北海道のこの時期、とてもありがたいものがある。
それは「暖房手当」
自営業でスッキリやっていた頃、羨ましかった。
ここ何年かうちの旦那様、このとてもありがたい「暖房手当」をいただける仕事をしている。
今日、どうしたはずみか「昼どっか食べに行こう!」と誘われた。
珍しいなあと思ったら、どうやらその「暖房手当」が出たようだ。
ま、どうやったって、いただいた手当で冬期間の灯油代すべてがまかなえるわけではないので、
すっきり賛同しました。出かけたのは、夏に長女と行った“トリッパ”
「最後の夏野菜になります」
と説明して出てきたサラダの美味しかったこと!大豆の煮たのとかぼちゃをマッシュにしたのが、
ちょろっとついている。 それが絶妙に、薄切りにしたズッキーニや蕪の入ったサラダに絡んで
うまかったなあ~~!
旦那様は「このサラダ、おかわりしたい」とのたまわった。
パスタは、私は“トマトとマスカルポーネチーズ” 旦那様は“にんにくと海老”を選んだ。
このお店は麺が何種類かあって選べるのだが、今日は二人共細麺で頼んだ。
これも絶品!自家製パンがひと切れついてくるのだが、ソースを綺麗にさらって食べ尽くしてしまった!!
食後にカプチーノを頼んだら、出てきたのがこれ!!
思わず「写メとってもいいですか?」と聞いた。
ああ、幸せな気分だった。
トリッパの食事は、心を豊かにしてくれる。
シェフが丹精してくれた食事が、体に心にじんわりとしみる。
いいお店だなあと思う。
「いつか夜に来たいと思っているんですよ」
ランチ最後の客になったので、シェフに声をかけた。
「せひいらしてください」その笑顔に釣られて、末っ子のことを愚痴ってしまった。
「それがね、好き嫌いのひどい中学生がいるものですから」
「僕がなんとかできる範囲でしたら、いつでもおっしゃってください。
アレルギー以外でしたら、一生懸命やらせてもらいます」
嬉しくなった。食べる人を見ながら料理しているから、出てくるものが美味しいんだと思った。
満席になっても10人ほどの小さな小さなお店・・・でも、とても気分のいいレストランです。