【ML251 (Marketing Lab 251)】文化マーケティング・トレンド分析

トレンド分析ML251の文化マーケティング関連Blogです。ML251の主業務はトレンド分析をコアにしたデスクリサーチ。

「トライブ」ってのは結局、「ビオトープ」のことじゃん。

2015年06月15日 | 徒然
山口哲一さんの新著と、佐藤尚之氏の新著を続けて読みました。



山口さんの本は、「再定義」をキーワードとして、メディアの最新動向を押えた上で、近未来を垣間見せてくれます。



佐藤尚之氏の本も、受け取る情報量をもとに「砂一」「砂一以前」と日本人を大きく二つのカテゴリーに分けて、調査・プランニングを展開する必要性を説かれています。
タイトルは『明日のプランニング』よりも、山口さんの『10人に小さな発見を与えれば。1000万人が動き出す。』のほうがドンピシャだったと思いますよ(笑)。

「ソーシャル時代」の「トライブ(部族)」って、2012年頃、ジャーナリストの佐々木俊尚氏が唱えられた「ビオトープ」なんですね。
「トライブ」ってのもこの本あたりがルーツかもです。
昨年あたりから高野修平さんあたりが、「トライブ」と言い始められてますが、もちろん、それ以前からですね。

ま、呼び方なんてどうでもいいといえばいいんですが、コミュニケーションを考えるとよくなかったりするんですね。
ジャーナリストが名付けた「ビオトープ」が、ビジネスの世界で「流通」するには「トライブ」。
「カッコつけ」っぽいですね、マーケティング・タームって。

10人に小さな発見を与えれば、1000万人が動き出す。
山口哲一
サンクチュアリ出版


明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法 (講談社現代新書)
佐藤尚之
講談社


始まりを告げる 《世界標準》 音楽マーケティング 戦略PRとソーシャルメディアでムーヴメントを生み出す新しい方法
高野 修平
リットーミュージック


キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)
佐々木 俊尚
筑摩書房


***************************************
▼記事へのご意見、お問い合わせは下記メールにてお願いいたします。
sinoue0212@goo.jp
***************************************
▼『コンテンツを求める私たちの「欲望」』
電子書籍(無料)、閲覧数 36,861、PDFダウンロード354突破しました!

私の思想=文化マーケティングの視座が凝縮されています。
http://p.booklog.jp/book/43959
***************************************
お読み頂き有難うございます。
(↓)クリックの程、宜しくお願い申し上げます。


音楽 ブログランキングへ

マーケティング・経営 ブログランキング


最新の画像もっと見る