、品がよい
 
ところで、
マスクは個人の判断となっていたが、会場の中では皆さんマスク着用していた
休憩時の飲食はOKになっていて弁当をつかわれる姿がちらほらあった
海外からの観光客の姿もありました
 
あまりキリキリせず、楽しめる…そういう時間が少し戻ってきたことが、
とても幸せな時間だと感じています
 
 
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丘の上の本屋さん を観た

2023年03月10日 | 映画
「BLUE GIANT」を観に行ったら旦那が慌てた
 
2月末3月から始まる映画で気になっているのがあって
「いくべ」と言っていたのだ
旦那様、年取って一人で行くのがおっくうになったようです
私がいけないと、あきらめちゃうことが増えました
私は付き合うのは苦でないので、
 
今回は「丘の上の本屋さん」イタリア映画です
 
 
 
吉祥寺まで行きました 我が家からは地下鉄で1本です
 
すべてを観終わって、ラストシーンに向かって淡々と情景が重ねられていたのだと
ほうっと思った
 
美しいイタリアの風景の中で物語が進むのですが、
私は隣の旦那が心配になった
朝、掃除のバイトに行き、そのあと病院の定期検診、それが思わぬ時間がかかり、
遅い昼食をとってすぐ映画にと結構ばたばたと動いている
このほわっと進む物語、寝ちゃわないかな…と、
時折肘を動かしていた
 
古本屋の店主が移民の少年に本のレファレンスをしていくのだが、
選び出す本が、そうかあ、そうくるかあという本ばかりだった
そうだよなあ、この世代に読むべき本たちでした
漫画から始まり、ピノキオ、イソップ、白鯨、
医者になるという希望を持つ少年にシュバイツアーの伝記、アンクルトム、……
 
 
そして、最後の一冊  君には幸せになる権利があると伝える一冊
これの題名は伏せておきます
ヨーロッパという土地を感じた本でした
 
 
本は持ち主がいなくなると散逸してしまう
次の持ち主が現れれば、本はまた本になるが捨てられてしまうことも多い
映画にはその憂いのようなものも感じられた
私も持っていた本の大部分を処分してしまった
ブックオフや、古書店に、
あの本たち、本でいられただろうか
 
そんなことも思った
映画として派手な要素はないが、いろいろ考えさせられた
 
 
遅い昼食を食べた旦那様はさほどおなかが空いていなかったが、
このまま帰ればはらっぺらしはまちがいない
吉祥寺駅のほうに向かいながら店を探した
私は井の頭公園くらいしか思い出がないが、旦那はあちこちあるようで、
黙って思い出の場所、店を探して回る
少しは説明してくれればいいのだが、黙って歩くからわけわからないのですよねえ
 
駅の前に蕎麦屋さんを見つけ「ここにするべ」
地下に入る薄汚い階段に少し臆したが、
これが結構おいしかった
 
 
 
二色もり、二色目を写しわすれました
のど越しがよかった
 
そしてうまいなあと声が上がったのは「蕎麦がき汁粉」



このお汁粉がとてもおいしかった
丹念に小豆から作られているようで、喉に引っ掛かるということがない
 
おいしかった
 
もう一本見たい映画があるそうで、また来週、同じ映画館
楽しみです
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BLUE GIANT

2023年03月08日 | 映画

 

どこで知ったのかわからないが「BLUE GIANT]が好きです

連載している本誌は追いつけないのでもっぱらコミックだが、

出るたびに買っている

2013年から連載しているというから、10年前…

多分そのころは蔦屋のヘビーユーザーだったから「岳」つながりで知ったんだろうなあ??

映画化するというのはコミックで知っていたが、なんとなく忘れていた

末っ子が床屋に行った

彼はアニメファンなんで床屋さんと話が盛り上がって「BLUE GIANT]の話も出たようだ

「母が好きで」と言ったら「ぜひ映画を観るように言ってください 最後で泣きます」

と勧められて帰ってきた

それを聞いて、その気になった

その気になってすぐ行動に移さないとこの頃はもうだめなので、

すぐチケットをとった

 

ああ、よく、ここまで再現したなと思った

映画化、映像化、は、時に原作に抱いているイメージを崩すことがある

この映画には、書籍からは得られないものがあった

私が自分の中でイメージしているものよりさらに広がりを感じた

 

ただ、CGはいささか違和感を感じた

アニメとCGと、どのような技術的なことがあるのかわからないが、

CGが入ってくるたびにちょっとひっかかった

あれって、

その引っ掛かりがブレーキになってしまったのが残念だった

 

でも、楽しい時間をすごした

帰ってからコミックを引っ張り出して読み返している

ああ、そうだった、こうだったと楽しい

 

末っ子と、すすめてくれた床屋さんに感謝

 

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