蕎麦厨風

三原市久井町で平成23年より開業しました。
蕎麦粉と蕎麦の実を使った創作料理を作っています。

紫芋のゼリーを作ってみた

2020-01-15 20:12:17 | 料理

夜中に初雪。

朝起きてカーテンを開けると霜とは違う白さ、よく見ると薄っすらと降った様子、

どうりで寒いはずだ、氷も張っていた。

元気が良いのは葉牡丹だけだね。

明日のデザート何にしましょう、取り合えず紫芋を茹でて考えましょう、

アントシアニン色素たっぷりで低糖質なのです。

煮詰めてもなかなかとけてくれない、ミキサーにかけてしまった、

もうゼリーにするしかない、初めて作ってみた、美味しく出来た。

ネギたっぷりと牛肉で蕎麦まんじゅうのあんを作る、ネギ好きにはたまらないはず、

ふだんはあんに使いませんからお好きな方は注文しださいまし。

赤ピーマンのドレッシング。

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ダンスホールの灯り。

お店を囲む石の上にちょこんと置いてあるランプ、蝋燭立てなのです、

昭和二十年三十年の頃ダンスホールの中二階のテーブルに置いてあったそうです、

頂いて仕舞いっ放しで、そして持って帰って来ました、

昭和レトロで何となく捨てられなかった物です。

踵の高いヒールを履いてダンスを踊れたら靴が勝手に素敵な場所へつけて行ってくれる、

そう信じていた頃もあったのだ。

そして歳月が流れて、道を歩いていたらダンススタジオがあって見学自由と書いてあった、

思わず入ってしまった、座って見ていたら背の高い爽やかな若い男性が、

踊ってみませんかと声をかけてきた、断る理由がない!、

その日の帰りには入会した、指名制で三十分のチケットを束で買ったのだ、

そしてダンスシューズまでも。

友達たちも通い始めて楽しかった、みんな空いてる時間に行くので会えなかったけど、

ダンスが終わった後に教師が次までの時間が空いているとコーヒーに誘ってくれた、

快い疲労の後のコーヒーは美味しかった、(若いイケメンとだからだって?)

広島に引っ越す事になって辞めてしまいました。

捨てられないで今も靴箱の奥にしまってある、もう二度と履く事はない。

コメント
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