オフィスシオン名古屋 葬儀屋さんのたそがれ日記(2STAGE)

モモクロ狂のS。大和撫子のY。その他30名ほどのスタッフが日々の出来事で感じた事を書きおろしています(*^_^*)

ホスピス

2012年06月17日 06時44分48秒 | オフィスシオン名古屋
「ホスピス」

ホスピスとは健康な方にはまったく興味を持たれ
ない言葉かも知れません。

私が認識しているホスピスの解釈は、現代
医学でも回復の可能性を拒絶された方の為に、
余命をいかに意義のあるものにする事が
できるのか、と言う一つの提案であると理解して
います。

それはご本人はもとより、家族様や関わるすべて
の方の為のものでなければなりません。

従って人生の終焉を向かえるに当たり、いかに
「人間としてあるべきか」という回答を常に発信し
続ける義務を追った組織で無ければならない
はずです。

そのためそのホスピスがどのような施設や組織によって
構成されているかによって終末人生が大きく変化する
可能性もあるのです。

現在多くのホスピスと呼ばれる施設がありますが
緩和ケアを業務と考える施設も含め様々なコンセ
プトを掲げているようです。

しかしご本人のマインドケアは当然として、ご家族様
への投げかけや、ケアに対するアプローチまで考えて
いらっしゃる機関はそれほど多くは無いと思われます。

「人は人に支えられて生きている」とよく言われて
いますが、それならば一層関わるすべての人をも
取り込んで心の緩和をしなくてはならないはずです。

欧米の場合それを教会のミサに求めたり、様々な機会を
得て感謝の祭礼において昇華されているように思われます。

祈りと感謝の希薄な現代の日本社会では残念ながら
そのような習慣も投げかけも見あたらない以上、自分
自身で多くの費用と時間を掛けて探し当てなくては
ならないのが現実です。

ホスピスと言う言葉の真の理解を得られるまでには
まだまだ遠い道程を超えなければならないようです。
(S.N.)



         家族葬専門葬儀社 

        オフィスシオン名古屋
         0120-365-803 
        類似他社とお間違えなく

 まごころ家族葬と呼べるのはオフィスシオン名古屋だけ





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