とりあえず、負けて帰ってきました。
出てもいないわけだが、そのぶん遊んできたでーv
なんというか、試合に出てないで外から見てたぶん、あるいは野球経験がほとんどないぶん、逆に無責任にいろいろ思うことがありました。
試合内容に関して。
というわけで、「俺を出せや!」みたいな、調子こいた大口も、夜に酒がまわれば叩きたくなるというものです。
そんなわけで、宿泊していた三軒茶屋から2駅の渋谷へ繰り出す。
もう、渋谷というところに行くたびに、馬鹿みたいなことだけど、人間の多さに驚き、滅入る。
やっぱり、渋谷の人間の数は異常だと思いませんか。
新宿ではそこまで思わないもん。
渋谷だけが異常だと思う。
渋谷のあのスクランブル交差点を見れば、ああいうのを本当の「スクランブル交差点」と言って、他のはぜんぜんただの交差点に成り下がると思う。
かつて同じ会社に同期入社し、いまは東京ではたらく
hagaeru氏を会社帰りに呼び出し、渋谷で飲んだ。
よくわからないので、そのへんにあるチェーン系居酒屋に入った。
hagaeru氏の私生活の変貌ぶりに皆でニヤける。(失礼すぎる
店をでて、hagaeru氏は翌日も仕事なので、帰ってしまった。
さて、残された我々は、もっと飲みたい、負けた憂さ晴らしにパーッと飲みたい欲求をまだ体内に抱えていた。
でも正直、渋谷のどこに言えば飲み屋街があるのかわからない。
見上げれば、全てのビルがベガスベガスみたいにギラギラ光っていて、無数のデパート。
デパートの裏に回れば、無数の飲食店があって、もう何をもって飲み屋街なのか、どういうイメージでそれを探せばいいのか分からなくなる。
と、そんなふうにウロウロしていたら、ふとヤバそうな一角に出た。
いままで探していた「飲み屋街」が眼下に広がる。
その瞬間、ビビる北海道人4人。
もっと、「パーッと」とは言っても、ある程度「健全」に飲みたいのに、でも普通の居酒屋じゃなくてさぁ・・・という程度の雰囲気で行くには、なんとも危険すぎる空気だった。
にわかに、停まってる車のナンバーが全て「893」に見え出したし、歩いてる女の人がどんどん片言の日本語で話しかけてきて、どこに向かって歩けば良いのかわからなくなってしまった。
狭すぎる路地に対して、不自然に明るくてデカすぎる「無料案内所」の看板。
そのドアを叩けば「タダより高いものはない」を具現化してくれそうだった。
札幌という町の親切さ、ススキノという町の暖かさを懐かしく思った。
3人と別れて一人で街を散策した。
駅前にあれほど人間が溢れているのに、一方で数百mもいって、パルコだかの裏手に回ると、道は暗くて もう人がほとんど歩いていなかった。
駅前でごった返している人達は、何をしているのだろうか。
皆、どこから来て、どこに行ってるんだろうか。
クレープ屋風の「白いたいやき屋」があって、若者が並んでいた。
本当にたいやきが食べたいのかを問い正してみたいと思った。
たい焼き屋のとなりに、コンドーム専門店みたいのがあった。フランクな外装だった。
わけがわからない。
そのあたりを歩いてると、ちゃんとした日本語を話す女の人に話しかけられて、聞けば「美容師なんですが、アンケートに答えていただけませんか」というもの。
札幌の街を歩いていてもよく引っかかる手のものだったし、もちろん軽く断わって、去ってきたけど、なんか現地の人と会話をしたことで、わずかではあるが何故か満足をし、ホテルに戻ることに決めたのだった。
さっき別れた仲間に電話してみると、まだ渋谷駅にいるというので、ほかに目印も知らないのでハチ公のところに集合することにした。
行ってみたら、ホンモノのハチ公以外にもたくさんのハチ公が壁画にされていたから、逆に迷った。
結局、そのままホテルのある三軒茶屋に戻った。
東京に来たときはずいぶん賑やかに感じた三軒茶屋という町が、とても穏やかで、ふるさとにでも帰ってきたかのような気持ちになって、そのまま寝たorz
明日はもうすこし野球のことを書きます