自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

絵画展「江戸東京野菜」

2021-07-20 | イベント
耕心館の向かいにある瑞穂町郷土資料館・けやき館2階ギャラリーに、絵画14点が展示されていた。
今日のサイクリングの目的のひとつでもある絵画展。
葉画家という呼び方を初めて知ったが、群馬直美さんが描いた「江戸東京野菜」の葉画が見られた。
深谷ネギ、谷中ショウが、奥多摩ワサビ、練馬ダイコンなどは耳にした事がある。
それら江戸東京野菜を繊細に克明に描いた作品で、思わず引き込まれて見入った。
同じ町内会のF氏も鉛筆で細かく、本物より以上に本物らしく描いていた。
感心を通り越して尊敬してしまう。
彼女の作品の中でもこの練馬大根の葉画が一番気に入った。
生命感溢れる精密な絵画で、江戸東京野菜の世界を垣間見た。

耕心館の1階でも佐渡市の棚田などをテーマに、「伝統農耕芸を探る」というイベントがあっていた。
佐渡へは2回行った事があり、最初はトビシマカンゾウの花を見る為に。
2回目は早春に佐渡で一番高い山・金北山(1171,9m)に登りに行った事がある。
卓球繋がりのTさんが佐渡出身で、山好きの私なら…と勧めてくれたのだった。
世界農業遺産の島・佐渡の棚田の景観を眺めていたら、また佐渡に行きたくなった。
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夏の山野草

2021-07-20 | 花物語
山野草にとって今の時期は端境期だと言ってもよい。
でも梅雨明けして連日暑い中、いったいどんな山野草が咲いているか?と瑞穂町の耕心館へ。
入口で真っ先に目にとまったのが琉球エビネで、初めて見た花。
美しいと惚れ惚れとしながら、しばし見入った。
ヤマシャクヤクのはじけた実や赤い実がたくさん付いていた。
今の時期に耕心館に来た事がなかったから、見るものすべてが初尽くし。
山でたまに見かけるツリガネニンジンの花も咲いていた。
それからカリガネソウも初めてだったが、いっぺんで気に入った花の仲間入りした花。
園内で一番多く咲いていたのがこの花で、でも名札がなくて困った。
春に来た時は3月中旬から6月頃までに咲く、春の山野草のミニガイド(プリント1枚)があった。
今咲いている山野草ガイドがあればと聞いてみたら、作っていないとの事だった。
季節ごとに花を付ける140種ほどの山野草があるらしいが、今は少ないから仕方ないか……。
初めて見るこのへんてこりんな花も名前不明。

帰りにさやま花多来里(かたくり)の郷に立ち寄った。
春にカタクリの花を見に来て以来で、耕心館への途中にあるが毎回素通りしていた。
園内には浅間岳でも見られたヤマユリが咲いていたが、一枝に9個もの花が付いていてビックリ!
一輪一輪が見事に咲ききっていて、香りも9輪もあれば半端じゃなくて、立ち去り難かった。
香りと言えば昨日写真に撮ったクサギの木も数本あって、花が咲きだしていた。
斜面に作られた遊歩道を20~30分歩いている間に、いっぱい蚊に刺された。
敵もあっぱれなもので、マスクと目元の間を狙って刺していた。
まさに「飛んで火にいる夏の虫」ならぬ、「無防備で森に入るあほなヤツ」かも知れない。
今日は虫よけスプレーを持参してなかった。
以前夏山でアブに瞼を刺されて、お岩さんのように腫れてしまった。(オオバギボウシ)
翌日がお葬式でみんなが黒尽くめの中、私の白い眼帯が凄く目立っていて、恥ずかしい思いをした。
友人が眼帯を黒く塗ってくればよかったんじゃない?なんて……。

帰りにもう一カ所立ち寄った場所が狭山池公園で、チャリを置いて歩いて1周。
噴水が涼しげで池では釣り糸を垂れている人もいた。
すでにコスモスが風に揺れて秋の気配?
秋と言えば公園の向かいにある万歩苑という広い庭園には、秋の花曼珠沙華が咲いていた。
一瞬目の錯覚かと思ったほどで、まだ7月なのにもうヒガンバナが咲いているとは……。
途中の道すがら、ツル状のヘクソカズラがいっぱい咲いてた。
変な名前の割にはよーく見ると意外と可愛い花。
狭山池公園を水源として流れ出る残堀川、川沿いにサイクリングしたっけ。
これも雑草みたいだけど、ヨウシュヤマゴボウ(洋酒山牛蒡)
花の後にブドウのような房状の果実を付け、熟すと黒くなる所が面白い。
赤紫色の果汁が洋酒みたいだからそんな名前が付いたと思うが、頑固なシミになるとか。
今度は少し涼しくなってから秋の山野草を見にサイクリングしよう。
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