Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

SHERLOCK映画は誰のために

2016-01-11 22:25:00 | シャーロック


「クリムゾン・ピーク」の前に「シャーロック忌まわしき花嫁」の予告を見ました。

大きいスクリーンってこうやって大勢の知らない人達とシェアするんだなあ!シャーロックは大抵たったひとりで集中して密室で見て来たので、なんだか自分のものを他人に見られるような勝手なこそばゆさがありました。(ごめんね)

して、それは上の写真のようなヴィクトリアンな「ホームズとワトソン医師」の映画です。一見。

そこで私は気がつきました。たとえ21世紀のドラマ「シャーロック」は知らなくても、コナン・ドイルのホームズ・シリーズを知る人は日本にも多い。つまりヴィクトリアン・ホームズの映画ならば潜在的な観客は海外ドラマファンよりも多い。・・・これが4週間の公開という一般の映画並みの規模の理由だったのかと。

そうすると、ドラマのシャーロックを見ずしてこの映画だけを見てしまう方々も当然いらっしゃることになります。

私はシリーズ物の映画はあまり過去に見たことがなく、「007」は「スカイフォール」「ミッション・インポッシブル」は「みりん」、「スタトレ」は「STID」、「スターウォーズ」も今の「フォースの覚醒」が初めてという超初心者なんですね。だからシリーズものの膨大な過去作を予習として見る壁の高さがよくわかります。

だけど、「シャーロック忌まわしき花嫁」の場合、「過去作見ておいた方が楽しめるよ」レベルではなく、「ドラマ版知らないと途中から嫌にならないだろうか?」という懸念がむくむくと~~~~

このブログを読んでくださってる方は全員そんな心配はない方々と察しますが、劇場公開で初めてモファティス版を見る方が、我らのシャーロックとの出会いをどう迎えられるのか。

うーむ。たんなる老婆心で終わることを祈ります。



1/12追記

一夜明けてもう一度考えを巡らせてみました。そしたら、もしかしてこの映画で初めて21世紀のシャーロックに出会ってしまった方の中にも、SHERLOCKEDされてしまい、なんだこれは!?と戸惑いながらもドラマのDVDを借りて見て、ファンになられる方もおられる可能性ありなわけですね!?
ヤダ…すっかりネガティブに囚われてました。

映画シャーロックは、まだシャーロックに出会えてない方のためにも公開されるんだーーー(」^o^)」