ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

パリの刺繍、日本の刺繍&奥さんのきもの

2015-01-15 10:03:45 | アート・文化

 

先日BSでやっていた「パリオートクチュール。華麗なる刺繍の競演」、あまりに素晴らしかったので、アップしておきます。

京刺繍の長艸(ながくさ) 敏明さんー能の衣裳の刺繍を纏っている方だそうですーパリのオートクチュールに出す作品に刺繍を纏い、それが完成するまで過程を追ったドキュメントです。

その作品が、

能面を両袖に纏ったこの作品。

これを作るまでに、500時間だか(いや、こちらはもっとだったかな)刺繍して、パリコレの舞台に。

スゴいですよね、生きているかのような表情。



でも舞台では片方しか見せず、一瞬で終わった~~。

もう一つは白地に杜若や藤の花など~~。

これも何度もやり直して何百時間もかけて~~、

繊細過ぎるのと、ベルトでほとんど見えず~~。


日本刺繍の繊細さに比べ、パリでの刺繍は、スパンコールや糸を燃やして樹木の感じを出したりと、ダイナミック。

 

 

ドレスの上部に刺繍。素晴らしい配色。

どちらも素敵でしたが、日本刺繍って、やはり着物関係が最も生かされるのかな、と。

 あるいは、着物の見せ方をよく知っている人がベストかも。

で、この番組のもう一つ目を引いたのは、奥様の普段のきもの。

唐桟に少し可愛い半襟使い。

紫に緑、という配色も勉強になります。

大島に紫の半幅。

写したつもりが写ってなかったんだけど、黄色と黒をざっくりはぎ合わせたような帯をなさっていて、これは真似して作りたいと思いました。

さすが京都の刺繍作家(奥様も刺繍作家で、作品のお手伝い)だけあって、気負わず、着なれた着物姿は、こちらまでゆったりした気分になりました。

刺繍を作るときの魂込めた真剣さのなかに、奥様のきもの姿にほっこり。

 

夜なべして刺繍に挑む。下はデザイナー。すべてが絵になる美しさ。

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コメント (2)
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