おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

さくらの園 外出日

2016年08月05日 15時46分30秒 | 社会福祉法人 さくらの園
じりじりと照りつける日差し。真夏日の今日は、さくらの園の
夏休み前日です。

今日はお楽しみ外出日。
総勢80人近くの利用者さんが、4グループに分かれて、それぞれ
希望する場所へおでかけしました。

非常勤の栄養士として、普段は1日パソコン仕事ですが、本日は
お手伝いで引率をつとめました。
担当したのは、カラオケ。
駅すぐの会場でした。
   
参加の利用生さんの嬉しそうなお顔を見て、こちらもワクワクします。
いつもの作業所での姿と違う面もうかがえました。

あまり言葉をかわすことのない利用生さんがにこにこして、話しかけて
くれました。なんとまあ、私と同じ誕生日だと分かって驚いたり。

さくらの園は、多機能型の社会福祉法人で、「生活介護」、「就労移行」、
「就労継続B」、「相談室」と分かれています。
私が仕事をしているのは、いつもは「就労継続B」の作業場です。
利用生さんは、園に来ると、給食と休憩時間を除いて、DM作業や
紙バック作りの作業を1日、真面目にされています。

外出は宿泊訓練も含め年に3、4回といったところでしょうか。
今日の楽しそうなお姿に、レクリエーションの大切さを感じました。

障がいの内容も程度も様々な方々です。
ひょんなきっかけで仕事を引き受けて5年が過ぎました。
私は「食」を通じた支援をしたいと、色々壁にぶち当たりながら、
やってきました。
他の職員さんたちとの協力体制は欠かせません。
利用生さんへの理解ももっと深めたいし、支援の方法も学びたい。
今日、お手伝いできたのは、ほんとうによかったと思います。

少しでも自分が役にたったこと、経験のない外出の引率で学ぶことが
多かったこと、職員さんの支援のきめ細やかさと、利用生さんへの
思いやり、愛情が非日常場面でことに強く感じられたこと、などなど。
得たものは大きいです。
そして、何より、利用生さん方の、幸せそうな顔が見られたのが最高の
収穫でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする