富山きのこクラブ

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奥能登植物観察会Part2

2006年05月10日 | 日記・エッセイ・コラム

5月4日
「一筆啓上」と鳴く鳥が、朝早く窓ガラスをコツコツ叩いていたそうだが…

Dscn0476 Dscn0482 朝から良い天気、山を歩くにはやや暑すぎる程。
午前中、近くの山を一回りして、一応「植物観察」を行った。ウラシマソウは今年も元気に咲いている。
在来のタンポポ(写真奥)と西洋タンポポ(写真手前)が混在している。
Dscn0478 俗に、「西洋タンポポが日本タンポポを駆逐している」みたいに言われているが…実は西洋タンポポが繁殖しやすい環境が広がって来ている…のが真相らしい。
三つ葉アケビ(紫のきれいな花が咲いていた)・アケビ・五葉アケビ…アケビにも3種類有るそうな…ここでは秋に大きな実が成るそうだ。

「秋に採りにおいでよ、大きな柿や丹波栗も採れるから…きのこ(松茸)は駄目だけど」とお誘いを受けて思わずv(^^)  しかし、この辺のワラビはイマイチ細い…妻達によれば「贈答用」らしい(^^; 野蒜、野蕗、釣鐘人参、独活、芹、葉山葵 等々今晩の天婦羅の材料を仕入れた。

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前日のゼンマイと併せて始末して、午後、木の浦海岸へ、一応「海の植物観察」に出掛けた。アオサ、ホンダワラ、ワカメ、カジメ…海藻の名前も良く判らん!ワカメとカジメは有難く、酢の物と味噌汁の材料となった。ここにはWebでチョット有名な珈琲豆屋さんが有る。船小屋を改造して造った二三味(にざみ)珈琲である。話を聞きつけた妻はさっそく豆を仕入れ「今まで紅茶党だったけど、今日からコーヒー党になるヮ (^^) 」だと。
GWで満杯の国民宿舎「きのうら荘」で一風呂浴びた。タオルと歯ブラシセットが付いてくる日帰り入浴がなんと…300円!これは良いところを見つけたと一同喜んだが…これで経営が成り立っているのだろうか?

5月5日

Dscn0495朝、蕗・芹・葉山葵・かたは(ヨシナ)を仕入れて、大野宅をおいとました。
道沿いに「きのこの山―手打ち蕎麦」の看板が上がっている。夢一倫館の今の季節は、山菜天婦羅-板盛蕎麦がおススメ。
帰りの足で、砺波インター近くの温泉「湯来楽」に寄って、岩盤浴で一汗かいた。妻も私も最近、嵌りつつある。

例年の事だけれども、大変お世話になった。
テレビもラジオも無く、車の騒音も聞こえない。山をうろついて山菜に舌鼓を打って美味しいお酒と楽しいお話…私たちにとってはこの上も無く贅沢な時間を過ごす事が出来る。来年もこの企画が絶えないことを望むばかりだ。


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