その後・・・

続・Nちゃんとの日常です。

優しくて

2020-12-12 10:42:42 | Weblog
彩花ちゃんの本を読んだ。娘も10歳なので共感してしまうと何度も涙が溢れた。強くて優しいお母さんだけど、時々優し過ぎて苦しい、もしわたしに正常な精神を保つ事ができたら、件の中学校の校長が家に来た時、犯罪に加担したとして抗議するだろうし、加害者両親に同情などせずになぜ止められなかったのか聞く。
優しい人がつけ込まれる世の中ではいけないけど悪い奴らは優しさに甘えて悪を増長して行く。(困っている人を助けないと混同する人がいるけれど全く違う)
息子さんと重ねてAが良い友達に恵まれていたならなぁ、と書いてあった、、、絶歌に書いてあったが淳くんはじめ良い友達はいた。友達も殴られていた。愛に飢えて狂った人間は良い人を積極的に傷つけてそれでも自分を許すのか試す。これは発達に失敗した子がやる常識らしい。私にもそういうところがある。もちろんやめたい。
本の後半で少年に向けて更生を願う優しく痛ましい文章が綴ってある、、、、きっと、元少年は何度も救われるのだけど、持続不可能な深い闇を抱えているのだろう、
結局、絶歌の出版もあり許すことができないままに先に彩花ちゃんのもとに逝ってしまった。
人は亡くなると愛だけになるというけど、本当にそうでありますように。

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