規格外の若者たちの進撃が止まりません。
大リーグ、エンゼルスの大谷選手は投手として3勝目をあげると次の試合では今シーズン初の1試合2本塁打、そして今日も22号を打ったようです。ホームランバッターは波に乗ると、10試合で7、8本打つこともあるのですが、大谷選手もそうしたゾーンに入ったのかもしれません。
それにしても彼の放つ打球は気持ちがいいですね。打球の角度、そしてスピードが規格外です。50本ペースという見出しが踊っていますが、僕は40本打ってくれればと思っています。勿論、能力的には50本以上打てるとは思いますが、シーズン後半になれば二刀流の疲れが出てきますから。オールスター前日のホームラン競争に選ばれたことも嬉しいです。ホームランバッター、スーパースターの証ですから。何度も記していますが、大谷こそ大リーグ最大のスター 、ベーブ・ルースの再来です。
将棋ではヒューリック棋聖戦で藤井棋聖が渡辺名人を相手に連勝スタートです。難解な中盤が続きましたが、終盤に抜け出したのは藤井棋聖でした。171手の熱戦を制しました。
それにしても最近は多く見かけますが、藤井玉は居玉ですからね。「居玉は避けよ」という格言も説得力が薄れてきました。
次の第3局ですが、少し複雑な思いです。渡辺さんは鋭い攻めが持ち味のイケメンの将棋で、また感想戦でも勝ち負けに関わらず、合理的な分析も含めて個人的には好きな棋士です。1勝はしてもらいたい気持ちもあります。
しかし、勝負は流れなので、渡辺さんが一つ返せば、渡辺さんの奪取も充分あり得ます。なので、やはり藤井君には決められる時に決めて欲しいです。3局目は相掛かり、角換わり、矢倉の3択でしょう。渡辺さんがどの戦型を選ぶのかも注目です。
それにしても大谷翔平、藤井聡太という巨大な才能がどこまで進化を続けるのか興味は尽きません。