つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

橋ものがたり「約束」

2024年01月31日 | 映画
藤沢周平の時代小説が好きです
繰り返し、繰り返し読む作品がいくつかある
 
新聞記事で時代劇専門チャンネルで映像化された「橋ものがたり 約束」が
期間限定で映画館で上映されると知り、矢も楯もたまらず行くことにした
 
 
期待しないことにしている
 
藤沢周平作品の映像化では、期待しすぎてがっかりすることを繰り返している
「期待しないんだ」と、一緒に行くと言い張った旦那様にも繰り返し言っていた
 
一番感じたのは、テレビドラマとして作られたものを映画館で見る違和感
作り方が違うんだなあと、
家の中で、テレビでみたらなんとも感じないんだろうが、
映画館の暗い中、大きなスクリーンで鑑賞するには、演出も、美術も、
編集も、なんというか…ちょっと違うと感じたのです
 
脇役は結構いい役者さんが固めて藤沢作品の空気を醸し出してくれていたが、
主役の二人がいささか足りないというか、多いというか、
ただ、この「約束」という物語は、無垢な子ども時代からはじまり、
大人の世界の苦労を通り抜けて再会するという、成長物語だから、
若いころの透明な空気はなければならない
 
難しい配役だったろうし、役者二人にとっても難しい役だったろうと思う
藤沢作品は、そっと手をついた、その手から感情があふれることがある
そんな「情」が足りなかった
 
だが、終盤、お蝶がふすまの陰で泣き出し、母親のお民が手を合わせたとき、
思わず涙が出てきた
原作がすごいから、物語の力で持っていかれた
あれこれ抱いた不満も吹っ飛ばしてくれたようです
 
やっぱりいい…もう一度「橋ものがたり」読み直そうと思います
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ほっとしたこと

2024年01月30日 | 日記

振り返ってブログをたどりその偶然に驚いている

1年前のブログに「今日起こったこと」というのがある

この機会を与えてくれて感謝している   

 

仕事に行くのにいつもの道を歩いていた

前には女の人が、

歩くスピードが私の方が早かったので追い抜こうとしたとき白杖が目に入った

視覚障碍者用の誘導ブロックをたどっているからゆっくりなんだと思った

前を向いたら、そのブロックの上をふさぐようにタクシーがハザードを付けて止まっている

人が乗り降りしているようだ

この女の人が行くまでに動くかな?

まわりの人が声をかけるかな?

少し歩くスピードを緩めて様子をうかがった

ああ、だめだ、タクシーも動かないし、隣を歩く人も行ってしまった

このままでは前と同じようにタクシーにぶつかってしまう

どうしよう、どうやって声をかけよう

悩んだが、ままよと、ひじに軽く触れて「前にタクシーが止まっています」と声をかけた

「よけますね」と軽く触りながら方向を示した

タクシーをよけて、戻ったところで「戻りました」で別れた

 

良かった、今回はぶつかる前に声をかけられた

ありがとうと思った

 

 

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プレミアム付き商品券

2024年01月29日 | 蕎麦
政策としてバラマキのようで、私はあまり好きではないが、
いただけるものはいただこうと10000円で13000円分の商品券を購入した
 
その使用期限が近づいて、大きな店で使える部分と、地元の商店でしか使えない部分があり、
「そうだ銭湯の隣の蕎麦屋さんに行こう」となった
 
ところが、間が悪いことに、一度目は臨時でお休みの日に行ってしまい、
二度めは満席
さあ、どうしようか、他の店にしようかとあれやこれや、
いつものなら銭湯帰りに行くのだが、または入れないといやだからと、
蕎麦屋のためだけにでかけ、開店と同時に入ると決めた
 
くだんの店、時間ぴっったりにならないとあかない
シャッターをぴっちりと閉めていて、気配も感じられない
 
昼は11時から2時まで
夜は夕方5時半に開けて、ラストオーダーが8時だから、
最初にひょろと入れたのは幸運だったのだ
 
ビールにつまみを何品か
私は湯葉が使われたざるそば
奥にあるのが旦那様が注文した「かつ丼セット」かつ丼とかけそばが入っているが、
この頃食が細くなった旦那は見たとたんに食べきれるかなあと思ったようだ
 


この店、結構盛りがいい
おいしくいただき、地元の商店で使う部分の商品券もすっかり使え、
満足して帰りました
 
次の日、旦那が一言
 
我が家は一日おきに風呂をたてる、それ以外は必要に応じてシャワーを使う
「あれ、昨日風呂の日じゃなかった?」
そういわれてみるとなんとなく体がミシミシいう
商品券をどこで使うかに夢中になり、なんかうっかりしてしまった
笑い話です 当然、この日用意したのですが、
たった二日風呂に入らなかっただけで体がこわばる感じがした
 
能登の皆さんはさぞや、と思う
少しでも早く、かの地に穏やかな時間が訪れるようにと願っています
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いつもの…「冬の大北海道展」に行きました

2024年01月25日 | 日記
チラシが入って、
 


夫婦二人になり、量も食べられなくなり、あれもこれも買うこともままならないのですが、
やっぱり楽しみでかけました
 
友人から「日本橋三越でもやっているよ」と情報が届きましたが、
旦那様は「トリトンいこうよ」
 
トリトンに行くのなら平日にしないとならない
催事場に行く前にトリトンに行き予約を入れて、
 
荷物になるから「食べてから買いにこよう」とまずは一通り見て歩く
 
まだ呼び出しはかからなかったので、久しぶりにソフトクリームを…
いやあ、ほんと久しぶりです
濃厚なミルクの味がとてもうまい!
何度もになるが、東京ではなかなかこういうものに出合わない
札幌ではちょっとした店先でちょこちょこ見かけるので、
ちょっと食べていくか…となるのです
それがないのがつまらない……しかたがないですねえ
 
ぶらぶらと暇をつぶし、トリトンへ
 
おいしかったなあ…これはおすすめの盛り合わせ
旬の「たち」の軍艦が入っています
とろけるようでした
 
ホタテの稚貝の味噌汁も食べました
ホタテの稚貝は、シジミやアサリと同じようにスーパーに並びいつでも食べられました
これも北海道ならではの味だったんだなあ…
 
ああ、うまかった!
 
催事場に戻り目を付けた品ものを手に入れて、幸せな一日を過ごしました
 
 
で、翌日、びっくりな光景を目にしました
図書館へ向かう駅前広場で、北海道物産が並んでいました
 
 
焼きそば弁当は北海道限定のカップ焼きそば
買っていこうかなあとついている値札を見てびっくり
 
390円
 
隣の菓子には「決して高くありません 送料が一点につき500円から1000円かかっています」
と説明がありました……しかし、しかし、で、私は手が出ず
 
札幌の友人に早速お報せしたら、早速近所のスーパーに行き「一個115円だったよ」と、
 
運ぶ…ということが、どれだけの価値を生むのか…考えました
翌日、焼きそば弁当は半分以下に減り、
次の日、売り切ったのか品物はありませんでした
 
こういう人たちのおかげで私も好きなものをここで手にれられます 感謝です
 
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備射祭

2024年01月16日 | 日記
五穀豊穣と安産祈願を願う 備射祭を観に行きました
 
今年はどうしたわけか、参詣者の中に外国人の姿がたくさん




札幌の回転鮨でも「こんな場所によく来た」と思ったが、

まあ本当に「どこから来たの?」と聞きたくなった
 
 
 
今年の弓の出来が良いようで、ほとんどの矢がまっすぐに飛んだ
 
私も一本頂戴することができた
 
良いことが勝る一年でありますようにと思う
 
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