富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

ドクダミ狩り

2005年06月12日 | きのこ
来週は鮎が解禁になるので、今日は恒例となったドクダミ狩りだ!今年の鮎はどうだろうか?妻を小杉まで送ってから、八尾の山へ…
何時の間にか、春にもかかわらず山菜を探す時間ときのこを探す時間が同じくなってきた。
DSCN0350DSCN0351いつもの山は…今日は一段と静かだ。オレンジ色の野苺が熟している、ドクダミが花を咲かせている。ナスコンイッポンシメジだろうか?硬質菌も紫色だ…!

DSCN0354DSCN0355楢の木の根元にホウキタケの仲間(^^;が群生していた。
とても食えそうに無い。家に帰って「さてサンプルを整理しよう」と思ったら…どうやら山に落としてきたようだ。来週の顕微鏡観察会に持って行こうと思っていたのに…





デザート

2005年06月03日 | きのこ
ヌメリツバタケモドキをどのように食するか?熱湯処理した後の感触はプリンのようだ。2日間冷蔵庫の中で眠っていたが、やっぱり、黒蜜を掛けてデザートだろう!
DSCN0346恐る恐る1口食べてみる。想像通り味も素っ気も無い。オオゴムタケを食べたときと同じ感触である。妻も一口…とてもきのこ臭い…と言う。どうやら痛み掛けたのを食べたようだ。このきのこは足が早いので、幼菌を手早く処理しないといけないようだ。結局、全部は食べなかった…伊藤家にしては珍しい!!



有峰林道開通!

2005年06月01日 | きのこ
今日は有峰林道の開通日だ。昨日永瀬さんから電話が有った。9時半にダムに到着したが、既に人で一杯だ。それでもウドの新芽は結構残っている。粕漬けにちょうど良いサイズだ。
DSCN0329DSCN0330東西半島付近のブナの倒木にヌメリの強いきのこが発生している。特徴的なひだを図鑑で見た記憶が有るのだが…名前が出てこない⇒ヌメリツバタケモドキ(Oudemansiella venosolamellata (Imaz. & Toki) Imaz. & Hongo)だ。

DSCN0331DSCN0333同じぶなの木に硬質菌が発生していた。カイガラタケ(Lenzites betulina (L.:Fr.) Fr.)だろう。東谷で昼食後はきのこ採りに変身だ!永洞谷の手前の谷へ入る。倒木に硬質菌がもう1つ…良く判らん!

DSCN0334DSCN0336川沿いの柳の原に遠目にもくっきりとヌメリスギタケモドキ(Pholiota aurivella (Batsch:Fr.) Kummer)が見える。永瀬さんと僕のストックをつなぎ合せ、先に鎌を結んで何とか切り落とした。永瀬さんのお兄さんは「ヤナギモタセ」と呼んでいて、やはり、今の時期に採りに行くそうだ。

DSCN0340DSCN0343表面はカラカラに乾燥しているが、肉厚でまるでドンコのようだ。この谷にはナラタケを探しに来たのだが、望外の収穫であった。ミヤマイラクサを少々摘んだ。永洞谷ではまだ水芭蕉が花を付けていた。先人がアザミを採取・処理した後が残っていた。期待されたヌメリスギタケモドキは全く見えず…ナラタケ(Armillariella mellea (Vahl:Fr.) Karst.)が1株。

DSCN0344帰りに越中ユートリアで一風呂浴びて、ウドをやっつけた。酒のつまみは「柳局のソテー晒し山独活添え」だ、厚肉の傘の部分がことのほか美味であった。