住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

警鐘・八ッ場ダム・考察

2009年09月23日 | 日記
 ある掲示板は、「世界一複雑で高い税金を払い、其の金が何に使われようが無関心、世界一従順で、寡黙、勤勉な皆様へ」と言う書き出しで始まっている。 

 

 この民族性は、モンスーン地帯に住む東南アジア住民に共通のもので、農耕を主体とした人たちに長い間に培かわれてきたものであろう。
農作物を栽培するには、天候に対する諦めと期待、勤勉の勧めと果報は寝て待ての、矛盾する項目が同時に進行して何ら矛盾を覚えない国民性に落ち着いた。 自然の力を背景に、神と支配者を同格として、万民に神話を持って服従する事を教えた権力者。 だから、支配者は万民の生活の延長線上に無ければならなかった。 権力者だけが、神から選ばれたものとして、一族だけ贅沢をする事など有り得なかった。
 
 バイキング魂を持った北欧、狩猟民族であったアングロサクソン、牧畜民族であるアラブ系と違い、天候に左右される生活様式が、自然の神々を同時に信仰するに至った理由なのだろう。 だから、他者を認め、譲り合い、共存共栄、助け合いの生活が成り立ってきた。
単一神教のキリスト教が、其の成り立ちからして熾烈な環境で生き抜いた者達の宗教で、選民主義をはらんでいる事を考えれば、農耕民族は駆逐される危険性があることを忘れてはならない。 もっと国民は自律的に激しく動かなければ・・・・。


 閲覧数の向上の為、八ツ場ダムを取り上げたが、距離的に遠く其の詳しい事情は解らない。 一応関係したコメントを何か書かないと期待に反するので、以下書き留めておこう。

 一言で言えば総論賛成、各論反対? 補償金一杯貰いたい? ごね得、心の底から反対? 57年間継続事業だそうだが、洪水は無かったの? たぶん、感情的なもつれ以外何も無い? 数字ではっきり必要性が無いことを証明出来てるの?    あるいは洪水に対する代替案提示で解決? 洪水は立ち退きの現地の人たちには関係あるの? ダムを作ることのデータが時代に合わないとしたら、感情的対立を捨て、冷静に話さねばならないのだろう。
 

 ダムに付随したムダな施設と資金を地元にバラマキが一杯、一杯ある?
ダム完成に伴う、無駄な補助金を洗い出せばその理由が透けて見えてくるのではないか? 完成祝い金とか公民館新築費とか、それに類する援助金が見えないところに隠されているのではないか? 57年前設計? その予算4600億円? ん十年前に積算した金額で完成出来るの?

 ピイチク、パーチクと場外から言葉を投げさせてもらえば、 不審、不解な事は沢山ある。 反対の住民達がまるで子供たちのような単なる『ゴネ』『ダダ』でないことを期待したい。
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