南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

シンガポールはこれから新年

2006-01-16 01:25:10 | 戦国時代
シンガポールのチャイナタウンはすでに
旧正月の雰囲気で満載です。いろんな
屋台が出て、夜中までいっぱいの人です。
今週末は下町娘が来ていたので、
チャイナタウンまで行ってきました。

さて、インドから帰って来て、NHKの「功名が辻」の再放送を
土曜日に、そして第二回目を日曜日に見ました。これから始まる
ドラマの前説的な感じで、一豊と千代が偶然出会うという場面が
出てきました。司馬遼太郎さんの本では、一豊と千代が結婚する
あたりから始まるので、この最初の二話のストーリー展開は
ちょっと予期せぬ展開でしたが、ドラマとしては面白い設定かと
思いました。

原作とテレビのシナリオが変わっていても、ドラマとして面白く
展開できていればよいのだと思います。

二人がまだ早いうちから偶然出会っているところとか、一豊が
桶狭間の戦いで信長に出会うところとか、秀吉に出会うところ
とか、六平太が千代の子供の頃からの知り合いであるところとか、
これらはすべてテレビシナリオのオリジナルです。これらが、
今後のドラマの盛り上がりを考えてのことだと思うので、先の
展開の楽しみがあります。。

ところで、桶狭間の戦いの場面で、信長(舘ひろし)が号令する
[Ka k qwa re!]のセリフのいい方がちょっと気になったという
指摘を下町娘がしていたので、注意深く見ていたら、
確かにちょっとへんな感じがしました。

舘ひろしのインタビュー記事を見たら、ここは織田信長が感じた
恐怖心を素直に表現しようとしたのだとか。これは新たな視点ですね、
信長というのも単に強いカリスマというだけでなく、いろんな面を
持っていたと思うので、そういう新たな信長像が描かれるのは歓迎
です。

さきほど2チャンネルの掲示板を見て
いたら、功名が辻のことに関していろんな意見が出ていて面白かった
です。とくに「おい舘ひろし」というセクションは笑えます。まあ
いろんな人がいろんなことを感じるのでしょうが、このドラマで
今の所一番注目を集めているのは、主役ではない舘ひろしの信長の
ようです。

信長が気になったので、これまでの過去のドラマを見てみました。
たまたまビデオをとってあった、木村拓哉の「信長」は若々しさと
反逆精神に溢れていて非常に好感のもてるものでした。このテープ
下町娘がじっくり見たいというので貸しました。
昔の大河ドラマの「家康」に出ていた役所広司の信長もそれなりに
よい感じがしました。昔、緒方直人がやった信長(大河ドラマ)は
ちょっと人間的なインパクトという点で弱いような気がしました。
大河ドラマ「秀吉」の中に出て来た渡哲也の信長は歳はとっていま
したがカリスマ性はすごく感じられました。最近の反町の信長は
個人的にはわりと好きな感じの信長でした。

そういう目で舘ひろしの信長を眺めてみると、ちょっと違いますね。
何となくギラギラした輝きがないような気がするのですが、もっと
別の側面を表現しようとしているのでしょうか?たしかに皆さん
ご指摘のように聞き取りにくい箇所がいくつかありました。
まあ今後の展開に期待しましょう。本能寺の変での立ち回りを
舘ひろしがちゃんとこなせるか、下町娘が心配しており
ました。

ではまた。