goo blog サービス終了のお知らせ 

終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

佐久間ダム水仙ロードを歩く

2020年01月24日 | 遊びにいくこと

1月は水仙の季節、我が家にも超ミニ水仙ロードがありますが、山の上なので二分咲きでまだまだ。息抜きに保田までドライブして水仙鑑賞に行くことにした。

久しぶりのお天気なので10年ぶりに富津岬まで足を延ばしてから向かうことに。千葉県富津岬沖の先には第一海堡(右手前)、第二海堡(左奥)、中央に少しガス掛かっているが富士山という素晴らしいロケーションが拝めた。

海堡(かいほう)とは、帝都東京を守るため海上に人工島を造成し砲台を設置した洋上の要塞。明治14年(1881年)から大正3年(1914年)に建設された。

日本水仙といえば千葉・南房総鋸南町の「江月水仙ロード」が有名ですね。私も初めはこの水仙ロードを訪れていたが、電車ならばJR保田駅、車なら道の駅「保田小学校」前の臨時駐車場からウオーキングするのもよい。

車なら国道127号保田交差点から長狭街道を鴨川方面に約6㎞走ったところで右折して約2㎞走ると佐久間ダム親水公園に足を延ばしてはどうか。

このダム公園は駐車場も整備されていて、ダム周辺をウオーキングしながら日本水仙、河津桜、桜を12月から4月まで連続して花を楽しめる。

はいこれが「日本水仙」です。

佐久間ダムは農業用水目的ダムで、最近の台風災害で「ため池ダム」の決壊騒動もあって、点検のためダム湖の水を抜いていてダムの底が見えていた。



奥さんたちの忘年旅行に同行

2019年12月08日 | 遊びにいくこと

初めてのリゾートコンドミニアムホテル体験

今年もやってきた奥さんたちの忘年会♪と言えば良心的なサービスが売りの「倖田旅館」が定宿なんだが、台風15号の影響もあり場所替えとなった。

誰もリゾートコンドミニアムホテルを利用したことがなかったので、千葉県南房総市岩井海岸にある「グランビュー岩井」を試してみることに。

マンションを改装したようなホテルと思ってあまり期待していなかったが、お天気に恵まれたことと海側の部屋ということもあり景色は抜群だった。一人一つのお刺身船盛は内容が良心的でよかった。あとは自分たちで好きなものを持ち込んで工夫すれば最高ではないか。

お布団敷きはセルフ、キッチンの調理道具・食器が揃っているから使い方次第で便利だね。12階の展望温泉風呂は天気運がよかったから富士山が♪ 夕日・朝の景色がよく素晴らしい。朝食は500円とは思えない充実したお料理が並んでいた。

南房総市の紅葉で人気のお寺「小松寺」に行ってみることに、多くの観光客が訪れていたが紅葉はいまひとつ残念。大多喜町養老渓谷「粟又ノ滝」こちらの紅葉も同様だった。

お天気に恵まれた忘年会でしたが、台風15・19号の強風被害で紅葉は望めませんでした。我が家に帰って紅葉を満喫することになるとは♪

リゾートコンドミニアムホテルは使い方次第だね ♪
部屋からは東京湾の向こう側に富士山がくっくりと、もちろん12階展望風呂からも見え東京湾いいね。 キッチンには一通りの調理道具が揃っていて食器類も整っていた。土鍋料理もできそうだね。
大多喜町会所 分校の「手打ちそば処 もみの木庵」もお楽しみの一つ。鴨南蛮田舎そばを食しました。♪ 小松寺、養老渓谷の紅葉は台風15・19号の強風被害で落葉してしまい残念!。家の前の紅葉が最高♪

何これ珍百景の昭和の学校

2019年10月11日 | 遊びにいくこと

何これ珍百景で放映された昭和の学校に行く

たしかに渓流沿いの湯宿で露天風呂が素晴らしい「大沢温泉 山水閣」だが、位置している場所は東北の田舎町というより村だ。吉幾三の歌 「俺ら東京さいぐだ」の歌詞にある「○○も無エ ○○も無エ♪」ではないがただ、そば畑が広がっている。

疲れた体を癒し長期にわたって湯治湯につかり癒す「湯治の宿」だけがある。何もないと思ったらテレビ朝日の「何これ珍百景」で投稿され放送された「昭和の学校」が宿から1.5㎞徒歩20分(無料レンタサイクルもある)散策しながら行くと廃校になった校舎に着く。

昭和初期からの年代物、お宝もの多数の生活用品から電気製品、映画音楽類の品々今では見ることもできない懐かしいものばかり展示されている。

入館料500円を払い館内に足を踏み入れると子供のころに見たあの光景、あの思い出に引きづり込まれていった。初めて家に来たテレビ、冷蔵庫、洗濯機、親戚のおじさんが乗ってきたオート三輪、青春時代に聞いたレコード音楽、金持ちだった友達んちにあった高級そうなステレオなどあぁ~懐かしい。一度実物を見てはいかがでしょうか!

シニアには懐かしい「昭和の学校」を訪れて
路線バスの停留所ある。校庭グラウンドは駐車場になり観光バスやマイカー観光客が訪れていた。 入口付近の壁には今では見ない懐かしい金属製広告看板が貼られている。
受付を済まして最初に目に飛び込んでくるのがオート三輪だ。昭和時代の映画にはよく出てくる乗り物だ。 高度成長の象徴のように言われた「三種の神器」 テレビ、冷蔵庫、洗濯機。
手回し洗濯機、氷で冷やす木製冷蔵庫、今でもこだわりの日本料理店で使っている木製冷蔵庫。 一階展示室、懐かしいオートバイや切手、紙幣硬貨、雑貨など
アイロンと和服仕立て鏝、和服の仕立てを内職していた母親が毎日使っていた。 商店街風の雑貨類を展示したコーナー。
昭和の名作映画、高倉健、石原裕次郎、寅さんなどの上映ポスター 泊まった宿「大沢温泉 山水閣」では映画上映をしていた時期があったようだ。その時の映写機とある。
木製高級ステレオは贅沢品だった気がする。いろいろな種類が展示されている。 アンティークな蓄音機
昭和時代に大ヒットしたスターたちのシングルレコードやエルピーレコードなど。 懐かしい青春時代のアイドルレコード。オオォォ~「木綿のハンカチーフ」
昭和時代のアンティークな電話機。 若いころ使ったタイガー計算機が!計算尺も!電卓がない時代に掛け算割り算をする時に仕事で毎日使っていた。

大人の休日俱楽部で初旅行

2019年10月09日 | 遊びにいくこと

大人の休日俱楽部に入会し温泉旅に参加して

大人の休日俱楽部は前々から知ってはいたが、年に何回行くかわからない旅行のために会費を払って会員になることをためらっていた。考えてみたら妻と毎冬長野の白馬に行っているが、一回新幹線を往復利用すれば元が取れる。

一度JRの「大人の休日俱楽部旅行企画」を体験してみようと話し合った。だけど急ぎ旅で引っ張りまわされるのは嫌だねとなり、行き帰り以外は自由行動プランを探し、宮沢賢治も愛した渓流沿いの湯宿「大沢温泉 山水閣」二泊三日の旅に出た。ここは露天湯めぐりが売りだ。

渓流沿いの露天風呂がいい湯宿「大沢温泉」
「大沢温泉 山水閣」本館正面玄関、鉄筋コンクリート造で館内は和風ホテルだ。「山水の湯」内湯、「豊沢の湯」半露天風呂がいい 自炊部「湯治屋」木造三階の趣がある昔ながらの湯治宿で帳場、待合所などレトロ感を味わえる。「大沢の湯」、「薬師の湯」、「かわべの湯」露天風呂がいい。
別館「菊水館」茅葺屋根の大きさ長さに圧倒される湯治宿だが休館中で「南部の湯」は入れない。 「山水閣」での夕食。岩手牛陶板、甘鯛南蛮漬けなど次々と出される食事が最高!
「湯治屋」は基本的に自炊して温泉湯治する宿、お金を入れてガスを五徳コンロに供給する装置。 自炊が面倒な人は、食事処「やはぎ」で色々な定食類、手打ちそば、ラーメン、おつまみなどが食べられる。
「菊水館」の休館は車両が通る豊沢川に架かる橋の土砂災害(ブルーシート)が原因だ。 休館中の「菊水館」の脇に水車小屋が昔からあるようだ。そば粉でも挽いていたのかな?
「菊水館」は休館中であるが、一部館内を「昔ギャラリー」として無料開放している。蚊帳を吊った客室。 昔はこんな炭箱火鉢で暖を取っていたのか。
モダンな昔の「山水閣」 「湯治屋」の混浴露天風呂「大沢の湯」に入る昔の混浴写真。当時のおおらかさが窺える。
大沢温泉の「山水閣」、「湯治屋」、「菊水館」は同じ経営母体だ。昔の番傘 昔の宿泊利用料金表

陣馬山で出会った五月の野草

2019年05月22日 | 遊びにいくこと

ギンランに会えるか楽しみに行ったらキンランに会えた

神奈川県と東京都との県境で、相模湖の北に位置する標高857mの陣馬山へ妻と登ってきた。

JR中央本線藤野駅を下車したらものすごい人の数にびっくり、そういえばNHKのニュースで放送していた「藤野ぐるっと陶器市」が開催しているんだった。

陣馬山登山口に向かう和田行バスは満員状態で発車した。多くの乗客は一ノ尾尾根コース登山口で下車していった。妻と私はすべてのコースを歩いたことがあるが、いちばん楽な終点和田で下車して、二つある和田尾根コース登山口のうち奥(鬼取)から登っている。なぜならばこの時期、途中の登山道で銀ランに会えるからだ。

多くの登山者は最初の登山口(川古奇)から登るので、上がってくる人は少ない。休みやすみ山頂に到着、ホット一息するためというよりお楽しみの清水茶屋へ直行。

清水茶屋名物「刺身こんにゃく」とビンビールで乾杯、妻と心を通わせる。「おでん」、「けんちん汁」、「陣馬うどん」、「陣馬そば」をいただくと登ってきた疲れはどこえやら。

登山者の大半が日帰りだが、栃谷尾根を下り陣馬温泉を楽しんでは

私たちが陣馬山に上る楽しみは清水茶屋だけではない。もう一つは陣渓園の温泉につかり一泊して食事を楽しむのが定番だ。

和田尾根と栃谷尾根登山道で出会った花たち
ギンラン (銀蘭) 和田尾根登山口(鬼取)から800mほど登った林下に11株ほど確認できた。絶滅が危惧される花で、心ない人に荒らされないことを願うばかり。 キンラン (金蘭) 山頂から栃谷尾根の階段状登山道を歩いていると、思いもかけず黄色い花が見えた。花はまだつぼみだが、珍しい花に出会えたことはうれしい。
フタリシズカ (二人静) 陣馬山の登山道に多くみられる。茎の先に1本の小さな白い花が咲いているが、2本が多く4本の花がついたものがあった。 ホウチャクチゴユリ (宝鐸稚児百合) 葉はホウチャクソウに似て、花はチゴユリに似ている。両方の交雑種とあり高尾山で発見された花だが、陣馬山でも見られる。
アマドコロ (甘野老) 一ノ尾尾根を登りきった山頂直下階段脇に群生している。よく似ているのがナルコユリ(鳴子百合) 花数が多く葉が細い披針形で茎は丸い。アマドコロは茎が四角ぼっく葉がタマゴ形だ。 イカリソウ (碇草、錨草) 栃谷尾根登山道にはまき道はいくつもあるが、長いまき道を歩いていると登山道脇に群生していた。花が咲いててなくても葉全体が卵形で、先が尖って基部は心臓型(タマゴ形)をしている。