ルオーを観てきました

「行きたいな」という旦那様に予定が合わない私は「一人で行っていいよ」

 

でも、カレンダーを眺めながら「ここなら大丈夫だね」と指をさす

 

年を取って、旦那様は一人で動くのを嫌がるようになりました

 

パナソニック汐留美術館　行ってきました　

 

 

 

 

ルオーは最高でした　

色といい、ガシガシと描かれた様子が伝わってきて、飽きずに観ていられた

でも、この美術館、とにかく狭い

絵に向かう場所が、移動の道筋の上になるから、どうしてもゆっくりじっくり見続けることができない

隣の絵の視点がこの絵の前だったりするので、なんか…ねえ、

 

美術館の前、パナソニックの入り口にはとても広いスペースがとってある

あそこにかけてくれればゆっくり見られるのになあと思った

 

帰りはいつもの通りで、久しぶりのお蕎麦屋さん

桜エビのかき揚げそばをいただきました

さくっと上げられたかき揚げ　おいしかったです

やっぱりかき揚げは人に揚げてもらうのがうまいなあ

 

 

 

荒れた

「ちょっと手伝わない？」

と、声をかけられてあいまいな返事をしていたら、

「決まったから」と連絡があり、ほいほいと母校の同窓会理事になってしまった

 

気軽に引き受けちゃったら、まああ、大変なことに、

いつの間にか社団法人になっていて、

コロナで動き方が変わったら、定款が邪魔をして何もできないありさまに、

そのうち信書問題がおこり、総会招集通知の発送費に1000万円以上ももかかることがわかり、

もうしゃにむに定款変更ができる状況にしたいと迎えた総会が、

 

いやああああ、荒れた

 

最初の取り組み方が悪く、反対派ができてしまい、

この一年は社員に向かって説明を重ねる一年でした

それでも反対派の理解は得られず、迎えた総会当日

 

これが親睦を目的とする同窓会の総会かというほどの騒ぎが起こった

もう３回も総会を通すことができなかったので、これが最後と望んでいたから、

しゃにむに委任状を集め、弁護士の同席を決め、

突っ走った感じです

 

無事に理事会側が提出した動議は通りましたが、

決して歩み寄ってのことではないので、今後の関係に不安が残ります

 

 

私は、新任のわからずの理事として、言われた通りのことをして過ごしましたが、

執行部や中心になって動いた理事の方の苦労はもう話にもならない状況

そして迎える新年度

知らなかったとはいえ任期が２年で、継続理事と言われる立場になりました

ダメじゃないと言われないように、しっかりと考えていきたいと決意しています

「三婆」を観に行きました

 

松竹の株主優待…いつもは歌舞伎なのだが、今回は「三婆」

 

三婆をやるのは、見覚え聞き覚えのある名前

 

楽しみに出かけた

 

 

ふむ、まあた忘れていた

幕の内弁当というのは芝居の幕間に食べる昼食のことで、

「三婆」も昼時に少し長めの休憩時間が設定されていた

 

というか、休憩時間はこのほかに芝居の最後のほうにも設定されていて、

それは衣装替えや舞台美術の装置替えのためだろうとは思うが、

ふむ、なんか、私はまだ若いのかな？？？

とっとと最後までやってくれ！と思ってしまいましたの！！

 

演芸というのだろうか、

出てくる役者さんたち芝居がうまいので、それなりに見せてくれるのだが、

どうもそれだけでしかないように感じたんです

 

それに主演の　水谷八重子と波野久理子が、声をつぶしていて聞き取りづらい

二人ともうまいからセリフがなくても見せるし、話の流れは伝わってくる

でも、二人の掛け合いになると耳障りが先に立ってしまった

ほかの役者ののびやかなせりふ回しに、こうでなきゃねえと思ったし、

年取ると声の体力もなくなるんだろうなあ…

 

ところで、私の取った席は三越劇場の二階席

細い急な曲がった階段を上らなければならない

客層は当然だが、私よりかなりお兄さんお姉さんの皆様

杖をたよりに歩いていらっしゃる方も多くいらした

幕が上がるまでの時間　聞こえてくる会話に耳ダンボになってしまった

 

私と同じように株主優待が届くのを楽しみにしていらして、

ひざが痛かったり、足が思うように動かなかったり、

万が一事故があって観劇がかなわないことがないように、

この日の１週間前から外出は控え、買い物に行けないから家の前まで来てくれる

移動販売車でしのいで今日のこの日を迎えた

次も来れるように頑張りたいと…

 

若い世代に付き添われてこられている姿も散見された

 

明日行く道と思う、

その時に見苦しい姿を取らないように腹にしっかり納めました

 

 

 

６月６日付東京新聞から

 

 

「ガーシー」「ジャニーズ」

 

並んだ記事に思い浮かんだのは「女衒」という言葉と、

 

「いじめ」は、いじめられた人がいじめられていると思ったら成立する

「いじめ」は黙ってみているのも、「いじめ」になる

 

「タレントに罪はない」という大テレビ局のおごった対応がひっかかっている

 

そういうニュースを耳にしながら、「おかしい」と声をあげなかった私も、

同義であろう

 

だから、声を大にして言いたい

 

未成年者の、性を搾取したり、利用するのは、犯罪です

それを見て見ぬ振りしたものも共犯者です

 

それを足掛かりに商売してぼろもうけするなどもってのほかと思います

 

女衒のやったことだから…こんなもんだと、そうも割り切れるが、

人気俳優や、アイドルが、…

そういう世界にまみれていたかと思うと、胸糞が悪くなる

 

 

 

 

 

 

6月4日の話

私は代行で午後から図書館の仕事を入れていた

 

旦那「チャイカ行こうよ」

 

チャイカは旦那、思い出のある店

大学時代なけなしのバイト代をはたいてチャイカのピロシキを食べたんだそうな

五木寛之にかぶれ、ロシア文学にのめり込んだ若き旦那の逸話です

 

そのチャイカが半世紀を超えて店が存続しているすごさに、いまさらながら素晴らしいと思う

名前の通りロシア料理のレストラン　ピロシキで有名になった

 

以前入ろうとしたら、予約で満席と入れなかった

今回は旦那しっかり予約を入れて、店の前で待ち合わせ

開店と同時に案内された席は、窓から高田馬場駅前がよく見えた

こうやって見ると見慣れたビッグボックスが違うものに見える

 

 

 

蒸し暑い日で、最初に瓶ビールを

瓶詰のビールはうまいなあ…三種のロシア漬けを頼んだ時までは

ゆっくり食事を楽しもうと思っていた

 

旦那も私も食が細くなり、ディナーコースは食べきれないと判断

アラカルトで頼んだ最初の一皿“冷たいボルシチ”が

あまりにきれいでついついいつものようにスマホを取り出していた

 

メニューにはサハリンのレストランで見たり楽しんだりした料理が並び、

あれこれ食べたかったが、

私は“シュクメルリ”やさしい味…ジョージア料理です

ハチャブリも食べたかったが、次回に譲った

 

食後にロシアンティを、チャイという書き方がしてあったが、

チャイというと私はインドティを思い起こす

今の世界情勢を思った

6月4日は、私たち夫婦の結婚記念日です

惚れた晴れたの時間はとっくのとうに過ぎていますが、

いっしょにいようと努力してここまで来た長い長い時間があります

よいことも悪いことも、すべて私たちの人生です

 

ここまで来れて、すべてに感謝です