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若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

お粗末度200%

2006年08月06日 | Weblog
生徒指導の中学教諭、スカートの中盗撮 (読売新聞) - goo ニュース

 これも本末転倒、主客転倒、支離滅裂、そして破廉恥極まりない軽犯罪である。この31歳の教師は、何とも呆れたことに生徒指導担当の教官であったという。
 人間に生まれた以上、本音と建前、正義と不正義、外面と内面といった二面性が対峙しその葛藤に悶々としている内に何時しか我が身の自由もきかない位いに年輪を重ね老いて行くのであるが、心の赴くままにやって良いことと控えるべきことの境界線を認識できないのはとても困りものである。

 一体、こういう教師が頻繁に出没するようになったのは、どこに原因があるのか国民的議論を喚起してみるのも一案であろう。

 この31歳の若い教師とて、女子高生のスカートの中を盗撮して良いか悪いかぐらいの判断はできたであろうと思う。しかるに、そんな破廉恥なことをやってはならないというブレーキは完全に故障していたか或いは元々付いていなかったのである。
 本人は、現行犯逮捕されてから依願退職したとのことであるが、こういう職務に照らして非道徳的な犯罪(たとえ軽犯罪であっても)、『懲戒解雇』という断固たる処置をとるべきである。

 この種の軽薄な動機による些細な犯罪でも回数を重ねる内に殺人事件などの重大事件の引き金になる可能性も否定できないだろう。

 学校の教師を雇用する側の人たちは、教師を採用する時は『慎重の上にも慎重』を期して貰いたいものである。こういう悪しき素行壁のある教師が『生徒指導担当』などというのでは、全くもって『絵にならない』のだ、彼など、「女子生徒はパンティーを穿いてはならぬ」というぐらいの指導をしてみればよかったのだ、そうすれば鼻の下の長~い連中は結構楽しめたかもしれない。・・・・・冗談はこれくらいにして、大阪府警でもこの種の事件が起きたと報道されている。

 府警交通捜査課の警部補(43)が、阪急電鉄茨木駅の階段で昇降する女性のスカートの中をこれまた盗撮していたのを現行犯逮捕されたということだ。こちらは、常習犯だったようで、スカートの中を盗撮したおパンティー写真6枚が見つかり、余罪もあるという。彼は階段を何度も上り下りして明らかに不審な挙動をしていたのを乗客が見出し、駅員に通報されお縄になったのだが、取り押さえたのは56歳の男性助役だったという。お手柄であった。

 しかし、警察官の価値観(センチメンタリズム)というのも実に理解に苦しむ。普段『不審者』に目を光らせている取り締まる側の人間が、自分が挙動不審な動きをしても、他人は不審に思わないという『信念』があるのであろうか?、不思議な感覚である。もはやそれは『信仰』の域に達しているのだろう。

 警察官諸君も綱紀粛正に徹すべし。