つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

“嵐”のコンサートチケットは…?

2010年10月15日 | 徒然に、
高校生の娘が“嵐”のファンクラブに入ったのが一昨年。
これまでは高校受験を控えていたこともあり、今年、初めてコンサートに申し込みました。
親としても初めて人気アイドルグループのコンサートチケットが、こういう仕組みで販売されていると経験させてもらっています。

「もらっています」と進行形で書いたのは、まだチケットが手元に届いていないからです。

お金を添えて申し込んだのが6月末。
11月半ばのコンサートで、半年の間、待ちぼうけをくっています。
あまりに手元にチケットが来ないので、知人の嵐ファンに聞いたら「転売防止で間際にならないと届かないのよ」妙に納得…ですが、大人の感覚ではちょっとおかしいなと思います。それが通るんだ…“プラチナチケット”と言われるものらしいので、文句は言えないのでしょう。

ですが、娘は抽選にあたったからまだ幸せで、外れて返金してもらうにもまたトラブルがあるらしい…手数料もとるという話で、それは子ども相手に強欲なと感じました。
興行ですから、普通の商取引の慣習を引き合いに出しても通じないのでしょうが、もう少し買う側に負担のないやり方があるのではと思います。
人気商売ですから稼げるうちにということもあるのでしょうが、「やっぱりジャニタレかあ…」という範疇に自らを追い込んでいるようにも受け取れます。それでも転売の最高金額が60万と聞くと、仕方がないのかなあと思います。

私が若いころ行ったフォーリーブスのコンサートでは、会場までの道すがら、ダフ屋がいて「ええ、チケットないか?チケットないか?」と独特の節回しで呼びかけていたけれど、ネット社会の今はいないのでしょうか。

いずれにせよ、“嵐”のコンサートまでは遠い道のりのようです。
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阿部雅司 講演会

2010年10月15日 | 日記
ノルディック複合競技全日本チームのコーチとして活動されている阿部雅司さんの講演会を聴く機会に恵まれた。1992年のアルベールビル大会では、日本のリーダーとして期待されながら、個人で30位団体では補欠に甘んじ、チームメイトが金メダルをとった。2年後のリレハンメル大会で個人成績10位、団体で金メダルを取った選手だ。
アルベール大会では期待の中でその期待にこたえることができず、手のひらを返したような周りの扱いと後輩達の活躍に世代交代を感じ、現役引退を考えていたそうだ。それをもう少しと踏みとどまらせたのが、帰国前日に届いた奥様の妊娠の知らせだったそうです。その時授かった息子さんが、今、高校生となり、娘の通う高校に在籍していらっしゃるという。そのご縁での講演会だったようです。

今は指導者として若い選手を育てていらっしゃる阿部さんのあゆみは、高校生の時にお母様を亡くされ、そのことを受け入れることができず一時は悪いほうに流されたこともあるそうだが、私たちが日々送っているのと変わりないごく当たり前の日常の積み重ねの上に、人との出会いがあり、そのうえで実を結んだということでした。だから、誰にでも夢をかなえる可能性があるということを伝えていらっしゃいました。

悪かったころの写真も生徒たちに見せ「君たちのほうがずっと立派だし、しっかりしている」といい、持ってきた金メダルを生徒達に回し「全員、触ってください。テレビでよくメダリストがやっているようにかじり倒してもいいです」
900人いる生徒たち全員に、お話されていた時間内で金メダルが回ることはありませんでしたが、その気持ちは十分に伝わりました。(その後どうなったかはわかりません)

阿部さんの若い人を育てようという気持ちが伝わるとても素敵な講演会でしたが、
それを聴く高校生のほうもあっぱれでした。
最後に質問の時間が設けられ、物おじせずに何人かの男の子が
「勉強のほうで低迷しています。頑張って勉強でも金メダルを取りたいのですが、アドバイスを…」
「挫折を感じられたときに、息子さん以外に、その挫折を乗り越えるものがありましたか」
最後に阿部さんの息子さんが手を挙げられて
「阿部さんの高校生時代と、息子の高校生活を比べてどのように感じていますか」と尋ねられました。

私は、いい親子関係をみせてもらったと思いました。
あの年頃の子どもです。自分の親が仲間に話をするのを嫌がっても不思議ではありません。
まして、自分の話も出てくるわけですから、そこには親への信頼関係ともうひとつ仲間への信頼関係がなければ成り立たないことです。

阿部雅司さんの話もよかったですが、息子さんがとても好もしかったです。
親として、とてもうらやましく感じました。
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どうも好きになれないもの  その2

2010年10月15日 | 徒然に、
雪のないところではやらないと思いますが、
北海道の冬、子どもたちを外で遊ばせることが目的の遊びに
アイスクリーム作りがあります。
大きめの缶に生クリームや砂糖といった材料を入れ、きっちりふたをし、
それを雪の中で、サッカーボールの代わりに子ども達に蹴って転がさせるのです。

理にかなった作業で、子どもたちが汗をかくころには冷やされて転がされた中身はアイスクリームになっています。体が火照って熱いうちにみんなで出来上がったばかりの冷たいアイスを食べるのですが、

どうもこの食べるものを蹴るという風景が、生理的に我慢ならないのです。

私は、わが子が外遊びするようになってそういうイベントに出くわした初めからいやで、
わが子たちには参加させないできました。(私が一緒にいないときにはやっていると思います)
北海道の寒さを利用してアイスクリームを作るということには、何の異存もないのですが、
いやなものは嫌で…。ですが、このことに関して、他の親御さんからなんのということあまりを聞きません。市の冬の外遊びに関しての冊子などに写真付きで、楽しそうに缶を蹴る子どもの写真が載ったりします。

いやだなあと感じるのは、本当に少数の人間だけのようです。

仕方がありません。サンデル先生にこんな小さなテーマを論議してもらうわけにもいきませんから、私は嫌いだなあと思っているしかないと考えています。
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