Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

木星と土星が目立った

2020年07月10日 22時27分26秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 先ほど記事をアップしてから、近くの郵便局のポストまで郵便物を出すことになり、往復15分ほど歩いてきた。体調は回復したばかりなので、ゆっくり・のんびり歩いた。
 帰りがけに南の空を見たら、ちょうど木星と土星のところに雲の切れ目があり、二つだけがよく見えた。木星が異様に明るい。街灯に邪魔されながらときどき空を見ながら歩いた。
 木星と土星のあるあたりになると不思議なことに、南から流れてくる低い雲が切れてそこだけ穴が空いているかのようだ。
 だんだん南の方の空に雲が無くなってきたので、団地の建物の向う側に見える南の空にはさそり座のアンタレスは見えた可能性がある。そこまで確かめに行く気力はわかなかった。

 本日は「方丈記私記」や「百年戦争」は頭に入りそうもないので、断念。ベッドに横になりながら推理小説を少し読んで見た。以前購入してベッドの脇に放置していた、赤川次郎の三毛猫ホームズの一冊。埃が溜まっていた。50ページのあたりに栞か挟まっていたものの内容はまったく覚えていない。最初から読みなおした。
 一応栞の挟んであったところを超えてこんでいるが、とてもあと一時間程度では読み終えそうもない。作者には申し訳ないが、明日以降はまたしばらく放置してしまうことになりそう。
 三毛猫ホームズのシリーズ3冊ほど以外赤川次郎という作家の小説は知らない。人は凄惨に死んでしまうのが私の好みではないが、話のテンポと登場人物の掛け合いは悪くない。気分転換にいい。


体調が思わしくない一日

2020年07月10日 10時02分52秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日はどうも体調が思わしくなかったので、午前中のブログをアップした直後にベッドに戻って、昼過ぎまでぐっすりと寝た。遅い昼食後、近くの私鉄の駅まで遠回りをして40分ほど往復で歩いてみたが、汗が噴き出て快調には歩けなかった。公園のベンチで休養したのち、帰宅すると汗が大量に出ていた。
 買い物で別行動の妻も汗びっしょりで帰宅していた。妻に言わせるとあまりの蒸し暑さに体がついていかなかったとのこと。
 私も、念のために梅干を嘗めてから、シャワーを浴びたら気分が回復した。ひょっとしたら寝ている間に水分が補給できずに、熱中症気味だった可能性もある。昨晩寝る前の水分補給が足りなかった可能性があることに気付いた。
 すくなくとも昼に起きた時点でシャワーを浴びていたら、さらに昼食時に水分補給を自覚的にしていたら、もう少し快調に歩くことが出来たかも知れない。昨晩も、今朝も気温は高くなかったが、湿度はかなり高かった。

 用心をして本日は早寝ということにしたい。

 


カラスはピョンピョン‥

2020年07月10日 10時02分52秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 昨晩は、猛烈な雨の区域が私の住んでいる区の湾岸部を通り過ぎたようだ。我が家の周りではそれほどの雨は降らなかった。強い雨の区域はごく狭い範囲だったようだが、多分風もひどかったと思われる。
 本日も今のところ私の住む地域の北側をかすめるように通過している。私のところは雨は降っていない。
 昨晩から今までの幸運が続けばありがたいが、そんなことはあり得そうもない。出かけるときは傘と防水靴は必携。
 太陽は厚い雲の向うで顔を出してくれないが、久しぶりに風もなく静かな時間である。

 昨年の秋くらいだったか、記載するのをわすれていたけれどもウォーキングの折り返し点の公園でお茶を飲んでいたら、保育園児のひとりがハトを見ながら「パパが、カラスさんはビョンピョンで、ハトさんはテクテクだよ」と引率の保育士に語りかけていた。保育士は「ハトさんかわいいね」とだけ答えていたが、私はこの子の言っている意味がすぐには飲み込めなかった。
 お茶の一服がおわり、しばらく歩いているうちにようやく気がついた。カラスは地上では両足で跳ねるようにして移動する。ハトは首を前後に動かしながら足は人間のように互い違いに動かして移動する。
 カラスとスズメ、そしてハトの歩き方は頭の片隅のどこかに追いやられてしまっていた。あらためて「なるほど」と感心した。
 この保育園児の父親はきっと観察力がある人なのかと想像した。小さな子どもに身近なことをじっくりと観察することを教えているようで、とても好感が持てる親に思えた。園児と保育士の会話のニュアンスからは保育士も、私と同様に、園児の話を理解しているようには思えなかった。
 想像をたくましくすると、この父親は始めから子どもに「カラスさんはビョンピョン、ハトさんはテクテク」と教えたとは思えなかった。カラスの歩き方を子どもに見せて、「ハトさんはどう歩くかな?」と、ハトの歩き方を観察するように宿題を与えたような気がする。
 子どもからハトの歩き方の監察結果を聞いたうえで、「カラスさんはピョンピョン、ハトさんはテクテク」と覚えやすいように教えたのではないだろうか。観察することへの動機づけに成功している。そして言葉遊びで覚えることもたくさんあるが、観察力を同時に植え付けることで、言葉遊び以上に実感を伴って覚えさせることが出来る。言葉遊びだけで知ったとしたら保育士に伝えただろうか。自分で観察して、多分父親に褒められた結果として、「ピョンピョン、テクテク」を覚えたのであろう。
 私はこのように子どもを教えることが出来たかというと、まったく自信はない。この子どもはとても幸せだと思った。