富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

有峰林道開通!

2005年06月01日 | きのこ
今日は有峰林道の開通日だ。昨日永瀬さんから電話が有った。9時半にダムに到着したが、既に人で一杯だ。それでもウドの新芽は結構残っている。粕漬けにちょうど良いサイズだ。
DSCN0329DSCN0330東西半島付近のブナの倒木にヌメリの強いきのこが発生している。特徴的なひだを図鑑で見た記憶が有るのだが…名前が出てこない⇒ヌメリツバタケモドキ(Oudemansiella venosolamellata (Imaz. & Toki) Imaz. & Hongo)だ。

DSCN0331DSCN0333同じぶなの木に硬質菌が発生していた。カイガラタケ(Lenzites betulina (L.:Fr.) Fr.)だろう。東谷で昼食後はきのこ採りに変身だ!永洞谷の手前の谷へ入る。倒木に硬質菌がもう1つ…良く判らん!

DSCN0334DSCN0336川沿いの柳の原に遠目にもくっきりとヌメリスギタケモドキ(Pholiota aurivella (Batsch:Fr.) Kummer)が見える。永瀬さんと僕のストックをつなぎ合せ、先に鎌を結んで何とか切り落とした。永瀬さんのお兄さんは「ヤナギモタセ」と呼んでいて、やはり、今の時期に採りに行くそうだ。

DSCN0340DSCN0343表面はカラカラに乾燥しているが、肉厚でまるでドンコのようだ。この谷にはナラタケを探しに来たのだが、望外の収穫であった。ミヤマイラクサを少々摘んだ。永洞谷ではまだ水芭蕉が花を付けていた。先人がアザミを採取・処理した後が残っていた。期待されたヌメリスギタケモドキは全く見えず…ナラタケ(Armillariella mellea (Vahl:Fr.) Karst.)が1株。

DSCN0344帰りに越中ユートリアで一風呂浴びて、ウドをやっつけた。酒のつまみは「柳局のソテー晒し山独活添え」だ、厚肉の傘の部分がことのほか美味であった。