かみなか長期合宿の特集ページへようこそ
このページでは、類塾「かみなか長期合宿2015」 についてご案内します
「かみなか長期合宿」 は、類塾と、類グループの母体である類設計室、そして福井県若狭町が協働して行っている合宿です
このかみなか農楽舎を拠点にして行われています
若狭町には、都市ではなかなか見られない自然豊かな環境がたくさん残っています
目の前に三方五湖や日本海が広がる「三方地区」の暮らし
山間(やまあい)に位置する「上中地区」での暮らし
同じ若狭町でも地域によって暮らしが大きく異なります
そして、この若狭町の豊かな自然を守り、地域を活性化させようとがんばって活動していらっしゃる方がたくさんいます
類塾は、若狭町から、
「小・中学生の視点で若狭町の魅力を発見し、PRする冊子を作ってほしい」
と正式に依頼を受けています
小・中学生のみなさん自身が、若狭町で見たり聞いたりしたこと、味わったこと、感じたことを、
自分の力で文章に起こし、写真を撮って、『広報誌』を作成します
この広報誌は、若狭町の正式な広報パンフレットして採用されたり、
若狭町のグリーンツーリズムの取り組み紹介として他の自治体に紹介されるなど、各方面で活用されているのです
そんな類塾生の手による『広報誌』も今年でいよいよ6作目
今年は、若狭町・類設計室の「若狭町観光街並み魅力アップ事業」の一環として、
昨年開通した高速道路(舞鶴若狭自動車道)を使って多くのお客さんに若狭町に来てもらいたいという若狭町の期待を受け、
若狭町全域にわたって「若狭町の人の魅力や暮らし」をPRする冊子を作ります
それでは、今年の合宿内容(予定)を、昨年までの写真も織り交ぜながらご紹介します
1日目~地域散策
1日目は、若狭町を実際にみなさんに回ってもらい、若狭町に住む方々や、県外から若狭町に来られた方たちに、
広報誌を作成するためのインタビューをしてもらいます
2日目・3日目~農村民泊・漁村民宿・職業体験
2日目・3日目は、かみなか農楽舎を離れ、各班に分かれて民宿先へ移動します
今年は、次の6ヶ所で活動します
熊川地区「熊川宿 旧逸見勘兵衛家」 & 熊川くず振興会
日本文化遺産第1号に認定された「鯖街道」の宿場町です
伝統食品の熊川くずを保存する会の方ともいっしょにお仕事します
鳥羽地区「島津ごろべ」 & 若狭下吉田営農組合
可愛いネコのいる農家のお宅で、イチジク収穫など、農家のお仕事をします
また、「冬水田んぼ」という特殊な農法を追求されている若狭下吉田営農組合でも、自然を楽しみながら農業を学びます
向笠地区「若狭きちべ」 & よしむら農園
可愛い北海道犬がいる農家のお宅で、梅の木の整備や畑の整備などを手伝います
また、「田んぼ」が日本人の暮らしにどれだけの影響を与えてきたか、よしむら農園さんのところで仕事をしながら学びます
小川地区「沖の石」 & 里山里海湖研究所
常神半島の付け根、小川地区の民宿で、町会議員を務めるご主人から、漁業の様々な仕事や町の暮らしを学びます
また、三方五湖で里山里海湖を研究している方といっしょに、自然体験プログラムの開発を行います
常神地区「小西屋」 & 海浜自然センター
常神半島の先端、常神地区の民宿で、常神半島の歴史や行事を学びながら、民宿業のお手伝いをします
海浜自然センターでは、海や湖の生態系調査や、センターの仕事を実際に行います
三十三地区「三十三間山文庫」 & 里豊夢わかさ
山すそに広がる農家さんで、お宅にはハンモックがあります
里豊夢わかささんは、テレビでも紹介されるNPOで、森の生態探検や竹細工つくりを行いながら、自然について教育について学びます
実際、どんな体験ができるかは、参加してからのお楽しみ...
3日目・4日目~広報誌完成
3日目・4日目で、広報誌を完成させます
すべての地域の広報誌を発表し、役場の方からも評価をしてもらいます
こうやって完成した『広報誌』は、福井県の観光地はもちろん大阪府高槻市や吹田市など、様々な地方自治体へ届けられます
教室の先生のお話を聞いたり、この記事を読んでみて、参加してみたいな、と思った人は、
以下の募集要項を読んで、最寄りの教室まで申込書を提出してください
◆合宿日程 8月9日(日)~12日(水)の3泊4日
◆対象学年 小学5年生~中学2年生 (塾生以外の方も参加できます)
◆募集定員 40名 ※申込は【先着順】になります。
◆申込方法 「申込書」を、6月15日(月)17時~6月30日(火)の期間に各教室に提出してください(各教室への電話での受付も可能です。)
たくさんの参加をお待ちしています
~保護者の皆様へ~
社会環境が著しいスピードで変化する中、本当の意味で自分の頭で考えることができる人材が社会に求められています。そんな中、類塾は「やる気と自考力」の育成を掲げ、日々、生徒の指導にあたってきました。さらに、将来、社会に出て役に立つ本物の自考力を育むには、教科の枠を超えた広い視野で状況をつかみ、人々や社会の期待を感じ取って、自ら判断し、行動する経験を重ねる必要があります。類塾「かみなか長期体験合宿」は、そんな本物の自考力を育成するための本格的な職業体験プログラムです。
舞台は、海・山・湖といった自然豊かな福井県若狭町のほぼ全域。合宿では、現実の生産活動を担う農家・漁師の家に宿泊し、その方々と仕事や寝食をともにします。その中で、農村ならではの魅力と農山漁村の抱える問題を、生々しく体感するのです。その実体験をもとに、若狭町の魅力を広く社会に向けて紹介する「広報誌作成」を若狭町から仕事として請負い、完成させます。ここ数年の活動で、子どもたちが作った広報誌がすでに5冊、世に出ています。若狭町の魅力アピールのため全国で役立てられている他、若狭町の姉妹都市の役所に設置されるなど、地元の人々からも都市の人々からも高い評価を得ています。
子どもたちは、現実の仕事やインタビューを通じて、農村や漁村に暮らす人々と深いところで心を通わせます。そして、彼らの期待を受け、自分たちの持つ能力をフルに使って知恵をしぼり、素晴らしい「広報誌」を完成させてくれます。「誰かの期待に応えて頭を使うのは、なんてやりがいがあって楽しいことなんだろう」という実感を、3泊4日の合宿でつかんでもらえると確信しています。これが、本来の意味で「自分で考える」ことの動機となり、将来に生きる成功体験となるのです。
※合宿期間中は、類塾の指導スタッフが生徒約5~7人に一人の割合で引率し、安全面は万全を期しております。安心してお任せください。
※塾生以外の方も参加可能ですので、お友達とご一緒にお申し込みください。
※かみなか長期合宿の活動は、社会的にも注目を集めているため、合宿中に報道機関等に取材されることもあります。ご了承ください。(下記参照)
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