今日の話題は、「アイドルは突然やって来る」です。
実は私、高橋真梨子さんの大ファンです。
詞・曲 尾崎亜美
ハート&ハード
絡み付いた心の糸 全てを今 解放すの 手の届くところに居る あなたの瞳は 深い海の底
空にも似た背中見つめ 遠い日々を 思い出すの 戯れに愛した人の 名前さえも 話せるような 気がするの
愛を流離う旅路は きっとあなたが 最後でしょう 時には強く時には優しく 私を抱きしめて・・・・
興味ある方は、次のプログラムをFX-890Pに打ち込んでもらいたいと思います。度重なる発展的改修にうんざりする向きもあろうかと思うのでありますが、ここは『超幾何分布』というアイドルに免じてお許し頂きたいと思います。
で、超幾何分布とは一体何かといえば、「今までの数学的詭弁」を克服する方便にほかなりません。
本来の二項分布とは、P(x)=3Cx*7Cn-x/10Cn(超幾何分布)であるにも拘らず、P(x)=10Cx*p^x*q^(n-x)と母集団Nが大数であることを条件に、『反復試行の確率計算』に置き換えてしまった咎はいつか清算されなければなりませんでしたが、この矛盾点解決の橋渡しをするのが『アイドル関数』dx=SQR((N-n)/(N-1))ということになります。
で、前講では漠然としていた母集団大きさに現実的な500という数値を与えて、採取したサンプル数100、pのヒリツを0.4、信頼区間95%という条件で、pの誤差の範囲を求めると、0.314<p<0.486となります。(教科書444ページ参照)・・・・このプログラムをもって、ガウス曲線(正規分布)の求積=信頼区間の設定、二項分布の取り込みと補正が完成したことになります。
200 REM**コウザ#55ノキョウザイ
205 PRINT”シンライクカン・p・e・n・Nノマトメ”,”<by songzhao>”
206 FOR J=0 TO 1000:NEXT J
210 CLEAR:CLS
220 IMPUT” シンライクカン%”;SK,”ブンプpノヒリツ”;P,” サンプルノスウn”;N,” キョヨウゴサe”;E,”ボシュウダンスウN”;NN:SK=SK/100:Q=1-P
230 S=0:FOR J=0 TO 500:Z=0.01*J:Y=EXP-(Z*Z/2)/SQR(2*PI):S=S+0.01*Y
240 IF J=0 THEN U1=0.01*Y/2:GOTO 260
250 U2=0.01*Y/2
260 IF S-U1-U2<SK/2 THEN NEXT J
270 ZZ=J/100:AA=-ZZ:GS=2*(S-U1-U2)
275 IF N=0 THEN GOSUB 350
276 IF NN>0 THEN DX=SQR((NN-N)/(NN-1))ELSE DX=1
280 X1=P+AA*SQR(P*Q/N)*DX:X2=P+ZZ*SQR(P*Q/N)*DX:XA=ROUND(X1,-4):XZ=ROUND(X2,-4)
290 PRINT SK*100;”%シンライクカン:”;XA;”<p<”;XZ,AA;”<Z<”;ZZ;”=”;GS,”サンプルスウn”;N;”:ゴサe”;XZ-P,”ボシュウダンN”;NN;
300 A$=INKEY$:IF A$=””THEN 300
310 GOTO 200
350 REM**eカラnヲモトメルルーチン
360 IF NN=0 THEN N=ZZ^2*P*Q/E^2 ELSE N=ZZ^2*P*Q*NN/(E^2*(NN-1)+ZZ^2*P*Q)
370 IF FRAC N>0 THEN N=INT N+1
380 RETURN
本講も、ヤドカリ戦法に徹しています。前講までのプログラムの変更箇所は大したものではありません。
220行、母集団数Nを入力する項目を追加しました。
276行、母集団数Nを入力したときの数量的処理を計算しています。併せて補正係数dxを計算します。
280行、XAとXZに係わる四捨五入の位置を10のマイナス4乗に設定し直しました。
360行、母集団Nの数を入力したときとしなかったときのNの取り扱いについて計算しています。
以上が、諸元の改良箇所です。
それでは、このプログラムをテストしてみましょう。
母集団の数500人とします。そのうち、アットランダムに100人を抽出し、ある案に賛成或いは否賛成のアンケートを取ったところ、40%の人が賛成という回答を得ました。このとき、信頼区間95%で判断すると、母集団全体では賛成者の割合はどれくらいか?・・・・その範囲を求めなさい。
それでは、FX-890Pに組み込んだプログラムを立ち上げてください。
『シンライクカン%?』に対して、95を入力します。『ブンプpノヒリツ?』に対しては、0.4を入力します。『サンプルのスウn?』に対しては、100を入力します。『キョヨウゴサe?』に対しては、『エンターキー』でスルーします。『ボシュウダンスウN?』に対して、500を入力します。
すると、95%の信頼区間では、pの範囲は、0.314<p<0.486
そのときのZの範囲は-1.96<Z<1.96 =0.95000・・・ サンプル数100 eの誤差は0.086 母集団数Nは500という表示がなされます。
次に、このプログラムの信頼性を担保するため、信頼区間95%、p=0.4、誤差e=0.086、サンプル数nはスルーして、母集団数N=500のとき、pの範囲を求めると、サンプル数100と表示され、前問と同じ表示となります。
因みに、信頼区間95%のとき、p=0.4、サンプル数100のときの誤差eは、0.096、pの範囲は0.304<p<0.496となります。
母集団Nが0と表示されるとき、母集団Nに対する数値の入力がなかったと理解してください。
実は私、高橋真梨子さんの大ファンです。
詞・曲 尾崎亜美
ハート&ハード
絡み付いた心の糸 全てを今 解放すの 手の届くところに居る あなたの瞳は 深い海の底
空にも似た背中見つめ 遠い日々を 思い出すの 戯れに愛した人の 名前さえも 話せるような 気がするの
愛を流離う旅路は きっとあなたが 最後でしょう 時には強く時には優しく 私を抱きしめて・・・・
興味ある方は、次のプログラムをFX-890Pに打ち込んでもらいたいと思います。度重なる発展的改修にうんざりする向きもあろうかと思うのでありますが、ここは『超幾何分布』というアイドルに免じてお許し頂きたいと思います。
で、超幾何分布とは一体何かといえば、「今までの数学的詭弁」を克服する方便にほかなりません。
本来の二項分布とは、P(x)=3Cx*7Cn-x/10Cn(超幾何分布)であるにも拘らず、P(x)=10Cx*p^x*q^(n-x)と母集団Nが大数であることを条件に、『反復試行の確率計算』に置き換えてしまった咎はいつか清算されなければなりませんでしたが、この矛盾点解決の橋渡しをするのが『アイドル関数』dx=SQR((N-n)/(N-1))ということになります。
で、前講では漠然としていた母集団大きさに現実的な500という数値を与えて、採取したサンプル数100、pのヒリツを0.4、信頼区間95%という条件で、pの誤差の範囲を求めると、0.314<p<0.486となります。(教科書444ページ参照)・・・・このプログラムをもって、ガウス曲線(正規分布)の求積=信頼区間の設定、二項分布の取り込みと補正が完成したことになります。
200 REM**コウザ#55ノキョウザイ
205 PRINT”シンライクカン・p・e・n・Nノマトメ”,”<by songzhao>”
206 FOR J=0 TO 1000:NEXT J
210 CLEAR:CLS
220 IMPUT” シンライクカン%”;SK,”ブンプpノヒリツ”;P,” サンプルノスウn”;N,” キョヨウゴサe”;E,”ボシュウダンスウN”;NN:SK=SK/100:Q=1-P
230 S=0:FOR J=0 TO 500:Z=0.01*J:Y=EXP-(Z*Z/2)/SQR(2*PI):S=S+0.01*Y
240 IF J=0 THEN U1=0.01*Y/2:GOTO 260
250 U2=0.01*Y/2
260 IF S-U1-U2<SK/2 THEN NEXT J
270 ZZ=J/100:AA=-ZZ:GS=2*(S-U1-U2)
275 IF N=0 THEN GOSUB 350
276 IF NN>0 THEN DX=SQR((NN-N)/(NN-1))ELSE DX=1
280 X1=P+AA*SQR(P*Q/N)*DX:X2=P+ZZ*SQR(P*Q/N)*DX:XA=ROUND(X1,-4):XZ=ROUND(X2,-4)
290 PRINT SK*100;”%シンライクカン:”;XA;”<p<”;XZ,AA;”<Z<”;ZZ;”=”;GS,”サンプルスウn”;N;”:ゴサe”;XZ-P,”ボシュウダンN”;NN;
300 A$=INKEY$:IF A$=””THEN 300
310 GOTO 200
350 REM**eカラnヲモトメルルーチン
360 IF NN=0 THEN N=ZZ^2*P*Q/E^2 ELSE N=ZZ^2*P*Q*NN/(E^2*(NN-1)+ZZ^2*P*Q)
370 IF FRAC N>0 THEN N=INT N+1
380 RETURN
本講も、ヤドカリ戦法に徹しています。前講までのプログラムの変更箇所は大したものではありません。
220行、母集団数Nを入力する項目を追加しました。
276行、母集団数Nを入力したときの数量的処理を計算しています。併せて補正係数dxを計算します。
280行、XAとXZに係わる四捨五入の位置を10のマイナス4乗に設定し直しました。
360行、母集団Nの数を入力したときとしなかったときのNの取り扱いについて計算しています。
以上が、諸元の改良箇所です。
それでは、このプログラムをテストしてみましょう。
母集団の数500人とします。そのうち、アットランダムに100人を抽出し、ある案に賛成或いは否賛成のアンケートを取ったところ、40%の人が賛成という回答を得ました。このとき、信頼区間95%で判断すると、母集団全体では賛成者の割合はどれくらいか?・・・・その範囲を求めなさい。
それでは、FX-890Pに組み込んだプログラムを立ち上げてください。
『シンライクカン%?』に対して、95を入力します。『ブンプpノヒリツ?』に対しては、0.4を入力します。『サンプルのスウn?』に対しては、100を入力します。『キョヨウゴサe?』に対しては、『エンターキー』でスルーします。『ボシュウダンスウN?』に対して、500を入力します。
すると、95%の信頼区間では、pの範囲は、0.314<p<0.486
そのときのZの範囲は-1.96<Z<1.96 =0.95000・・・ サンプル数100 eの誤差は0.086 母集団数Nは500という表示がなされます。
次に、このプログラムの信頼性を担保するため、信頼区間95%、p=0.4、誤差e=0.086、サンプル数nはスルーして、母集団数N=500のとき、pの範囲を求めると、サンプル数100と表示され、前問と同じ表示となります。
因みに、信頼区間95%のとき、p=0.4、サンプル数100のときの誤差eは、0.096、pの範囲は0.304<p<0.496となります。
母集団Nが0と表示されるとき、母集団Nに対する数値の入力がなかったと理解してください。