Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ひつじのショーン いたずらラマがやってきた

2016-03-13 23:07:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


ショーンの劇場映画見て来ました。パンフレットを家で見たら、タイトルのメインエピソード「いたずらラマがやってきた」は去年のクリスマススペシャルとしてTVで放送されたものとのことです。それが約30分と、TVのふだんの7分エピから5つのセレクションです。

ン?TVのクリスマススペシャル劇場映画として?

どこかで聞いたことがありますね・・・?

とは言え、4週間もの上映でファンを喜ばせたシャーロックと違って、ショーンの方は劇場公開はTV版+放送済みエピソードだという負い目なのか宣伝もあまりなかったし、チケットも大人当日でも1300yen、前売りは1100yenという割安さがありがたいことです。

セレクションの内容は以下の5つです。
DVDなどをお持ちの方や、NHKでいつもご覧になってる方は見たことがあるかもしれません。

1 サタデー・ナイト・ショーン
2 パーティーをしよう(上の動画)
3 ショーンの恋
4 ティミーのぬいぐるみ
5 おもいでの木

私は5つのうち3つは見たことがありました。

でも、当たり前ですけど、端から端まで英国度100%のよくできたセットを大きいスクリーンで堪能できました。

きょうはここまでで、ちょっとした付け足しはまた追記します。


3/14追記

端から端まで英国度100%、英国産なんだから当たり前なんですが、前劇場作「バック・トゥ・ザ・ホーム」の時にも感じたので具体的にあげてみようかな~と思いつきました。みなさんも同じところで懐かしくなったかな?

「いたずらラマ」
・牧場主とビッツァーがフェアに出展した手作りケーキの色!
 アイシングのすごい色はもう「食べ物」を超えてる気がするけど、
 親の手作りケーキでもああいうのなんですよね。
・田舎の牧場でもあるスーパーのオンラインショッピングの配達。
 あれ?これは日本と同じですか?スーパーの袋に入った状態で配達されるの。
 箱詰めのもあるけど、袋詰めで自分で買って来た風。

「サタデー・ナイト・ショーン」
・小道具もよく作られてて、あのイギリスのでっかいコンセントと、差し込み口の
 横についてるスイッチもリアルでした。
 スイッチ入れないと電気通らない仕組み。
・イギリスのクラブは入り口のガードマンがけっこう入れる人を仕切っている。
 ビッツァーは羊の番犬だからぴったりの役。
・牧場のブタ達はいつも悪い子だけど、ここでもチンピラな役で太いチェーンの
 ネックレスをしてて黒人気取りの白ブタって感じがリアルでした。
 もちろんガードマンの入場禁止リストに入ってました。

「パーティーをしよう」
・誕生パーティーを盛大にやるのはイギリス人も大好き。
 それで「招待カード」なるものも同じデザイン10枚組とかがパーティーグッズ
 として出回っています。牧場主も自分の誕生パーティーのためにせっせと
 書いてました。
・パーティー・フードなるものもあって、つまめる短いソーセージとか
 一口サイズのパイとか1年中売ってます。それも出て来た。
・控えめなわりに仮装が大好きなイギリス人。動物の着ぐるみとかカーボーイとか
 このエピではひつじ達の間に合わせの仮装なのに時代劇衣装とダーレクがいた。

「ショーンの恋」
・牧場にやってきたショーンが好きになるかわいい女の子は、お目目パッチリで
 セミロングのブロンドの前髪を横に流した感じのステレオタイプのセクシーな
 ヒロインだったのには笑いました。

「ティミーのぬいぐるみ」
・放牧犬のビッツァーは牧場主に忠実で実に犬らしく働き者ですが、
 このエピには猫が出て来て、それがすっごい意地悪なんです。日本の猫は
 キティちゃんとか磯野家のタマとか無害ですけど、西洋の猫のキャラって
 ずる賢いの多いなあって思いました。憎めない意地悪ですけども。

「おもいでの木」
・小学生くらいのころの牧場主が出て来ます。
 学校の制服でちゃんとネクタイしてる。日本のランドセルと同じくらい
 それが当たり前の子供らしさなのだけど、大人と同じなんですよね。
 下は短いズボンでしたけど。