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終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

白馬でスキー三昧と温泉食事

2019年03月06日 | 遊びにいくこと

私たち夫婦は東京から長野まで新幹線にただ乗って行くなんて考えられない。

朝からではあるが、樽酒ワンカップとお気に入りの銀座大増 老舗の味「東京弁当」を東京駅で買い長野へ向かう。これは朝食だ。

夫婦で「大人の休日倶楽部」に入会したお蔭で東京~長野間(222.4km)新幹線の運賃を三割安くすることができた。
「大人の休日倶楽部」の割引を受けるには片道・往復・連続のいずれかのなかで(201km)以上の利用が条件だ。今回は片道で適用される。

信州といえば「信州そば」か「野沢菜」と「ワサビ」かな。

長野駅に着けば美味しい駅そばの店がホームに二つ、駅ビルの一階にもある。ここで食べてもいいが、私たちが昼に食べたい「そば」は白馬八方の前田だ。

来たぞお目当ての「そば処前田」の赤い暖簾(のれん)が架かっている。近くに林檎屋というそば処があるが、私たちは「前田」のほうが好きだ。観光地でありながら食べやすい値段で美味しくそばの量も多めで人気の店だ。

さあ今日から五泊六日のスキーでお世話になる旅館は、私たちが白馬で定宿としている「まるいし旅館」だ。この旅館を知るきっかけは、ネット上の口コミサイトで高評価されていたからだ。

この旅館の女将さん、スタッフ全員の接客が気持ちいい。跡継ぎでもある娘さん夫婦にお孫さんができ、アットホームな旅館経営でお客様をもてなしている。おすすめする。

大満足の五泊六日スキー旅だが、旅館の夕食写真を撮ってきた。季節によって変わるであろうが参考に載せた。宿泊料金からいって十分な料理だ。

一日目 | 二日目 | 三日目 | 四日目 | 五日目

今回は妻から危険なことはダメよ!上部に上がってはダメよ!ダメよの連発だ。結局のところ初心者コースで基本的な練習に専念した。

白樺ゲレンデから見た白馬岳の山並み
リフトを降りると左側に白馬槍ヶ岳(2903m)、深いキレッドの右に杓子岳(2812m)。 白樺ゲレンデから左側に白馬岳(2932m)、右のなだらかな先に小蓮華山(2766m)。


千葉の御殿山トレッキング

2019年01月04日 | 遊びにいくこと

新年明けましておめでとうございます

五年目に入った私のブログ、「薪作り関連、ストーブ関連、敷地の草花、旅行」ぐらいに絞られる。

新しい趣味や遊びをつくろうと思うが、つい流されて時が過ぎあっというまに一年が経ってしまう。

昨年5月に伐採を手伝い大量のクヌギ類の原木を手に入れ、真夏の日差しのなか妻と薪作りをしたが、まだこんなに残っている。原木からオレンジ色のヒイロタケが出だした。

ヒイロタケ菌に侵食されだしたシグナルか?

焦ります! 今シーズンの薪は二年ほど野ざらしにした原木から薪にしたものを焚いているが、軽くなってしまい火持ちが短いと感じる。

新鮮なうちに加工しなければもったいない! それには作った薪を乾燥させる薪棚が必要なのだが、空きの薪棚がないので新たに作るのが課題だ。

新春の晴れ、御殿山に妻とトレッキングに行く

気軽に楽しめる御殿山のトレッキング
南房総市山田にある御殿山363.9mへ登る起点は、県道89号沿いにある高照寺駐車場。この寺の綺麗な公衆トイレがある。 急坂のコンクリート舗装道路を歩いていき、人家の前を抜けきったところの大きな大木の根元には神様が祭ってあり、その先で展望が開ける。
急坂のコンクリート舗装道路を登りきったところに案内板があり、ここから山の中に入っていく。 案内板から数箇所の急坂を歩ききったところに「里を見下ろす大黒様」の社がある。
中央の双耳峰に見える山が富山、北峰(金毘羅峰)が349m 、南峰(観音峰)342.0m 、右の山が津辺野山259.5m 、山の奥に広がって見えるのが東京湾。 切立った岩峰が頂上付近にそびえる伊予ヶ岳336.6m 、クサリ場がありちょっとスリルを味わえる。先端から眺める東京湾は絶景でしょう。
御殿山363.9m の魅力は富山、伊予ヶ岳、富士山、東京湾の絶景だけではなく、左を向けば外房の海と和田浦が見えることだろう。 今日の山頂は、正月登山に訪れる人でにぎわっていた。私たちもクッカーを使って「餅とソーセージ入りチゲスープ」を味わった。


百名山乗鞍岳トレッキング

2018年09月26日 | 遊びにいくこと

乗鞍岳は登山初心者でも登られると聞いて妻と向かったが。。。

岐阜県高山市と長野県松本市の県境にまたがる剣ヶ峰(標高3,026m)を主峰とする山々の総称だと知らなかった。

乗鞍岳へは、登山道を下から歩いて登るルートもあるが、多くの登山者は両県ともシャトルバス(一般車両の乗り入れが禁止)で乗鞍畳平駐車場までバスに乗って登山を開始している。

千葉から車で中央高速道路を走り、乗鞍高原観光センター駐車場(無料)にたどり着き、畳平行きシャトルバスで向かえば日帰り登山も不可能ではない。

しかし、シニアの私たちはそんな無理な行程はやりたくない。新宿駅から特急あずさ号で松本駅に行き、松本電鉄に乗り換えて新島々駅(新島々バスターミナル)に着く。乗鞍高原観光センター行きバスに乗り換え、道幅が狭い国道158号を上がっていく。

乗鞍高原観光センターからシャトルバスで七曲の急坂を50分ほど乗って畳平に着く。そこはガスで前が何も見えない視界、前日泊で予約してある銀嶺荘の前で下車した。

畳平には宿泊施設が「銀嶺荘」と「白雲荘」がある。鶴ケ池の縁に改築して新しい「白雲荘」があり、私たちが泊まった「銀嶺荘」は鉄筋コンクリート三階建てで、売店、食堂、郵便局がある。疲れたからだを休めるべくお風呂に入り、夕飯とビールで乾杯

朝起きると雲ひとつ無い快晴の空が、今日は期待できるぞと心躍る。乗鞍本宮中之社で参拝し登山の安全を祈願して登る。

あまりのお天気に恵まれカメラで撮りながら登る
乗鞍岳登山口正面には名前のとおり富士山が見えるという富士見岳、中腹を走る登山道、その右上にはコロナ観測所がくっきりと見えた。 登山口から歩き始めて後ろを振り返ると畳平、前日泊した銀嶺荘、無料休憩所、白雲荘が見え、その中央後方には恵比寿岳(標高2,831m)がある。
鶴ケ池を見下ろすところまで登ると前方に荘厳に見える北アルプスの山並みを始めて見た。槍ヶ岳とわかるピーク、その右には西穂高岳、穂高岳だ。 眼下には乗鞍エコーラインが、紅葉は始まったばかりだった。連なって見えるのは中央アルプスの山々だろうか?
登山道といっても車が走る道。想像してたより大きく感じた肩の小屋が正面に、後方に赤い建物の宇宙線研究所だ。ここからが本来の登山口かな。 肩の小屋登山口から乗鞍岳の主峰である剣ヶ峰(標高3,026m)山頂小屋が肉眼で見えた。
コロナ観測所より高く登ってきた。眼下には歩いてきた車も走れる道、肩の小屋、宇宙線研究所、はるか向こうには北アルプスの山々。 登るにつれて岩・岩・岩の連続だ。登山ルートを示すローブに従って登るが、妻の息切れがきついようだ。小まめに休憩をとりながら登る。
乗鞍岳火口にある権現池が見えるところまで登ってきた。雲海を見るのは久しぶりだ。 私たちが座っているところは剣ヶ峰山頂ではなく、手前の蚕玉岳だ。妻は酸素が薄いのと疲れきってもう登りたくない!! 無理せず下山することに。
剣ヶ峰山頂に登りたい気持ちを抑えて、怪我なく下山することに気持ちを切り替える。蚕玉岳からの槍ヶ岳を見れたことに感謝! 無事に肩の小屋まで下山してきた。久々のクッカーで昼食を作る。もち入りチゲスープ雑炊と小屋で缶ビールを買い登山の無事を乾杯

剣ヶ峰(標高3,026m)山頂を登頂することはできなかったが、標高3,000mの山は酸素が薄く高山病の危険もある。お天気にも恵まれ無理せず楽しめたことに感謝しよう。


考えるきっかけ「終わった人」

2018年06月11日 | 遊びにいくこと

本で読む終わった人?映画で観る終わった人

台風の接近に伴い朝から雨だ。 こんな時はTOHOシネマズに行くに限る。
「万引き家族」、「終わった人」、「用心棒(1961)」、「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」

「家族はつらいよⅢ」は一番に観ましたが、姉さん女房が連れあいの私には少し違和感を覚えた。

私はただお金を稼ぐ人、家内はお金を預かる人、我が家を含めてこれが常識と思っていた。

映画のような旦那だったらとっくに離婚されていたよ。世の中こんなものなのかなぁ~?

タイトルの「終わった人」だが、リタイア後に起こるこのストーリーは遠からずとも多くの人が感じることで、私も喪失感などを感じた。

ただ、私の場合はリタイア前に「この先どう暮らすか」を準備していた。リタイアと同時に「田舎暮らし」に妻ともども熱中したことが、精神的なリバウンドを小さく押さえられたと思っている。

第二ステージの生活は二人で一つと覚悟したのが幸い。

長年の重い荷物を背中から降ろせない人には、原作者「内館牧子」著の「終わった人」を読んで楽しむのも一つの策でしょう。

2016年6月22日「終わった人」内館牧子著の記事を貼り付けました。

「終わった人」内館牧子著
久々の本屋に行き、平積みから『終わった人』の文字が目に飛び込んできた。私自身の頭の中には『終わった人』になった人間なんだという思いがずうっとあった。社会では、会社が営業活動をやめる時の多くは倒産という......

映画のほうは、考えさせるというよりは素直に笑わせてくれました。そうだよね!と軽く気づかせてくれるのがいいね。

「ほどほどのむずかしさ」で書きましたが、行き場所がない、やる事がないよりは、少しぐらいストレスを感じる薪づくり、庭の手入れ草取りがあることが幸せだ。

人によっては趣味三昧であったり、畑で野菜づくりに汗を流したり、ボランティアに社会貢献したりと私にはまねができない生き方をみなさんしていますね。



毎日雨が続きドリームを観る

2017年10月20日 | 遊びにいくこと

寒い雨降りがつづくが毎日映画とはいかない

今年のお天気が夏も秋も異常に感じているのは、わたしだけではないでしょう。報道では世界的な異常気象が報じられているが、天変地異(てんぺんちい)の前兆現象なのか「何十年ぶり」とかが最近は多いですね。

先日、新聞紙面に映画「 ドリーム 」の全面広告が載っていた。

米国NASAで働く実在した女性達をモデルにした作品で、さっそく上映会場を探し観てきました。とてもよかったですよ。

わたしが子供の頃の時代背景なのだが、これほど人種差別が凄かったのかと改めて感じた。

1960年代に白人至上主義がこれほど凄かったということは、黄色アジア人としてやはり差別されたんだろうな。黒人というだけで、能力がないと教育や昇進のチャンスを与えない白人社会。自分自身だって少なからず差別する心を持ち合わせている。

最先端の宇宙開発研究施設で働く知的(ちてき)な人々でさえ、「白人専用」の美しいトイレはオフィスの各所に設置されているが、「白人以外」の使える汚いトイレが施設に一箇所しか設けられていないなど。

だれもが観れば、荒唐無稽(こうとうむけい)な差別と共感すると思うが、黒人大統領が生まれた米国でも、今現在も人々の意識が変わらないというのは根が深いことだ。

日本だって色々な意味で差別はありますよね。。。。。