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Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

中華のカスタード

2021-02-17 20:13:00 | たべもの
カスタードが大好きです。



カスタードプリン、イギリスならCream Caramel、イタリアならZuppa Inglese(ズッパイングレーゼ/要するにトライフルのこと)、と外国のも美味しいですが、

日本のクリームパンとシュークリームも定期的に食べたくなります。

ロンドンに住んでいた時、どちらもないので(シュークリームには必ず生クリームが入っている)、クリームパン欲求が沸き起こった時にチャイナタウンのベイカリーに行って『カスタード・バン(Custard Buns)』を買いました。それは遠い日本のクリームパンに1番近かったけれど、決して同じではない、満足度75%でした。

東京の近所のスーパーで見つけた「中華菓子」ケーキは、その書体といいイラストといい、ロンドンの場末の劇場で「MIKADO」の看板を見つけたような、20世紀の東洋趣味パッケージも気になり、『カスタード・バン』を思い出しました。

こういう袋詰めで売られているケーキには珍しいカスタードクリーム入り、
しかも私のもう一つの好物、ココナッツも原材料名に書かれていたので、3〜4回ほど見ては迷った後に、ついに購入してみました。

製造は「横浜市中区山下町」、中華街だ!チャイナタウンだ!



食べてみると、イギリスの『カスタード・バン』とも違う、ココナッツで期待した「BOUNTY」というココナッツバーの風味とも全く違う、かといって日本のクリームパンのクリームでもない、ビスケット部分も見かけのショードブレッドとはまた違うといった、

全ての期待を全方向から裏切る、ある意味、ロンドンチャイナタウンの『カスタード・バン』を食べた時と同じ気分を味わえたのでした・・・