ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

あなたの着物はどんな「曲」を奏でるだろう?

2015-01-11 19:37:20 | パーソナルカラー・コーディ

 

 

前に友達からプレゼントされた素敵な本。

「ぼくのライオン、みどりいろ」(AKI著・サンマーク出版)

「僕には見えるよ・一人ひとりに自分だけの色があるってこと」

 

脳に「障がい」を持つといわれたAKI君は、でも素晴らしい色彩感覚を持っています。

30種類の緑色を使い分け、スペインの絵画展で金賞を受賞したり、色の世界で活躍しています。

こんな羊がいれば、世界は楽しい。

次々と現れる色彩の世界で遊びながら、ふと考えたのは、絶対「色」感ってあるのかな?

ってこと。

 

「絶対音感」という現象があります。

 どんな音を聴いても、その音をドレミで認識できる能力でだそうで、

 「絶対音感」(最相葉月著・新潮文庫)はベストセラーになりましたね。

 

少なくとも、私にはあまり与えられていないようです

こんなキレイ色のネズミいたら、家で飼いたいよ。

ブログでも素敵な色を着こなしている人を見ると、ああ、この人たちはもともと色彩感覚が豊かだったんだろうな、とため息が出てしまいます。

 

色に関しては、もう一つ「共感覚」という感覚があります。

音を聴くと、それが色になって「見える」そうです。

逆に色を見て、音が聴こえてくる人はいないのかな?

 

そういう人に着物コーディ見てもらって、「あなたのコーディはロックだわ」とか「ショパンが聞こえてくるわ」なんて言われると面白いですね。

でも、もう私たち、いろんなコーディ目にして、無意識のうちに、「うん、これは、クラシックだ」「演歌だ!」とか、感じているかもしれません。

 

「紫苑さん、ものすごく音が乱れているんですけど」なんて、感じさせているかも??

 

これはAKI君の考える「希望」

「ひまわりがあれば、みんなしあわせにいきていけます」とAKI君。

こころにひまわり、持たないとね。

 

「絶対色感」も「共感覚も」持ち合わせていませんが、色彩感覚は、でも、法則を掴みレッスンを積めば、ある程度は鍛えられるそうで、(まあ、画家にはなれなくてもさ)、それは救いですね。

 

着物を着て楽しみながら、せいぜい磨くことにいたしましょうか。

 というわけで、色について道くさをしてみました。

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常盤貴子さんのアンティーク本お取り寄せ

2015-01-11 09:24:26 | 憧れのきもの女性

 

先のNHKの京都案内の常盤貴子さんがあまりに美しいのと、彼女のアンティーク・きもに触発され、

彼女の載っている「KIMONO姫」をお取り寄せしました。

2004年と2005年だから、今から10年前。

ワタクシ、まだきものに目覚めていない、というかきものどころではない日々。

目覚めてから書店で立ち読みしたことがあり、おぼろげな記憶を頼りに検索しました。

常盤さんは、そのとき32歳くらい。

どちらも真似するどころではないのですが、こういう美しい色合いのアンティークって、もう見ているだけでシアワセになれるのはなぜなのでしょうか。

真似できない着物写真を見るとき、できるだけ現実感を出すため、自分には必要ないものは(ほとんど全部じゃんけ)、できるだけ排除して見ることにしています。今回の場合、ヘアとか小物づかいですね。

 排除したら、特に常盤さんのアンティークじゃなくていいじゃないかとお思いでしょうが、確かにそうなんですが、それはそれとして。

見たいものだけを見る。

今回の焦点は色づかい。

紫にブルー、そこに黒を利かせ、白のなでしこ柄が抜け感をだしているので、うるさい感じがあまりしません。

これは中のページですが、背景に薄いオレンジを使い、表紙より柔らかい感じを出しています。

同じきものでも、背景、というか入る色によって全体の印象は変わります。

淡いオレンジに黒を利かせ、同様に模様の白がすっきり感を出しています。

この色づかいも好き

顔を消します。

ヘアや小物使い、着物にはものすごく大切だと思いますが、同じようにはできないので、その部分は想像で、ほかのヘアにしたりして遊ぶわけです。

 

こちらは、もう一冊のほうの常盤さま。

紫に赤にピンクの椿刺繍の帯、典型的なアンティークですが、やはり着物の模様の白というか淡い色があるので、抜け感が出てすっきりしているように思います。

ぬk

こちらは、半襟に白。ビビットな色づかいが、可愛い。

 

昨日の「七緒」の杉山優子さんの言葉、「白で抜け感を出す」が納得できます。

 

というわけで、たまたま、常盤さんのアンティークを見ていたら、杉山さんの言葉を再認識することにもなりました。

しっとりも素敵だけど、アンティークはビビッドな色づかいのお勉強にもなりますね。

 

関連記事

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