Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

苔の花と朝顔

2020年07月23日 22時40分36秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 家を出たときに少し降り始めた。3つ先の私鉄の駅まで歩き、喫茶店でボーっと外を眺めたりしていた。喫茶店の外のテーブル席が空いており、幸運であった。
 しかし途中から本降りとなり、庇から雨のしぶきが足もとにあたるようになり、店内に移動。外がよく見えないので、若干の読書タイム。「方丈記私記」の第9章を読み終え、第10章へ。読み終えるのがもったいないとは思えないものの、じっくり読みたいという思いは変わらず。

 雨を避けるために喫茶店に入る人が増え、混み合ってきたので少し小止みになったので、傘を差しながら自宅までさらに遠回りしながら歩いた。途中で雨がやみ、ウォーキングの歩調を取り戻した。
 気温はさほど高くなかったものの、湿度が極めて高く大量の汗をかいた。

   

★仏ともただの石とも苔の花       森本林生

★金閣に滅びのひかり苔の花       遠藤若狭男
★石垣に今も銃眼苔の花         中村圭作 


「方丈記私記」その7

2020年07月23日 17時49分01秒 | 読書

 ほぼ10日ぶりに「方丈記私記」(堀田善衛)を再開。本日は第9章「夫れ、三界は只心ひとつなり」を読み終えた。

「(鴨長明は)どうにもトゲがのこる、いつまでたっても、出家をしても、世を捨てても、六十になってもトゲののこる人であった」

 この文章、堀田善衛の鴨長明の人間性に言及しているのだが、堀田善衛自身の自己評価のような気がする。
 この書の冒頭に堀田善衛は「観賞でも、解釈、でもない。それは、私の、経験なのだ」という文章でこの「方丈記私記」ははじまった。しかし次第に鴨長明論になってきた。そして確かに辛辣でトゲのある鴨長明論である。
 これより最終の第10章「阿弥陀仏、両三遍申してやみぬ」となる。どう「私の、経験」へと戻っていくのか、見もの、楽しみである。

 


外出‥

2020年07月23日 13時36分32秒 | 天気と自然災害

 

 昨晩、1時直前に雷が突然鳴り始めた。少し遠いようだったもののビックリ。ほぼ同時に横浜市の北部で豪雨になるという予報メールを受信。あわててXRAINをひらくと、相模原市南区・町田市・横浜市緑区あたりに80ミリを超す雨の区域があった。東南東に移動していた。
 あわててパソコンの電源を落とし、電源コードを抜いた。
 私の住むところでは雷は短時間で音がしなくなり、雨も対して降らずに済んだ。こういう時にレインアイよこはまが稼働していないのは本当に不便である。XRAINでは5分おきの更新でしかない。

 本日の午後は雨の予報(降水確率60%)であり、雲も厚く垂れこめているが、今のところ降る気配は感じられない。

 これより外出、といっても公園まで往復。うれしいことに妻から買い物の荷物運びの指令はない。雨が降らなければ公園で缶コーヒーと読書と、眼鏡をはずして目の保養。雨がふれば喫茶店に入って読書、ないしボーっと1時間ほど。