上場企業での仕事を無事に終えた。もう特別なことがなければ地下鉄に乗ることもないだろう。仕事は好きでまだまだ続けたかったけれど先行きの不安を考えるとこれで良かったと思う。 退職の挨拶もできた。
駅からの帰り道、薄桃色の桜がひらひらと散って美しい。
明日からの中小企業での就業についても不安でいっぱいなんだけど、不安でないと安心できない性分だからこれで合っていると自分を励ます。
健全に成人することに失敗し落ちこぼれのいきあたりばったりな人生も半世紀生きて振り返ると、悪い事ばかりでもない。色々な人の人生を垣間見ることができた。長く続けられないは持続力に欠如として情け無いがそれが私という感じだ。まぁ居座り型搾取よりはマシだと思う。