つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

復活  柱時計

2020年12月18日 | 徒然に、
 


毎朝 柱時計のねじを巻く
 
いつものようにねじを巻いたら、ぼろっと長針が落ちた
 
ぎゃあああ
 
訪れた途方もないガッカリ感   え、え、えええ!
 
(後で聞いたら、毎朝10分ほどすすんでいたので針を戻していたのがいけなかったようです
その場合は、振り子で調節するんだそうだ)
 
もうせっかく直したのに…せっかくきれいに動いていたのに!!と言う気持ちの沼にはまっていた
 
 
子ども達にはこの時計、すこぶる評判が悪い
カチカチとなるふりこの音がおいたてられているように聞こえるらしい
夜中も律儀に鳴る時報もうるさいと言うのでこちらのねじは巻くのをやめた
 
彼らの言い分で理不尽だと感じるのは、
この時計の下でリモート会議や飲み会をやるのだ
そうするとパソコンの向こう側からクレームがあると言うのです
他でやればいいのに、背景にカーテン以外入り込まないこの場所が都合がいいようです
うるさいといわれて時計を外したり、振り子を止めたりする
当然だが朝、時刻を合わせなければならなくて針を動かす…
それもこの古い時計には荷が重いらしい、、、
 
外れた針をみながらしばらくほうけていたが、簡単になおるのかもしれないと思い
時計の病院に電話を入れて、運んだ
当然「しばらく預かります」といわれると思い、
久しぶりの街中に帰りはどこを見て歩こうかとわくわくとして行ったのだが、
 
「10分ほどお待ちいただけますか?」
へ? あら、すぐ直るんだ…心の動揺を抑えながら番号札を受け取った
 
前にも書いたかな?
子どもの頃は虚弱でよく布団にくるまって一人で寝ていた私にとって、
この時計の音は、静かな家の中で聞こえる唯一のものだった
「ひょっこりひょうたん島」世代の私ですからテレビはありましたが、
今のように四六時中つけているようなことはなく、
あ、布がかけてありましたし、扉がついているのも知っています
決まった番組を家族みんなで観るという状況で、それ以外はラジオだったように思う
熱を出しているときはラジオもダメで、
母親が買い物に出たときなどしんとした家の中が怖くてねえ、
布団に潜り込んでいると、柱時計の音が聞こえてきてほっとしたものだ
 
その柱時計の音を娘たちにうるさいといわれて、やっぱり落胆したんです
直すのをやめようかなとも考えたのですが、古いものは壊れ切ってしまうと二度と直らなくなるもの、
 
動き出した時計にほっとしたのも確かです
 
この家は私の家…これについては好きにさせてもらう!
と決意して元の場所にもどしカチコチ言わせている
娘も息子も見上げたが、何も言わなかった
 
 
 
 
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通い猫No.2

2020年12月13日 | 日記
ふと窓の外を見たら、木に何かいる! カラスかな?あれ?
 
 


 








お前、すごいなあ、猫て、かっこいいんだなあ、
 
するすると上の方まで上がっていった 狩をするつもりなんだろうなあ、
 
こういう野良猫に餌付けをしてしまう善悪もあるけれど、
室内飼いされてるものだけになるのはもう少し議論があっていいと思う
 
 


 
 
人と暮らすことを選んでくれた生き物
彼らの生命と、暮らしに感謝して付き合っていきたいし、
人の暮らしも侵してはならない
 
我が家は、常連ヅラして窓の外で待つようになった黒いこいつと、
もう10年通ういつもの子と2匹、最後まで見てやりたいと考えている
 
あ、猫達が良ければ、、です!
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蜜柑色が眩しい

2020年12月08日 | 日記



宇和島柑橘なんたら、、、からメールが届いて、みかんありますて、
そういえば鯛が余って困っていると友人から連絡があったのは、まだ暑い頃だった

昨年は彼女が思いもかけず送ってくれたのをおもいだし、今年は手配だけ頼もうと考えたのだが、

あら、送ったわよ!  の返事!

このところいろいろあってしんどかったのが、スルスルと解けていく感じがして、
ついでにあれこれ愚痴った、

そして、届いた 愛媛県宇和島市の蜜柑
太陽の色とはよく言ったものだ、
一つ早速いただいたら、
なんとなくだが、鼻に抜ける香りの感じにいつもの蜜柑とは違うものを感じた
去年もそう思ったんだなあ、

ありがとう😊感謝

人は大地の恵みにいかほど満たされて、癒されて、大事にしないとバチが当たる

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11月の本

2020年12月03日 | 本・・・

11月半ば過ぎまで札幌にいて楽しい時間を過ごしたせいでしょう、

11月の読書量はこんなもの!!!

ただ、自分の体調としてはこれくらいのペースで進んでいるときが、

身体も心も良好のように感じる

さて、いくつかトラブルが見えている12月はどんなもんでしょうか?

読んで逃避している分も含めて、良しとしよう!!

 

11月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:3117
ナイス数:93

パパは今日、運動会 (ちくま文庫)パパは今日、運動会 (ちくま文庫)感想
軽い、ふむ、テレビドラマの筋立てを読んでいるようだった。面白かったし…楽しく時間は過ごした…でも、なんというか読後感みたいなものが無いかなあ???感想が無いって、いいのかな??
読了日:11月28日 著者:山本 幸久
広い庭がなくても大丈夫! 小さくても素敵な花壇づくり広い庭がなくても大丈夫! 小さくても素敵な花壇づくり
読了日:11月27日 著者:天野 麻里絵
日陰をいかす美しい庭 (別冊NHK趣味の園芸)日陰をいかす美しい庭 (別冊NHK趣味の園芸)
読了日:11月27日 著者:
騙し絵の牙 (角川文庫)騙し絵の牙 (角川文庫)感想
北海道で暮らして30年になる。初めは面白い学生さんが走り回っていると聴こえてきて、少しずつ知名度があがり、今や全国区です。彼らには、親心のような気分が道民には大きいと感じている。大泉洋にあてがきをしたというこの本、古本屋で手に入れた。洋ちゃん、実は策士なんだ、、、とエピローグを読んだ。ふむ、映画でどう演じているのか知りたいな、最後でバタバタひっくり返したかったのだろうが、思い切りが足りないかな?こういう役回りなら小山内さんも物足りなさを感じた。
読了日:11月26日 著者:塩田 武士
剣客商売五 白い鬼(新潮文庫)剣客商売五 白い鬼(新潮文庫)
読了日:11月24日 著者:池波 正太郎
ちいさなこまいぬちいさなこまいぬ感想
絵に魅了された…いい!
読了日:11月23日 著者:キム シオン
レイモンさん 函館ソーセージマイスター (集英社文庫)レイモンさん 函館ソーセージマイスター (集英社文庫)感想
今月初め、函館に行った。丁度見て回った場所が出てきて、あああそこを、ここをと楽しんだ。当然カールレイモンにも寄り、サラミやソーセージを手に入れた。しかし、カールレイモンさん、貴方はこんなに北海道で奮闘されたんですね、、、カールレイモンが日ハムに吸収?されたとき、少しガッカリしたのを覚えている。でも、本物を広めたいという両社の真摯なやりとりがあったのですね、うるときました。朝ドラにならないかな?
読了日:11月22日 著者:植松 三十里
大家さんと僕大家さんと僕感想
この大評判になった本を今頃になって手に取った。どうも流行の本には斜に構えるところがある。矢部さんという人の人柄と、大家さんの人柄と、妙に掛け違いながらすとんとまとまる…人付き合いはこういう距離感があるといい。かけがえのない大事な思い出を分けていただいたような気分になっている。
読了日:11月21日 著者:矢部太郎
道づれは好奇心 (講談社文庫)道づれは好奇心 (講談社文庫)感想
私事ながら、わが夫が文章を書くことを生業にしている。彼がよく言う言葉に「裏をとる」がある。前半部分、学生さんに丁寧にそのことを伝授している様子に、夫の言いたいことがやっと理解できたように感じた。この人の骨太の本はこうして作り上げられたものなんだと、読み込むのに時間がかかったがとても楽しかった。
読了日:11月20日 著者:澤地久枝
クレヨンで描いた おいしい魚図鑑クレヨンで描いた おいしい魚図鑑感想
美味しく見えるように描かれた絵がとても魅力的。写真のようにも見えるのですが、じんわりと暖かい表情がある。いいなあ、図鑑としてもウイットに富んでいるように感じる。楽しくなるおさかなの本。好きです。
読了日:11月17日 著者:加藤 休ミ
借りたハンカチ 物は物にして物にあらず物語 (集英社文庫)借りたハンカチ 物は物にして物にあらず物語 (集英社文庫)感想
まるでアルバムをめくっているように、小さな話を楽しんだ。目に留めなければ流れていってしまうような小さな風景が愛おしい。どれもこれも見出しだけみたいだが、既視感があり、居心地が良かった。他の本も読んでみようと思う。
読了日:11月08日 著者:干刈 あがた
365日北海道絶景の旅 (365日絶景シリーズ)365日北海道絶景の旅 (365日絶景シリーズ)感想
絶景  と言われると、ふむ、はて、絶景てなにか他の捉え方があるんだなと、、 暮らしと捉えると、綺麗に切り取られ過ぎているように感じるが、ま、難しくとらまえず、北海道はいいなあとただそう思うと日めくりカレンダーのようで楽しい!
読了日:11月06日 著者:
古地図と歩く札幌圏古地図と歩く札幌圏感想
ブラタモリのようで楽しい!これを頼りに観て歩きたい!
読了日:11月05日 著者:和田 哲
冷血(上) (新潮文庫)冷血(上) (新潮文庫)感想
従来の犯人を割り出していく刑事ドラマではなく、流れた時間の中で何があったかを淡々と描き出している。事件はこんなふうにあっけなく起こり、熱意とか、気持ちのほかに、デスクワークとしか呼びようの無い作業で進んでいくんだと、呆気に取られている。あまりにつらい被害者の様子に下巻を取るのが先になりそうだ、
読了日:11月03日 著者:髙村 薫

読書メーター

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