FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

自分の言葉。

2006-04-06 23:40:15 | ろぐ
ぼくは真っ向から拒絶というか否定されるのが苦手。
まぁ、そういうことが得意なヒトもいないだろうけど。
まずは耳を傾けて欲しいし、ぼくもそうでありたい。

塾で教えていると、どうしても子どもの意見に耳を傾けたくなる。
なにをどう思っているか。
どう考えて、そういう結論に至るのか。
彼らはその気持ちを言葉にする術を持たないことが多い。
アタマの中ではパルスが走りまわって、どういうことであれ結論を導いているはずなのに。
その思考経路を説明できない。
もしくは、「わからない」の一言が言えない。
閉じた貝を無理やり開かせることがいい結果を生み出さないことはよくわかっている。
さて、どうしたものか。

よく言うのは「自分の言葉でいい」ということ。
ぼくが聞いたときに意味がわからなければ、推測するなり、また聞くなりすればいい。
とにかく、誰か他人の言葉を借りるのではなくて、自分の中から言葉を選んでそれを紡いで口に出すこと。
そうすれば相手とのコミュニケーションは可能になる。
当然、ぼくは相手の言葉を否定することはない。
そうかそうか、とうなずいた上で、間違ったところを直していけばいいと思っている。

慣れてもいない塾の講師にそういうことを話すのは、もう少し時間がかかるだろうということはわかっている。
ただ、どうしたらいいのかな、と考えるくらい、いいじゃないか。
結論の出ない試行錯誤をまた繰り返す毎日。

もしかして、これって大人になっても大事なことなのかもしれないなぁ。