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きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

戦えないモードに突入

2008年01月25日 | Weblog
首相、野党と協調重視 生活者優先も薄い「福田色」(産経新聞) - goo ニュース

 誰かが言ってたぜ、「道端で財布を拾った政権だと」・・・で、故意に彼に財布を拾わせたのは日本国官僚組織とナベ公、その裏には絶えず裏工作を仕掛ける中共。この辺がこの政権誕生の舞台裏か。民主、自民党首の朝貢合戦も表向きのけばけばしさだけで、百害あって一利も無しだったことを思うと、日本は一体何処の国の意思で操縦されているのかそこはかとない不安が過る。

 福田政権になって、内的要因だけということではないが、株価は2500円も下がり株価総資産は75兆円も目減りしたという。これは確かに福田康夫氏の無策・無能ぶりを示す一つのバロメーターには違いない。

 しかし、同時に小沢一郎民主に対する株式市場の評価は『絶望』という意思表示でもあるのだろう。小沢政権誕生ともなれば、更に日本株は売り叩かれ、『国際的孤児院ポスト』に追いやられる。そして、それをこぞって拾うのがロシア、中国である。かくして、21世紀早々の日清・日露戦争に非業の死を遂げるのが我が日本国とあっては、国民生活第一も年金も福祉も遠い彼方の蜃気楼のごときものである。
 日本の国会議員は与野党問わず『独立国家日本をどうして担保するか』などといった国会議員としての職責観はとても希薄なのが嘆かわしい。

 武力に戦争に敗れたのが20世紀、経済戦争に敗れ奴隷になるのが21世紀では、日本人として耐え難く忍び難い。

 国民生活が第一などと耳障りの良い言葉を発しても、財布の中にはいっているのは現金どころか請求書の束ではどうにもこうにもなるまい。しかし、世の中には随分恵まれた人種というのもいるものである。
 例えば、我々庶民と比べて天国の生活を享受する資産家の与党・野党の鳩山家のお坊ちゃま達は、このところの株価暴落で40億円づつ資産が目減りしたという。こんな非常時にそんなこぼれ話をすること自体が品位を問われるのですが、こういう人たちが国会議員なんだから、国民生活或いは国民感情の実相を咀嚼する能力はないよね~~。

 当然であるが、「福田では選挙が戦えない」・・・という声があがり始めたという。こんなことは、彼が総理・総裁に就任する前から分かっていたことである。だから、野党は更なる攻撃を仕掛けてくる。要は最初から足元を見られているということずら。それにしても、チンピラ野党に対し、事を起こす前から「話せば分かる」などというだけけでは、勝てる戦にさえ勝利するのは難しい。総理就任前から「靖国には参拝しません」とまで、発言した人だからこのスタンスで中国との交渉ごとは永久に成就すまい。

 守るも攻めるも攻撃は最大の防御なのだ。

 自民党も自民党である。安倍晋三氏は切るべき時に切れずに自滅してしまったが、自民党も現在そういう状況にあると言える。たとえ勝てない戦でも、被害を最小に食い止めるのが政治家のセンスというものだろう。「政治家は常に最悪の事態を想定して行動しなくてはならない」今は無所属の平沼赳夫氏はかく仰せである。

 早急に脳味噌を取り替えるのはできない相談であるから、『首を据え替える』ことが最善策でしょう。・・・・彼が何を言っても国民の心に響かないし、告げる言葉も持っていないことが分かったのだから、躊躇している時間はなかろう。

 先の参院選で、安倍を守らずにそっぽを向いていた者が総理・総裁では、母屋さえも失いかねない。党利党略ならまだしも派利派略では、因果応報の理を表わす。