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冬期講習の教材を初めて郵送しました。

2020-12-19 21:56:42 | 日記
来週から始まる冬期講習に向けて、今日は中3受験生に教材を配布しました。毎年受験生にはかなり多めの宿題を出します。以前このブログにも書いた通り、ここから受験まで一気に突っ走る勢いをこの時期につける必要があるからです。
今日も教材を配りながら、こんな話をしました。
「一昨年、同じ教材を同じ時期に配布した。普段の授業と比べて宿題の量がかなり多いので、一人の女の子が(私がよく冗談を言うので)私が冗談を言っているだと勘違いをした。冬期講習が始まる数日前に生徒たちに進度を確認すると、多くの生徒が終わった、またはほぼ終わっていると返事をしたが、その生徒だけがあまり進んでいないと返事をした。表情はやや青ざめているように見えた。冬期講習が始まった日の朝、その生徒にどこまで進んだかを尋ねると、「終わらせてきました。」と返事をした。とてもすぐに終わるような量ではなく、また解答を写して来るような生徒ではないため、私が驚いて「昨日ちゃんと寝てきたか?」と尋ねると、「結局朝までかかってしまって、20分だけ寝てきました。」と返事をした。厳しい部活をやりぬいてきたその生徒は、課題もちゃんと終わらせてきて、さすがだなと思った。結局その生徒は第一志望の難関校に合格していったよ。」
睡眠時間があまりにも短か過ぎてその日はもちろん、数日間は私も大変心配しました。創研塾としては睡眠時間を削ってでもやれ、というつもりは毛頭ありません。睡眠時間をここまで極端に削っては学習効果も高くなかった可能性が高いと思います。しかし、このやり抜いたことが自信となり経験となって、合格を引き寄せたことは間違いないと思います。
今年はコロナの影響もあり、体力面とそれから学習体力も落ちている生徒が見受けられるため、一部のクラスは課題を軽減しました。どこまでやってこられるのか、ここで勢いをつけることができるのか、期待と不安が半々で今日の授業を終えました。
さて、今年は教室に直接来て授業を受ける対面式とオンラインで授業を受けるリモート式の両方を採用し、ハイブリッド授業を進めています。リモートで受講している生徒にはこれから郵送で課題の教材を送ります。長年この仕事をしていますが、このように講習教材を郵送するのは私にとって初めての経験です。昨日、今日と何人かの方と打ち合わせをしていますがやっぱり今後のコロナについて話題が出ます。世界中がコロナ禍に苦心していますが、いつ落ち着いて物事を進めることができるようになるのか、不安を感じながらもできることを精一杯やっていこうというのが結論です。
私も嘆いている場合ではありません。生徒たちとともに頑張っていこうと思います。

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