日曜日、旦那と末っ子と3人で漢字検定を受けた。
近くに会場が設定されるという案内を、末っ子が学校からもらってきたのです。
渋る末っ子に挑戦させたくて「母も受けようっかなあ~~一人じゃ恥ずかしいからなあ~~」
それを聞きつけた旦那が「おれも」と言いだしたため、親子三人での受検となりました。
とはいっても受けた級はばらばら、旦那は3級、末っ子は4級、 私は小学校レベルの5級を申し込んだ。
3人で受けて一人落ちたら、それはそれで悲しいし、あとが続かないだろうと思い問題集を買って『勉強』した。
さすがに「読み」「書き」はなんとかなる。 手に負えなかったのが「筆順」「部首」「音訓」
筆順を問われなくなってもう30年以上が過ぎている。
自分の書きやすい書き方で「書く癖」が体中に染みついている。
“これはこういう筆順だったんだ~”と改めて見直しても、しばらくするとあやふやになっている。
部首てこんなに種類があったんだ~~と感心するありさま。
「憲」の部首は “うかんむり” ではなく “こころ”
「幕」は “くさかんむり” ではなく “はば”
「並」にも “いち” という部首があるんです! etc.etc.で、あらためて頭に突っ込むのに苦労しました。
このあたりの問いを全部間違っても合格は出来るのですが、
それでも小学生が解くものです。ある程度は格好いい点数で取りたいと少し頑張りました。
しかし…錆ついた頭は10分も問題集に取り組むと「飽きて」しまい、いやあ本当に苦労しました。
親は簡単に「勉強しなさい」て言いますけれど、子どもって偉いと思います。
そういえば、JKが言っていました。
「どうしたら合格できますかって先生に聞いたら、16時間やれって言われた」
16時間・・・・・・するっと聞き流してしまい、どれくらい寝られるんだろうと思いきき返すと
「残りの時間のうち6時間は睡眠時間なんだって、だから“早飯、早シャワー、早●●”で2時間ですませろって」
その先もあって、それぐらいやって駄目だったら、それはそれで気持ちよく受け入れられるだろうということだった。
悔いを残すなということらしい。
それに比べ、私の漢検5級挑戦は・・・なんとも恥ずかしい限りだが、苦労する私に“試験のプロ”のJKがアドバイスをくれた。
「覚えていないものは、どう逆立ちしたってでてこないんだから、捨てるんだね。
出来るのからやって、時間が余ったら想像力の翼を広げるの!」
しかし、その言葉をきいていてよかったということが受検中に起こった。
でてきた書きとりの問題の一つが浮かばなかった。
書こうとするまでは浮かんでいたのだが、いざ鉛筆を動かしだしたらでてこない。 参った!!
「筆順」もいつもの感じの手ごたえで、「部首」もいささかあやふやな答えがあると感じていて、
この上書きとりもかあと溜息がでた。
まいった…隣に座った小学生の女の子がよどみなく書いていく様子が伝わってくる。
いろいろ試しに書いてみるがどうもおかしい・・・半分あきらめて、目を閉じて瞑想の世界にはいっていった。
幸いにここまでで残り時間は半分以上もあった。
あれこれ、あれこれ、いやあ、感激でした。ふわっと字が上がってきたのです。 ミラクル!!
もう時間内に書けたことだけで、たまらなく嬉しかった。
はい、私がでてこなくて思い悩んだのは 『習慣』の『習』
学習習慣が足りなかったということなんでしょうねえ…合格したら、頑張って次は4級に挑みます!