住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

住いの哲学・其のⅡ

2009年12月10日 | 日記

  殆どの人には、五感と言うものが備わっている。
視覚、言わずと知れた眼に映るものである。  今夜(12月10日)の星空は綺麗です。  表に出て東の空の『オリオン座』でも、眺めてみては如何でしょうか。  稀に見る程、この山形の夜空は、綺麗だ。  正に満天の星。  これが、山形の良いところであるが、電力会社の電気使用量の拡大を狙う作戦で、最近は漆黒の星空を視る事が山形でも少なくなりつつある。

 その他には、聴覚、触覚、味覚、嗅覚それに足すことの『もののけ』すなわち『第六感』と、言う事を含めれば少しは複雑な人間の意識の分析に役に立つだろうか。

 星空を眺めれば、一日の疲れが吹き飛ぶだろうが、風邪を引いたら元も子もない。  今流行の、新型インフルエンザなら、なおさらの事だ。  そんな訳で、住宅にはストレスを生じさせない、そして蓄積したストレスを解消させ、 其処にいるだけでリラクゼーションを感じる事ができるような機能が要求される。


  玄関を開けただけで、トイレの匂いがするような場合には、其の血縁以外の人にとっては(例えば、嫁さん、婿殿)其れは、潜在的ストレスを増長させる。  そもそもが、既存の家族の中に異質な物質が投げ込まれた訳で、化学反応を起こさない事が不自然である。  夫婦なら、水素と酸素のように激しく反応し合ってこそ、安定した水が出来るのである。 多分、家族でも同様と思うことが多い。  なので、私は4世代同居を好ましい事の第一と挙げたい。


 住宅におけるストレス要因を挙げだしたら、それだけでもクドク成りますので、多少のストレスは、生活と思考を向上させる核となるものと認め、それを新たな行動の動機として活用したいものです。

 住いとは、男が(女でも構わないが)外で活動してきた疲れを癒す場所で、出来れば其の一人ひとりが、誰からも奪われる事の無い場所と認識出来るような、言うなれば闘い終えて帰るところのある事を実感できるようにしたいものです。


  家が個人の心の拠り所ならば、国家は民族の拠り所です。  家も国も其の人々にとっては行動終了後の約束の場所です。  農耕民族の日本は、生産の限界を知っています。  牧畜民族の中近東も其の家畜の飽和限界を知っています。  狩猟民族の血を引くアングロサクソンだけが、限りない欲望をむさぼる『DNA』を持ち続けているのだろう。  日本が、どうすれば世界の中で消滅しないで生きて行けるのか、どうすれば流浪の民と成らないのか、 たまには、星を見て悠久の時を考えてみたい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 公務渡航はビジネスクラスで | トップ | 村山農業高等学校・発展の為に »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事