日本の輸出の大部分は、自動車やIT関連のものと感じている。
あまり頭の良くない私はいつも感じている。
どうして“新車”が毎年こんなに売れるんだろう?
不思議で仕方がない。
そう言っている我が家もこの20年のあいだ、今の車で4台目になる。
勝手な事情を説明させてもらうと、次々子どもができて乗車人数を多くしなければならなかったということと、
中古車ばかりできているので、車検の費用の兼ね合いがあった。
今の車が一番長く乗っている。
誰かが新車買ってくれて我が家に中古車が回ってきていると言われると、なんとも答えようがない。
経済って、よくわかれない。
天野さんはブログの中で、「成長のための成長をしなければならない」
とフランスの経済学者の言葉を引用している。
なるほどと思った。その上で成長できないかもという恐怖が、日本には充満しているんだと感じた。
でもその経済の恩恵に預かれない人も、今、若い人を中心にたくさん出てきている。
一昨年の大震災のおりも「経済を推し進めなければならない」と、復興復旧に必要なこととして言われた。
だから、復興予算も一般庶民には関係ないと思われるところに使われ得たのだということだった。
でも、ずっと続く成長などありえるはずがない。
そんな奇跡を起こそうとするから無理や歪が起こっているのではないか。
成長した時に立ち止まり、次の成長のための準備期間にする。
そんな波のようなあり方ができないものだろうか?
人の作ったものでは、ゴミだけが残る・・・そんな悲しい景色が人間の未来であっていいはずがない。
きっと、みんなが気がついている。大きなものの方向を変えるには時間がかかる。
かかってもいい。どうあっても、ゴミだらけのこの国なんてあっていいわけがない。