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働かざる者、喰うべからず・・・?

2016年09月26日 | 日記

  今日も、息子は会社が繁忙期だからと言いながら、ブリキのロボットの様に、関節を曲げられず摺り足で、車まで歩いて行った。
可哀想で、声の掛けようが無い。  お弁当に愛情を一杯込めたつもりだが、それが息子に通じているのかどうか・・・・?  本人は、それどころではないとは思うが・・・。



  その職場では、一応役に立つと思われる≪資格≫は持っているのだが、本人が望んでそうなったのか知らない(あり得ないと思う)が、臨時雇いと云う事で月収は、概ね12万円と云う所である。 
   

  麻生副総理が数日前に『講演』で言ったと『NHKネットニュース』で、報道されていたが儲かっている会社は、内部留保に向けずに、従業員の給与と、設備投資に回せとあった。(現在はNOTFOUND) 以下引用 NHKネットニュース 9/17付
***** 麻生副総理兼財務大臣は福岡市で講演し、企業が利益を内部に
ため込んだ「内部留保」が増え続けている現状を批判したうえで、経済を活性化
させるため、設備投資や賃上げなどに、より積極的に回すべきだという考えを示
しました。
 この中で、麻生副総理兼財務大臣は「景気がよくなったせいもあり、企業は内
部留保を着実に増やしながら、財務省に来ると『法人税を下げろ』という話をよ
くする。 しかし、法人税を下げてどうするのか、内部留保をためて何をするの
か私はそれをいちばん聞きたい」と述べました。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    *****


  何回書いても、どうも響かない様であるが、筆者が若かりし頃、共産主義の官僚国家は、指導者層の収入「一般労働者の 400倍 も有るそうだ、オヨヨ・・」という単純な驚きで、だから『共産主義官僚国家』はダメだと云う、非難を込めて話をしたことが有った。

  ところが、現在の資本主義と云われる英国、米国、そして日本、はるかにその所得格差は比ぶべくも無い。  2015年の日本の役員報酬のベストは、次のようなものだ。
引用URL : http://matome.naver.jp/odai/2134883260842257001


  とても、400倍どころではない。
12万円/月 ×12月/年 =144万円
647800万円/年 ÷ 144万円/年 ≒ 4500倍 となる。


  これも、何回も取り上げた気がするが、あの外国に負けない人物を作ろうとした『松下村塾』を模して、『松下政経塾』を立ち上げた、『松下幸之助翁』。 創られた人物は、全く別物であったが、それはそれとして、彼は『講演』の場では良く言った事が有った。


  それは、所得税と諸々の税金を考えれば、10万円の講演料を戴くより、然るべき御馳走でもしてもらった方が、ソロバンが合うという事であった。
と云うのは、当時累進課税が、高額所得者は所得税70%以上で、そのほか住民税とか合わせると、≪80%以上が、税金で持って行かれる≫ と云う事だったそうである。


  現在は、経営者層も株主層も、国際的になりいろいろと法的に難しいことも有るのだろう。  しかし、日本の官僚は優秀だというのは、評判だけでは無いであろう。
知恵を働かせて、どこぞの大学教授の様に外国に住民票を持って行ったり、儲かった資金を海外の租税回避地に持って行ったり、赤字会社との連結決算とか、外国人の株主や経営者からの税金取立て云々・・・・等何とか出来そうではないのか。


  ここは、≪働かざる者喰うべからず≫と云う言葉を、法律に携わる人々に思い起して戴き、知恵を出してもらう他は無い。
グローバリズムだからとか、新自由主義だからとか云う、言い訳を認めて居たら、世の中はまだまだ、殺伐とした荒々しい世になる事は、間違いない。

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