被害妄想

時々、押し寄せる不安は
被害妄想と一緒なのだろうか？
また、意地悪される、また、まただ、また
意地悪される。
失敗する、やらかす、
不快な思いをさせてしまう
罪悪感、恥ずかしい存在、
酷いヤツは自分

それでも何度も不思議な力に
助けてもらいここまで生きている、
50を過ぎてもまだ小2レベルに幼稚なのに
娘は笑ってくれる、
猫は膝に乗ってくれる。
最近はまた仕事させてもらえている、
多分わたしは恵まれている、祝福されている、

混在

リビングの窓から美しい夕方の空が見える、
北風が次々と雲を南に流している。
冬にはこの時間は真っ暗だった。
生まれてきたくなかったって何度も考えだけど
神秘的な綺麗な景色を見たときには生まれてきてよかったなぁと思う。
美味しいもの食べたときや面白いときも
生まれてきて良かったって思う。
だけど世の中はわからない事だらけだ、
新しい仕事が順調なのか不調なのかさえわからない、
常に不安と幸福感が混在している。
現実の辛い事、誰も助けてくれない強烈な不安に襲われる。
それから何故か真っ暗闇の底から灯りがみえて
美しくて気持ちの良い旋律に救われる、
脳内絶叫マシン、寿命を縮めていくよ。

言葉がキツい

仕事は希望の作業をやらせてもらい、4時に帰れる。
今のところ辞めたいって事はない、
が、同僚の女性がびっくりするくらいイヤな人だ。
挨拶は無視だしペアの男性と事務所に居ない誰かのことをあのアホ呼ばわりして大声で雑談する。
『あのアホ』は強烈なパワーワードで自分のことのようで辛い。
経験上、大阪は言葉がキツい職場が多い気がする。
とにかく仕事ができるようになるのと、
その人と関わらないように頑張っている。

迷子

新しい仕事に2日出勤したがまだどうなるかわからない。
感じの悪い同僚、教えセンスゼロの社長、腐りかけの私の脳みそ。すっかり自信を失っているし不安でいっぱい。
気候の良い5月の連休にしあわせを噛み締められない自分がいる。
10年前は娘のために大金を注ぎ込み旅行に行ったんじゃないかな
20年前はツーリングしてただろうな、広い川にたくさんの鯉のぼりを見た
30年前はドライブかな、カチンと四駆にして走る裏六甲の林道、
40年前は中1ヒマしてたか、新しい友達と出かけたかな。
50年前は流石に記憶がないな
3月の月命日に叔母と須磨の海に行ったとき、
ここに来る度に母は兄が迷子になった話をすると言っていて、
散々迷子になっていた私は寂しくなった。
母の記憶にも小さな頃の私は居ない。
それも仕方ない、兄は羊年の牡羊座で、天王星人
道ゆく人が思わず微笑むくらい可愛らしい男の子だった。
誰もあんな悲惨な死を迎えるなんて想像できなかっただろう、
加藤諦三の良い子が壊れていく本など読んでいると辛くなるので読むのを辞めた。