自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

マウンテンリゾートー3

2024-09-05 | 国内旅行(温泉)

2泊3日のミステリーツワー最終日、早朝5時からスロープカーに乗って露天風呂へ。

昨夕も河原敷混浴露天風呂へスロープカーで降りた。

混浴の方は327畳と広く、北アルプスの槍穂高が見えるというフレコミだった。 車内

生憎と曇っていてダメだったが、山峡槍の湯と名付けてあった。

昨日の露天風呂からも槍穂高ははっきりとはせず、乗鞍岳が見えていた。

今日はスロープカーで降りた女性専用露天風呂に入った。

槍穂高連峰が遠くに見え、温泉の湯も程よい温度で極楽極楽。

館内にも男女別の露天風呂があり、そっちにも入ってぷよぷよ。

全長たった33mのスロープカー乗り場の幸福駅。

改めて自分の足で露天風呂まで降りてみたら急傾斜でマイッタ。

ヘルシーな朝食に舌鼓。

バスの出発まで例の如くホテル周辺を散策、14度とクールな朝。

ホテル入口の水車と泳いでいた魚は昨日の夕食だったかな?    ホソバウンラン

相棒と登った槍ケ岳、ワンゲル同期Mさんと登った北穂高岳を眺めて。  ロビー

3日目も約180km走ったが、昨日のコースを戻っていた。

平湯トンネル→安房トンネル。

沢渡→風穴の里→狭いトンネルを幾つも抜けて。 

松本→塩尻とサラダ街道を走り実ったリンゴ、ブドウを眺めながら。

バスを下車後目的地まで水路のある街を歩いて。

そして着いたのが平出遺跡だった。 平出の泉

この遺跡は塩尻市にあり約30haの広さで、中山道1里塚の近く。

平出遺跡から縄文時代、古墳時代、平安時代の住居跡や土器が出土している。

それらを再現していてこれは縄文の住居跡。

平出遺跡公園は5000年の時が蘇るムラというキャッチフレーズ。

総じて佐賀の吉野ケ里遺跡みたいなもんだった。

  

火起こし体験もやっていた。 

縄文時代118カ所、古墳時代から平安時代165カ所の竪穴住居跡があるそう。   

平出博物館に行ったら土器、石器、鉄器類の展示があるそう。

蕎麦の花が風で揺れていたし、ブドウ棚もあった。

ランチは思いもよらず白樺湖畔にある池の平ホテルで。

ビーフシチューとアフタヌーンティーのミックスにして相棒とシェアした。

シンガポールのアフタヌーンティーを真似た3段飾り。

最後の観光地は浅間山・真楽寺だった。

浅間山の噴火を鎮めて1400年というお寺。

寺は掃いて捨てる程あるが、76段の石段を上って行ったら……。

透明感溢れる大沼の池があり、素晴らしかった。

池の中に龍神を祀ってあった。 

牛頭観音と厄除観音堂。

三重の塔と天然記念物の神代杉。 

よ~く見たら神代杉の真ん中が割れていて健在なり。

いよいよ旅の大詰め、終着駅は新幹線軽井沢駅だった。

来た時同様に北陸新幹線グリーン車で帰路に着いた。

東京駅まで軽井沢から1時間16分、東京駅から小作駅まではそれ以上。

車中で撮り過ぎた写真を削除してたらあっという間に東京着。

やっぱり旅は人を元気にしてくれる。

よ~し明日からまた頑張るんば!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マウンテンリゾートー2

2024-09-04 | 国内旅行(温泉)

いつもは朝が苦手なのに旅に出ると何故か早起きになる。

5時から朝ロテン(露天風呂)して朝食。  

その後出発の時刻までホテル周辺を朝サン(朝散歩)して。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の句を思い出したが、そう謙虚でありたいもの。

ススキの穂も風に揺れていて東京より秋の気配。

プラプラ歩いていたら蔦が絡まってカーテンができてた。

2日目は高速道路で南に60kmと添乗員からヒントあり。 トモエシオガマ

目的地までトンネルが多い山道で車も少なく、ホントに日本は山が多いと実感。

○○鉄道で清流と山並みを望みながら進むという説明だったが、長良川鉄道だと当たりを付けてた。

みなみ子宝温泉駅から郡上八幡駅まで乗車。

長良川鉄道は旧国鉄「越美南線」から生まれ変わった鉄道だそう。

モチロン初めて乗車するが、誰かが添乗員に何という路線ですか?と聞いてた。

首をかしげていたので助け舟を出してあげた。「わかりま線」ですよ~と。

1時間に1本しか走ってなくて、私達が下車した郡上八幡駅が7つ目で料金640円。高!

電車が来るまでみんな思い思いに駅員もいない駅舎で待った。

やがて赤い車体の長良川鉄道の列車が来た~。

意外な事に中はペイペイも使えるし近代化されていた。

日本三大清流、長良川、柿田川、四万十川の一つ。

その流れを右に左に眺めながら。  

私の様に写真が好きなおじさん2人とああだこうだ言いながら撮った。

意外とカーブが多く揺れたし青梅線よりスピード出てた。  

車内は全部木でできていて、木の床、木のつり革の輪っか。

まだワンゲル部に入りたての頃に奥多摩の山・川苔山に行った事があった。

初めて乗った青梅線の床が木で黒光りしてたのが驚き。

なかなかオシャレな椅子で、でも私は30分の間ずっと立ってた。

郡上八幡駅に到着した長良川鉄道、もう2度は乗らないかも~。

郡上八幡駅は国の有形文化遺産で当時の外観に復元されたそう。

レトロな雰囲気を演出している漆喰の壁と木製の窓枠。

郡上踊りで有名な郡上八幡でランチ込のフリータイム。

この日の岐阜の気温35度だとTVで今朝言ってたが暑かった。

シンボルのお城は町のどこからも見上げる事ができた。

格子造りの家々の軒下を清らかな用水が流れていて、風情を感じた。

古い町並みが残る柳町、鍛冶屋町、職人町、本町などをブラブラ。

辻の突き当りには必ずと言っていい位に寺があった。 長敬寺

小駄良川を渡って。 

大乗寺の境内はひんやりとして涼を取った。

郡上おどりの像も。  

今年の郡上踊りは9月7日までだとか。

地図を片手に宗祇水(そうじすい)を探して歩いた。

日本名水百選の第1号に指定された清泉で町のシンボル。

近くに吉田川が流れ古都に紛れ込んだような雰囲気。

宮ケ瀬橋や新橋等を渡って、宮ケ瀬こみちを歩いた。

吉田川親水遊歩道やいがわこみち等も。

街を網の目のように走っている用水路の基幹水だそう。

 神農薬師 

まだまだ見て歩きたかったし、90分じゃ足りなかった。

郡上八幡からまた長~いトンネルや川沿いを1時間40分走って。

着いたのは5万4千年前の溶岩で形成された岩山・厳立峡(がんだて峡)だった。

緑のグランドキャニオンとも言われているそう。

巨大な通常節理の岩山はマグマが冷えて縦に割れてできたという。

縦72m横120mの厳立峡にも清流が流れていた。

岩山がどこにあるのか、今どこら辺にいるのか分からなかった私。

地図を貰って岐阜県下呂市にある小坂という町だと知った。

小坂には滝が200位あり、コースも幾つかあった。

がんだて公園でバスを降りて三ツ滝コースを散策。

赤い滝見橋を渡り滝見遊歩道を歩いた。

途中から階段200段あり、半分以上の人が脱落し戻った。

みんな同様に引き返すかと思ったが、相棒も一緒に来た~。

マイナスイオンがタップリの滝沿いの急な鉄製の階段。

もし雨で濡れていたらアウトだったかも。

山梨の昇仙峡より大迫力でスケールが大きく流れる水の量も半端ない。

円空の座禅岩があり不動明王が祀ってあった。 

三ツ滝はいよいよ佳境に入り、ゴーゴーと音を立てて。

階段の一番上まで来て三ツ滝の上部に出た。

滝の音に溶岩台地に作られた鉄階段を歩く音がかき消された。

三ツ滝は上段6m中段11m下段5m、がんだて公園に戻って滝巡り終了。

30分ちょっとだったけど実に面白かったし、どんびきする事なく滝巡りができた。

飛騨高山を通過し奥飛騨温泉郷・新穂高温泉に夕刻に到着。

今宵の宿もズバリ当たったが、にっぽんの温泉百選のひとつで、5つ星のプラチナ宿という

混浴露天風呂あり、ただし湯浴み着を男女共に身に付けて。

食事の前にモチロン入ったが断然女性が多かった。

若い頃登山の帰りに入った川沿いの混浴露天風呂が思い出されたが、スッポンポンだったかも。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マウンテンリゾート

2024-09-03 | 国内旅行(温泉)

今夏は近場の低山歩きばかりで、北アルプスへは行けずじまい、憧れに終わった。

せめてマウンテンリゾートで高山気分だけでもと相棒と旅に出た。

この年になると日本国中足を踏み入れてない都道府県はもはやない。

なので最近はミステリーツワーに参加する事が多くなった。

今回もミスツワで東京駅から新幹線グリーン車で、旅の第1日目がスタートした。

実家に帰省するのも冠婚葬祭も旅行も飛行機利用ばかり。

新幹線に乗る事自体何年振りか記憶にないが、グリーン車に乗車するのは初体験。 トイレ

とある駅で下車とあったが上田駅で下車、このツワー人気で39名参加あり。

よって新幹線グリーン車が切符の手配上先発後発に分かれ、先発の私達は上田駅で50分待つ事となった。    真田幸村

上田駅前には真田幸村の像があり、市内には神社仏閣が多い。

枡網用水が駅前を流れ水車が回ってて田舎へ来た~って感じ。

駅前周辺をウロウロした後、千曲川へも行ってみた。 

ちょうど鉄橋を1両編成の上田電鉄が走ってた。

11時半に上田駅からバスで有明トンネルなど、多数のトンネルを走り抜けた。

築北米の里という辺りを走ると、広~い田んぼが広がっていた。

米がないと騒いでいるがあるある!これから収穫だ!

ランチは大王わさび農場でだったが、ランチの予想はムズイ。

確かにワサビはツーンと鼻に抜ける感じで新鮮そのもので完食。

ニジマスの背開き揚げが特に美味しかった。

大王わさび農場は10数年前、相棒とS氏の車で白馬岳登山への途中立ち寄った。

記憶では水車があったけどと思いながら。 ワサビのオブジェ

まず大王神社にお参りしたが、どこを見ても黒いシートの下にはワサビ。   

幸いのかけ橋を渡った先の大王窟・開運洞へ。  

高い所が好きなので大王さまの見張り台へも登って来た。

わさび農場の次はワイナリーだとは知らされてたが、何というワイナリーかまでは推理付かず。

安曇野ワイナリーだったが、なだらかな斜面にブドウ畑が広がっていた。

ドイツライン川を旅してて相棒がブドウ畑と言わず、いつもワイン畑と言ってたが。シャルドネ メルロー

垣根仕立てをいう横に枝を延ばさせるやり方で育て、今の木は16年物だそう。

寒暖差があるので糖度23度のブドウが実るそう。

ワインセラーに入った途端ワインの香りが……。

ワインの樽はフランスから輸入で約20万円もするという。

一つの樽からワイン300本が取れるそうで、同じ樽を5、6回使用するとか。

部屋の温度管理は20度〜23度、半年で樽から出して瓶で熟成されるんだそう。

説明はいいから早く試飲させてよ~と、内心毒づいていた私。

ドイツワインと同じく白のシャルドネが赤のメルローより美味しかった。

注いでくれてたお兄さんとワインの話になり、本場ドイツワインを飲みに行きたい気にさせてしまった。

午後3時頃ワイナリーを出てバスを走らせ、今宵の宿マウンテンリゾートはどこ?

飛騨高山温泉ホテルアソシア高山リゾートだと調べが付いていた。

新島々バスターミナル→沢渡→釜トンネル→手前から左折→山の中のトンネルだらけの道。

上高地へ向かう道で清流梓川が流れていて、懐かしさで胸いっぱいになった。

ちょっとチロルのような景色も車窓から眺めながら。

山を崩して作った山岳ロードをひた走って着いた宿、すでに大型バス10台あり。

随分前だけど熊野古道へ相棒と行った時、紀伊半島が山深くてなかなか到着せず。

そんな思いを抱きながら2時間半もバスに揺られて着いた~。

7階の窓からの北アルプスの景色はイマイチ。

にっぽんの温泉100選で最上級Sランクホテル。

温泉露天風呂もあり外国人の宿泊客も多かった。

以前飛騨高山に行った時に買ったサルボボ人形があちこちにいた~。

温泉の後の夕食は飛騨牛始め、タラフク胃袋に収めた。

デザートも全種類完食しちょっと苦しかったかも~。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恋人岬

2024-06-17 | 国内旅行(温泉)

部屋の窓から外を見て開口一番ワ~晴れてる! やったね!
腹が減っては戦ができぬとばかりに、朝からモリモリ食べて。

ホテルのすぐ前がビーチでバスの時刻まで砂浜で過ごした。

南国の太陽とまではいかないまでも、まずまずで海の色がキレイ。  コマツナギ  初雪草

午前中恋人岬で過ごしたが、我らが行くと変人岬になるなーんちゃって。    

かなりアップダウンのある林の中の道だったが、富士山が見えた時には感激。  

最初に富士山が見えたのは金の鐘ゴールデン・ベルがあった場所。   中に富士山

そこからさらにボードウォークでアップダウンの末、恋人岬展望デッキ到着。      ランタナ

恋人岬には鐘があるとフロントで聞いてたが、愛の鐘ラブ・ベルあり。

何だか恋人同士じゃなきゃ来てはいけなかった雰囲気ありあり。

富士山を見に来たのだ!  

 

  ポルトガルの何とか橋で見たのと同じで、鍵を二人の愛の証として。

恋人岬のバス停もハートマークでやり過ぎ?

ホテルに戻ったらロボットがロビーの掃除をしていた!  

午後1時過ぎのバスに揺られて1泊2日の短い女子会旅行から帰宅。

いつものようにイッパイしゃべってイッパイ笑って、もう1泊したい気持ちを堪えて……。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一路西伊豆へ

2024-06-16 | 国内旅行(温泉)

今月の女子会はいつもの4人揃って1泊で西伊豆へ。

宿泊旅行は2017年7月の伊東温泉以来で、ただお天気だけが気がかりだった。   ホソバウンラン

   

16日出発の朝には雨があがり、伊東園のバスで西伊豆へ。

毎月会っているのに、車内ではずっと話っぱなしだった。

今回のホテルの決め方が単純そのもの、クリスタルというネーミングに魅かれての事。

クリスタルに弱いからか西伊豆クリスタルビューホテルにすんなり決定。   

着いてから黄金崎へ行くのに始めはチャリでと思っていた。

ところが、電動しかなくてちょっと乗ってみたら、ホテルの人から止めたがいいと言われて……。  

海だ~海が見えた~と、羽村には海がないから山好きだけど、海への憧れは強い。

苔むしたあまり見ない光景の中を歩いたりして。

黄金崎に到着。    

波が押し寄せる岩をよ~く見ると、馬の横顔みたいな。

愛称が馬ロックで、日本の奇岩百選に認定されている岩。

確かによ~く見ると馬の横顔のようにに見えるが、男鹿半島のゴジラ岩の方がもっと似ていたな~。

公園内にはお決まりのようなハートマークありで、写真撮影。

岬全体が公園になっていて、遊歩道がず~と展望台へ続いていた。

木の階段を上ったり下りたりして展望台、サンセットデッキへと歩いた。  

薄日がさして海の色が青くなってきた。

タスマニアで見たワイングラスベイに似た湾曲したベイ(湾)が見えた。  

岬の突端には富士見の丘があったが、如何せん富士山は見えずの丘だった。  

帰りはルートを変えて黄金神社経由で。

小石に願いを書いて社にお供えすると、恋が叶うという黄金神社。

我らとっくに愛だの恋だのを卒業してるので、ただお参りしたのみ。   

夫婦椿の木2本もあり。たぶん白色と赤色の椿が咲くんじゃない?と言いつつ通った。

黄金先クリスタルパークまで下りて来た。

世界のガラス造形作家の作品が展示されているそう、でもバスの時刻の都合でカット。

 

岩肌が夕陽を受けて黄金色に輝く事から黄金崎となったそう。

でも日の入りが19時01分でしかも雲が多く、素晴らしい景色を見る事なく……。  

食事の前に温泉に入って待望の夕食、ビール飲み放題付き。  

ホテルの窓から暮れ行く駿河湾を眺めて。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする