富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

宮崎鹿島樹叢に行ってきました

2007年06月04日 | きのこ

富山キノコの皆様

先日富山県際東部の宮崎鹿島樹叢に行ってきました。
ここは、スダジイ、アカガシ、タブノキなどの常緑広葉樹が数多く茂る天然記念物の森です。
以前より何回か足を運ぼうと思っていましたが、今回となりました。

Dsc03408Dsc03424写真は、ベニヒダタケ(Pluteus  leoninus)、とクロサイワイタケ属のハマキタケ様不明種(マメザヤタケの白いタイプ?、が多量に林立)。ベニヒダタケは一度岩見沢で会っている。・・確か6月だったような。
以前から見てみたいキノコに『6月の花嫁』にまつわる。この仲間で別名ベニガサハナヨメ(ヒイロベニヒダタケ)がある。こちらはさらに紅を引いた様に赤く。傘の縁は一回りした角隠しのように白く可憐な様相であるといわれています。
まだまだ巡りあっていないキノコがあるし益々不明種が増えるし困ったものだ。その他にクロハナビラタケ、ナラタケ、シイタケなどが見えていました。
富山遠く、新潟県にもだんだん用事が多くなってきた山田です。
_/_/_/_/ おしまい _/_/_/_/


山田様
富山きのこクラブの皆様へ
植物園の橋屋「です。

>先日富山県際東部の宮崎鹿島樹叢に行ってきました。

非常に面白い場所ではありますが、国の特別天然記念物というしばりがあるため、採集許可を受けるのがものすごく難しいようなため、まだ申請をしたことがありません。(多分許可がおりるとすれば環境省大臣名だと思います。)
採集はできませんが、歩くのは問題がありませんので、ぜひ一度は鹿島樹叢へ足を運んでください。

> 写真は、ベニヒダタケ(Pluteus  leoninus)、とクロサイワイタケ属のハマキタケ様不明種(マメザヤタケの白いタイプ?、が多量に林立)。
クロサイワイタケ科マメザヤタケ属でいいと思います。
白く見えるのは表面に分生子が出来ているためで、子のうの成熟は秋になるかと思います。
(先日伊藤さんが樹木園で採られたホソツクシタケ(ホウノキの落果に生える)も分生子の状態でした。)
ウラベニガサの仲間は色や形のきれいな種類が多いですね。
また顕微鏡的な特徴もあって、北海道の竹橋さんや東京の星さんらが研究されています。
北陸でもこの仲間を研究される人が出てきたら面白いだろうなあと思います。
_/_/_/_/ 富山県中央植物園 橋屋 誠 _/_/_/_/_/


最新の画像もっと見る

コメントを投稿